表紙 松島トモ子
口絵 フェルト生地ボンフェルトの広告
バレエ「青空に踊る」 鰐淵晴子・朗子姉妹
次号付録予告 「少女万年筆」
付録に万年筆だなんて豪華ですね。
でも少女向けならもっとかわいい色にすればいいのに…と思ったら「少年」10月号にも同じ付録が付いています。両誌兼ねていたわけですね。
このころ万年筆って既にカートリッジ式があったのでしょうか。
スポイト式の万年筆ってありましたよね。
この付録はスポイト式でしょうか。
昭和41年頃、学生の間で『英雄』というスポイト式の万年筆が流行りましたよね。
友達が持っているのを借りて使ったことがあります。
安価な中国製だったから学生の手に届きやすかったのでしょうね。
『英雄』とはメーカー名だったのか商品名だったのか…。
私は最初“ひでお”と読んでいました(^_^;)
「カバヤココナツキャラメル」の広告
「東京・パリ」 高橋真琴
パリの名所を写真合成で紹介。
世界一のテレビ塔「雲の上ではたらくおとうさん!」
建設途中の東京タワーです。
この少女のお父さんは建設の監督さんなのだそうです。
連載映画物語「りんご姉妹」
松島トモ子主演の東映映画
「となりのとまちゃん」 にしなさだお
「少女三人」 牧美也子
昭和の食卓 ちゃぶ台 おひつ お鍋の三点セット。
電気釜が作られた頃、電気鍋も発売されました。
いくら電化時代と言ってもさすがに電気鍋はすぐに無くなりましたけど(^_^;)
左下 切れちゃいましたが少女がたらいで洗濯しています。
そのたらいに“共同”と書いてあります。
アパートなどの共同流し場ではたらいも共同だったのですね。
新連載「青い目のマリー」 松本あきら
松本氏の少女はかわいい(*^_^*)
「消えたうば車」 うちのすみを
この時代の代表的なうば車のデザインですね。
妹が乗っていたのを覚えています。
一緒に乗っていて、私は頭から落っこちたことがある、と母は言うのですが私は全然覚えていない(^_^;)
頭を打ったせいでしょうか(^_^;)
写真読み物「くるみちゃんはもう泣かない」 橋田寿賀子
くるみちゃんのスカートの前あたりにみかんのスジがあるのがわかりますか?
他のページにも何箇所かスジが入っています。
56年前、寝転んでみかんを食べながら読んでいた少女の姿が目に浮かびますね。
「かおりちゃんのひみつ」 水島順
美空ひばりちゃんの映画漫画「そのマリ子はにせものです!」 オオトモヨシヤス
(東映映画「ひばりの花形探偵合戦」より)
当時の東京下町の象徴、お化け煙突が描かれています。
お化け煙突とは足立区千住の火力発電所の煙突で、ひし形に4本並んでいて、方角により重なって3本、2本、1本に見えることから呼ばれた呼称です。
昭和28年の映画「煙突の見える場所」で一躍世に知られることになりました。
千住生まれの私はお化け煙突を見て育ちました。
千住の土手をテッテッテッと走り、3本、2本になるまでは見ましたが、1本になる場所までは遠すぎて行かれませんでした。
オオトモ作品にもちゃぶ台が登場しています。
気をつけてみるとちゃぶ台の足が経机の足のように下の方が外側に反っています。
うちのちゃぶ台の足はストレートだったと思います。
もしかして初期のちゃぶ台はこんな足だったのでしょうか。
「クラスおてんば日記」 今村洋子
「あけみのねがい」 東浦美津夫
実話「おうちへかえりたい!」
母が亡くなり、幼い妹の面倒を見る定子ちゃん。
漁師の父の借金の為に夏休みは毎日子守の仕事をしなければならない…。
「白い牙」 大竹昌夫