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Channel: まつざきあけみのブログ
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昭和34年「少女ブック」4月号

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別冊付録 「緑の真珠」 わたなべまさこ
       「東京の青い空」 横山光輝

口絵・懸賞「ビクターのトランジスターラジオが25人にあたります」
私たちの世代はトランジスターラジオと言うと「オールナイトニッポン」などの深夜放送でおなじみなのですが、このころのトランジスターラジオはきっと高価だったんでしょうね。

トモ子ちゃんの世界巡り「インドの花まつり」 松島トモ子

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「東京新名所」 モデル・安田祥子 子鳩くるみ
前年の33年に開業した東京タワーと新宿御苑の大温室を紹介しています。
小学校3年の時(37年)遠足で“マンモス温室”に行ったのですが、“大温室”の事なのかな、と調べてみましたがよくわかりません。“大温室”はまだあるようです。

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次号付録予告
“プリンセスブローチ” 皇太子の成婚記念付録だそうです。
 子供の時、夜店の付録屋さんで買った馬車のブローチ。
ずっと忘れられなくて数年前ヤフオクで入手しました。
現物をお見せしたかったのですが、どこにしまったのか分からなくなってしまいました(^_^;)

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「山びこ少女」 わたなべまさこ
別冊の「緑の真珠」と2本立て。
 “「わたなべまさこ先生の、すてきな赤い自動車の事は、もうご存じでしょうね? ところが、この車で町へおでになったまさこ先生のうしろから、憎らしい車がイヤというほど、ゴツーン。まさこ先生はお顔を強く打って病院に運ばれました。でも幸いおけがはかるく、もうすっかりげんきにおなりです”…と書いてあります。
 まさこ先生はハイカラな女性だったんですね(*^_^*)

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「あかいかんなちゃん」 根岸こみち

「わたしのアルバム」真田かよ子
70年代には“ふえるアルバム”っていうのがありましたね。

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「ママのひとみ」 石井きよみ

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江利チエミと高倉健の結婚式の写真があります。

写真小説「星はみている」 出演 松島トモ子 小畑やすし

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「チコちゃん」 野呂新平

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「おはようこんにちは」 つのだじろう
この少女、ちゃんとストッキングをはいています。わざわざ色もついています。
画像では見ずらいと思いますが、ストッキングの光沢もホワイトで入れています。
つのだ氏のこだわりでしょうか(^_^;)

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「話のオルゴール」 浅野寿々子 渡辺まさえ
“テレビの時代です!”『テレビのおはなし』
“テレビは人間のながいあいだの夢でした…そして、今、この新しい夢はどんどんひろがっていくのです!!”
テレビ放送が始まって6年。テレビの台数は160万台。

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連載小説「さんしょ娘」 源氏鶏太 江・日向房子

「すみれさん」 入江しげる

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「ひとりぼっち」 真田晴男

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“おたのしみ映画館”
「東京べらんめえ娘」 美空ひばり
「黄色い老犬」

つづき小説「ふとった子」 幸田文 絵・江川みさを

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写真小説「そよかぜの歌」 浅野寿々子 鰐淵晴子

「おかあさん」 窪田篤人 絵・糸賀君子

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「クリクリ小町」 益子かつみ

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「ふたりの願い」 木村光久
バレエの好きなちどりと舞子の小菊との友情。


昭和40年「少女フレンド」34号 35号 36号

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34号
表紙に「アリンコの歌」ちばてつや とありますが、先生ご病気のためお休みです(^_^;)

口絵・“買う時に見比べて下さい あなたと夏のネグリジェ”
モデル 高見エミリー ジュディ・オング
わたなべまさこ・牧美也子氏などの漫画でおなじみのネグリジェは、この頃の少女の憧れでしたが、今はあまり見ないですね。

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「東京シンデレラ」 細川知栄子
ライバルデザイナー奥村の嫌がらせでファッションショーの衣装が焼かれてしまう。
絶望するマリア磯村にノッコは衣装を作りなおすことを提案する。
発表会当日、ノッコの晴れ姿を見とどけにシルビア皇太子が現れる。
皇太子を国に返すべく大使館に頼まれた警察官が待機しているとも知らずに。
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遺体で発見された吉展ちゃんの続報「おにいちゃんはどこへいったの?」
吉展ちゃんの妹美子ちゃん(5歳)は吉展ちゃんが亡くなった事を理解できませんでした。
 犯人・小原保の親族は村で疎外され、遠い親戚の少女も学校に通うことも出来なくなったそうです。

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読切「ふたりだけの友情」 赤松セツ子
ちばてつや氏休載の代替作品の様です。

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“ここでふしぎな事件が… あなたは信じますか”「夜光る面」 文・中岡俊哉 絵・石原豪人

「王女エレナ」 里中満智子

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新連載「なかないで白い星」 松本零士
北海道が舞台の、クマと少女の物語。
クマでも、犬でも、猫でも松本氏の動物はみんな同じ顔(^_^;)
 額に星があるので“白い星”と名付けられる。
同じ松本作品で「赤毛のひとつ」も、額に星のあるクマで名前が“ひとつ”
すんごくかわいそうなお話で、はなみず垂らして泣きました(^_^;)
動物が死ぬ話は嫌ですね(-_-;)
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「ママがこわい!」 楳図かずお
お風呂の覗き見
唐獅子牡丹よりこわい背中のうろこ(^_^;)
 不二家のペコちゃんがお風呂に入っているところをポコちゃんが覗き見しました。
それに気づいたペコちゃんはなんて言ったでしょうか?
答・「見る気~?(ミルキー)」
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“ふふふふ…”こわいですね~(^_^;)
この頃の楳図氏の漫画はラストと次の回の初めのコマはまったく同じに描かれています。
もちろんコピーではないので、微妙に違うんですけどね(*^_^*)

「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫

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35号 
表紙・太田博之 渡辺篤史 高石かつ枝(「青空にらくがきしよう」の出演者)と高見エミリー
今号も「アリンコのうた」(ちばてつや)は休載。

口絵・「宝塚スターブロマイド」
昔の少女雑誌ではお馴染みだった宝塚も少女漫画誌ではあまり扱われなくなっていました。
 那智わたる 真帆志ぶき 麻鳥千穂 内重のぼる 高城珠里 上月晃 甲にしき
メイクは今より濃いですね。ヘアもすごく盛ってます(^_^;)
 “上月晃”は細川先生の後の「あこがれ」の“上月光”のモデルでしょうか?

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新連載「おはようエルザ」 細野みち子 原作・原淳一郎
 なかよしの友達の家に遊びに行ったさぎりは、コリー犬の雑種の子犬に出会う。
プールでの事故がもとでさぎりは光を失うことになる。
エルザと名付けられた子犬とさぎりの前に過酷な運命が待ちうける。

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「東京シンデレラ」 細川知栄子
ノッコの機転でシルビアを警察官から守ることができたが、シルビアの為には国に戻った方が良いのではと考える。

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“スターからきいたこわいお話”「わたしはゆうれいを見た」
和泉雅子 高橋英樹 加山雄三 倉岡伸太郎
 イラストの和泉雅子の顔が怖い(^_^;)

第3回 少年少女まんが作品の入選発表
入選作 なし
佳作一席 小川保雄「星への階段」
 小川氏はこの漫画賞でデビュー。
1943年生まれで、この時22歳。
明大の漫研OBと言うので、米沢嘉博氏とは同窓生になるんですね。

佳作二席 荒木美代子「フローラの白い花」
 この作者はデビューはしていないと思います。

努力賞 生山千鶴「小さな天使」
     神山 純「少年警視庁」
 生山さんはこの時ではなく、43年の漫画賞でデビューしたと思います。

最終審査に残った作品
 松井由美子 小山恵子 藤井明美 加藤幸子 小林幸子 及川敬治 栗原辰夫 あいかわとみひろ
松井さんのデビューはこれがきっかけでしょうか。

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新連載「ロレッタ」 北島洋子
バレエ物です。
北島さんの作品は好きなのですが、これは印象が薄かったのか覚えていません。
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「ママがこわい」 楳図かずお
カエルを食べた蛇女。
 カエルの次はお前だよ…って、カエルからいきなり人かよっ(^_^;)
 
 母は子供の頃、蛇が蛙をくわえたところを見つけて棒きれで殴ったら、蛇はカエルを吐きだして逃げて行ったのだそうです。
“カエルは何か言った?”と聞いたら“ありがとうと言ってた”…ってほんとかい(^_^;)
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逃げても逃げても追いかけてくるヘビ女(^_^;)

「なかないで白い星」 松本零士

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36号 夏休み特大号 表紙・高橋真琴

口絵・スピードくじの」商品はネグリジェとベッド モデル・榊原ルミ 高見エミリー

“世界一さむい国にすむエスキモー”
 「エスキモー」はアラスカインディアンの言葉で“かんじきの網を編む人”という意味だそうですが、誤訳で“生肉を食べる人”となり、それが侮蔑語だとして現在では「イヌイット」と呼ばれています。

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特集「あなたにゆうれいの写真をお見せします」
夏の定番の幽霊写真。
これらは何度も目にした伝統的な霊写真ですね。
たぶんほとんど、というか全部合成写真なのでしょうが、昔ははそれなりに楽しめましたね(^_^;)
●イギリスのゆうれい とあるのはコナン・ドイルも信じたと言う妖精の写真。

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「おはようエルザ」 細野みち子

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「東京シンデレラ」 細川知栄子
シルビア皇太子は警察より大使館に引き渡され、国に返されることになった。

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「アリンコの歌」ちばてつや やっと連載再開。

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「なかないで白い星」 松本零士
牧氏との合作より松本氏の少女の方がやっぱりしっくりきますね。
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読切「死の谷」 青池保子
余命わずかな兄を伴って、親戚の田舎を訪ねたルート。
兄のエルンストは山で不思議な少女と出会う。
少女は死の国に案内する死神だった。
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松本あきら「谷に消えた久美」によく似ています。
パクリと言うより青池氏も「谷に…」にインスパイヤされたのだと思います。
私はどちらの作品も好きです。
表紙がとても素敵で切り取って今も持っています(*^_^*)
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「ロレッタ」 北島洋子 
タイトル部分が切り取られています(^_^;)

「ママがこわい」 楳図かずお
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“にたり” と笑うヘビ女。怖いよ~!(^_^;)
ヘビ女の正体は、多鱗症というウロコのある病気を患った女で、自分を蛇だと思い込んでいたのだ。
そのヘビ女も冷凍庫に追い込み、弓子の家にやっと平和が訪れた。
それもつかの間、ヘビ女は病院から抜け出し、弓子に復讐しにやってくる。
2部「まだらの少女」に続く。


昭和40年「少年マガジン」38号 石森章太郎「歩く水死体」

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表紙・横山光輝
夏休みなので読切が石森章太郎・水木しげるの2本立て。

口絵特集 “SF大画報 地球があぶない!”「きょうふの怪円盤戦隊来襲!」 絵・南村喬之
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「日本列島からとび出す大火球」
 地球に大きな力が働いてひび割れができるとマグマが吹き出す…
インパクトがあり過ぎて、この絵ははっきり覚えています(^_^;)
本当にこんなことが起こるかもしれない…とすごくこわかったです(^_^;)
「怪星接近! ああ宙高く車も人も」
暗黒星が地球に衝突!
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「植物か?動物か? 人類をおそうなぞの怪物」 絵・石原豪人
「氷河期の恐怖 地球をおおう大氷山」

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「ハリスの旋風」 ちばてつや
生活感のあるこの表紙絵はとても印象の残っています。
蚊取り線香の落ちた灰まで描かれていて芸が細かい(*^_^*)

連載読み物「これがFBIだ!」

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「丸出だめ夫」 森田拳次
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ダイナマイト図解 「はじめてあかす タイムマシンのひみつ」
H・G・ウェールズ原作の映画「タイムマシン」は名作ですね。
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「ワタリ」 白土三平

「コマンドJ」横山光輝
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今週の特だね 新幹線の怪事件「きょうふの 首なしゆうれい」

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読切「ホンダラ小僧」 滝田ゆう
小沢さとる「エムエム三太」が休載の代替作品の様です。
この作品はまったく覚えていないのですが…味のある良い絵ですね。
 左ページの下にジュースの販売機がありますが、そうこの頃こんな販売機がありましたね。
上にドーム型の部分にオレンジジュースが噴水の様に出ていて…。
紙コップに注がれて出てくるのでした。
屋外で紙コップと言うのは衛生的に問題あったかも?
たしか20円だったかな。
オレンジジュースといっても果汁は入っていませんでした。
後に発がん性があるとして使用禁止になった人工甘味料のチクロがジャンジャン使われていた頃ですね(^_^;)

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「黒い秘密兵器」 一峰大二 原作・福本和也

特別企画 ダイヤモンドシリーズ「007のひみつ50」 15ページ
巻頭の企画と共に「マガジン」の特集物は毎号充実した内容を誇りました。
イラストレーターも一流作家をそろえ、読み応え、見ごたえがあります。

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「ドテピン太郎」石森章太郎
石森作品の中でこれは“駄作”だと思います(-_-;)

「宇宙少年ソラン」宮腰義勝

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「牙王」 石川球太

読切「歩く水死体」 石森章太郎
進が見た水死体、それは水中でも生活することのできる生体実験だった。
 この岸壁の描き方に魅かれて、真似して描きました。

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読切「墓場の鬼太郎 夜叉」 水木しげる
この作品の前に鬼太郎シリーズ「手」があったと思うのですが…。
その時が水木作品との初めての出会いで、なんて気持ち悪い絵!と思いました(^_^;)
貸し本屋で単行本の「墓場鬼太郎」を見た時は、さらに気持ち悪かった(^_^;)

発売日が8月末、夏休みも終わりの頃です。
よく覚えている本なので、それだけ読み込んだのだと思います。
…ってことは宿題なんかほったらかしていたんだろうなぁ(^_^;)

昭和39年「なかよし」7月号

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表紙・上原ゆかり 高石かつ枝

口絵・「花火」 和泉雅子
りぼん、ゆかた、団扇の星は模様ではなく、星型の紙を貼りつけただけの物。
バトンガール姿の小橋玲子 
オルガンを弾いているのは高見エミリー

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バレエ・ポスター「もうすぐオリンピック」 森下洋子
富士山だけ合成です。

次号付録予告
ビニール製のハンドバッグは可愛い!欲しいです(*^_^*)
腕時計、紙製のサングラスは子供だましかも(^_^;)

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「スターニュース」
本間千代子 榊原ルミ 島かおり 来日したパティ・デューク 梓みちよ 坂倉春江

ディズニー映画「王様の剣」
ウォルト・ディズニー氏が関わった最後の長編アニメだそうです。
私は観たことがないのですが、この作品には女の子のキャラは出て来ないのでしょうか?

「ひとりぼっち」 牧美也子

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「しあわせの星」 赤松セツ子 表紙が切り取られていました(^_^;)

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「リボンの騎士」手塚治虫
「少女クラブ」や初期の「なかよし」での連載と比べるとザックリ感が目立ちます。
着色はたぶんアシさんの手によるものなのでしょうね。

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「海の星 山の星」 望月あきら

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「すてき!テコちゃん」鈴木清子

世界名作「アルプスの少女」 絵・高橋真琴

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読切「風鈴荘に風が吹く」 木山茂
30年代初期の頃と比べると随分絵柄が変わっています。
 町中の風鈴が一斉に鳴る時、鈴子を迎えに来ると言う手紙が届く。
風鈴荘夫人と名乗るその手紙の主は鈴子を捨てたママだった。

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読切「たなばたの舞い姫」 西奈貴美子
日本舞踊物ですが、衣装や舞台の描き方がリアルなので西奈氏ご自身も日本舞踊の経験があるのでは?

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読切「水の森のエリカ」 松本あきら
この号の中でこれしか記憶にありません(^_^;)
好きだった「少女」の頃の絵とずいぶん違っていたのでちょっとがっかりしたのでした(-_-;)
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2ページにわたるこの点々…というか細かい線の描き方がすごい\(◎o◎)/!

「少女フレンド」広告

「なかよしスターニュース」
広田三枝子 古賀さと子 四方晴美
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「家に三男二女あり」大村崑 久良木瑞枝 
「二十四の瞳」 香川京子
「歌うティーパーティー」守屋浩 ヤング・ピンポンズ(うーん、知らない(^_^;))
「こんにちは赤ちゃん」 若原一郎 梓みちよ
映画「若い港」 三田明 山内賢 和泉雅子 伊藤アイ子

裏表紙・アサヒ靴の運動靴

昭和40年「少女フレンド」38・39・40・41号

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表紙 高見エミリー

口絵・「スピードくじのダブル賞はこれ!」 舟木一夫
ありましたね、このパズルキーホルダー。持っていました(*^_^*)

「ノッコちゃんかべかけカレンダー」細川知栄子
かーわいいでしょう?私のお気に入りの一枚です♪
切り取ったのを持っているのですが、最初に入手したこの号には欠けていたのであらためて同じ号を入手したのでした(*^_^*)
切り抜きだけのも入手したので同じものが3枚あります(^_^;)

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壁掛け②谷悠紀子

特集「これはめずらしい!紙の洋服」
にしき紙と言う、化学繊維と植物性の繊維とをまぜて作った紙で作った洋服。

フレンドスリラー劇場「不思議な人形」
エミリー・ベアード 月丘夢路

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「東京シンデレラ」 細川知栄子
カノコによってスウェーダン領事館の手から逃れることができたシルビア。
一方ライバルデザイナーの奥村はショーの発表会をめちゃめちゃにするため毒入りの弁当を差し入れる。

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「アリンコの歌」 ちばてつや
炭鉱事故の様子がリアルに描かれています。
子供の時は漠然と読んでいましたが、この年であらためて読むと胸が痛みます。
38年の三井三池炭鉱事故で親を失った子供たちは私たちと同世代なんですよね。

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「おはようエルザ」 細野みち子
左目の光を失ってしまったさぎり。
もう片方の目を救うためには左目を摘出しなければならないと聞いて母親は…。

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新人歌手 真理アンヌのニュース物語「神様パパを返して」
 真理アンヌって女優だと思っていたら歌手でデビューしたんですね。

「「宿題に便利! 全国の天気早わかり」
夏休みももう終わり。計画表に記入するのなんかほったらかしていたので、この記事は助かりました(*^_^*)
毎年夏休み時期には掲載されたので、中学3年までしっかりお世話いなりました(*^_^*)

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「おしゃべり通信」
似顔絵、右から3つ目の“杉本静枝”さんは、45年度のマーガレット漫画賞入選(P・N 嵯峨野朋枝)でデビュー。

「アイアム デコ!」 こだま歌夫

「ロレッタ」 北島洋子

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「王女エレナ」 里中満智子

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「まだらの少女」 楳図かずお
弓子はいなかのおばさんの家に遊びに行くが、病院から逃げ出したヘビ女は弓子の後を追ってくる。
天井裏をはいずりまわるヘビ女~~~~!
 うちの天井では時々ネズミが走ります(^_^;)
以前の猫は音のする方に向かって歯をカチカチ鳴らしていましたが、今のニャンコどもは誰も反応を示しません(^_^;)今時のニャンコめは~~~~!

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表紙・高見エミリー

口絵・色紙プレゼント
漫画家直筆の色紙プレゼントはこれが最初ではないかと思います。
里中・ちば・細野各氏はたぶん印刷のイラストに直筆サイン。
楳図・こだま・北島・細川各氏はイラストも直筆の様です。
 細川先生の色紙が欲しくて欲しくてたまりませんでした(^_^;)
でも当選するのはたったの10名。絶対当たるわけがないとあきらめて応募はしませんでした(-_-;)
細川先生を好きな気持ちは誰にも負けないのに~~~!と、悲しくて悔しくてたまりませんでした(-_-;)

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「宝石案内世界地図」 ノッコちゃんがご案内。

「東京シンデレラ」
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奥村と仲たがいしたカノコは奥村を裏切る。
奥村に襲われ怪我をしたカノコをノッコはまたモデルとして使ってくれるようマリア磯村に頼みこむ。

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読切「白ゆりの城」 高橋真琴
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読切「横町スズメ」 長谷川一

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「おはようエルザ」
さぎりはエルザに会いたがるが母親は拒む。

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「王女エレナ」

「まだらの少女」
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いとこの京子が村を案内しているうちに、二人はへび屋敷に辿り着く。

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表紙・高見エミリーと梶光夫

口絵・「ふしぎなふしぎな世界旅行」エミリーちゃんと三田明

これはべんり「五千年のおしゃれ事典」 絵・谷悠紀子

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養命酒の広告

「おはようエルザ」

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ニュース物語「おかあちゃんに会いたい…」
父が亡くなり、母が東京に出稼ぎに。
二人の姉妹は母に会いたさに東京に行こうとして鉄道公安に保護された…。

感動の映画物語「アンクルトム」 9月18日東京で封切り

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「東京シンデレラ」
シルビアをかくまってもらうため、マリア磯村の知人の家を訪ねる二人。

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それを知ったカノコは新聞社や警察に知らせてしまう。

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「アリンコの歌」

「王女エレナ」

「まだらの少女」
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口絵・「びっくりおしゃれプレゼント!」 吉永小百合

「ノッコちゃんかべかけ」細川知栄子
うわ~~~~~~~!かっ…顔に落書きが~~~\(◎o◎)/!
どうしてこういうばかなことをするんだい!(^_^;)

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「東京シンデレラ」
百万円の懸賞金につられた村人によって再び警察に追われることになったシルビア。

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アフリカで黒人の医療に生涯をささげ“密林の聖者”と呼ばれたシュバイツァー博士が、1965年9月4日90歳で亡くなりました。
 博士は風月堂のゴーフルが好物だったそうです。

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がんばれフリッパーの人気者「ぼくの名前はルーク・ハルピン」
「フリッパー」は長い間何度も再放送されていましたね。

「今週のニュース」“キャロリンちゃんが跳馬大会で入賞!”
7歳のケネディ大使です。

「おはようエルザ」

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「まだらの少女」
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                                                     ↑ヒョエエエエエエ~~!
いとこの京子に異変が!

昭和34年「少年マガジン」創刊号

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表紙 大関朝汐太郎
同時期創刊の「少年サンデー」は表紙に巨人の長嶋茂雄を起用。
値段はサンデーの¥30に対して¥40。5号より¥30に値下げ。
中閉じ 総ページ数86ページ。
サンデーの表紙は薄手なのですがマガジンは月刊誌の様に少し厚みがあります。
付録はテレビドラマ「天兵童子」吉川英治原作 絵・矢野ひろし
テレビドラマ「新吾十番勝負」川口松太郎原作 絵・水島順
「西鉄稲尾選手物語」 残念ながらこれは欠けています(-_-;)

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裏表紙 
公務員初任給が¥10000程の時代に、21・5㎝の運動靴が¥285。24㎝のバスケットシューズが¥580と言うのはずいぶん高額ですね。

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口絵・スポーツクイズ「突進!」
私は誰でしょう?
1、私は相撲界では初めて十代で三役になりました。
2、私の本名は加藤高明です。
3、写真はけいこ場で横綱若乃花の胸をめがけて突進する私です。
で、答は若秩父。
ちなみに本名の“高明”は“たかあき”ではなく“こうみょう”なのだそうです。

「無敵の左腕」国鉄 金田投手

「大相撲春場所速報」

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スポーツカード 藤尾茂 田宮謙次郎 森 徹

連載「13号発信せよ!」 高野よしてる 2色8ページ
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「創刊おめでとう」
大関 朝汐太郎 上野動物園園長 古賀忠道 巨人軍 川上哲治 京都大学教授 湯川秀樹

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「若乃花か朝汐か」“力と技の決戦”

「がんばれ西鉄、まけるな巨人!」“王者を破った国鉄・南海”

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連載 テレビドラマ「右近左近」 吉川英治・原作 絵・忍一兵 8ページ
この作者は挿絵画家さんでしょうか。漫画は描きなれていないようです。

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「今年はこわい長嶋選手」
切れてしまいましたが左側に地球ゴマの広告があります。
30年代の少年誌にはたびたび広告が載りましたね。
ところでこのメーカーのタイガー商会は経営者や職人の高齢化と後継者がいないことから2015年4月で地球ゴマの生産を終了し、廃業することになったのだそうです。
それを聞いた時、地球ゴマってまだあったのかとビックリしました。
小学校低学年の時、男子が遊んでいたのを見たきり、見たことがなかったので(^_^;)

連載小説「月光仮面」 川内康範 絵・中村猛男

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連載「疾風十字星」 山田えいじ 2色8ページ

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「週間豆新聞」
修学旅行専用列車“ひので号”のニュースは「サンデー」にも掲載されています。
 アメリカの中・高生は、お小遣いをためて自分専用の9インチテレビを買うのだそうです。
アメリカと日本の文化レベルの差を感じますね(^_^;)

連載「冒険船長」 遠藤政治  7ページ

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「探偵クイズ」 出題・手塚治虫
左側に「月光仮面 怪獣コング」の広告。

「きみには負けない!」“投・打の好敵手 王と板東”
私は板東英二のプロ野球の現役時代を知りません。
ゆでたまごが好きな、植毛を理由に脱税した人…というイメージしか(^_^;)

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連載「もん吉くん」 伊東章夫 2ページ

「人間ロケット発射!」
6月4日、アメリカで開発された高高度極超音速実験機X-15に搭乗するテスト・パイロット スコット・クロフォード。

連載少年小説「探偵京四郎」 林房雄 絵・吉田郁也

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次号予告

巻末グラビア「火をふく打棒」大毎オリオンズ 山内選手
「右近左近」

切手の広告  切手収集は当時の少年のコレクションの定番。

昭和40年「別冊マーガレット」11月号

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表紙・ハンガリー合唱団のメンバー ラヨシュ君とマリアちゃん

口絵・お買いもの大懸賞!

世界の花嫁さんびんせん 絵・わたなべまさこ

“舟木一夫さん 夢の状さし”は切り取られています(^_^;)

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特集 “三田明さん 豪華アルバム”

総集編「こんにちは先生(ハロー・ドク)」完結編100ページ 水野英子
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写真小説「船の姉妹」 出演 恵とも子 
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「さよならジョン」 木内千鶴子
 叔母の家に世話になっている光子は野良犬のジョンと仲良し。
知り合ったお金持ちの夫人に気に入られ養女に望まれるが、夫人は大の犬嫌いでジョンは引き取れないと言う。
しかたなくジョンを置いていき、ジョンは犬とりにつかまってしまう…。
 後味の良くないお話です(-_-;)

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「漫画家名鑑」
この頃はまだ漫画家の情報が公開される事はあまりなかったと思います。
各漫画家の住所、生年月日、本名など。
“好きな漫画家”の項目はなかなか興味深いものがあります。
どんな漫画家の影響を受けたかは作風や画風でおおむね推測できますが、好きな作家と言うのは意外な漫画家だったりするのですね。
今村洋子さんはディズニー。武田京子さんは長谷川町子。ちばてつやさんは加藤芳郎。わたなべまさこさんはペイネ。水野英子さんはそのやましゅんじ。
細野みち子さんは那須良輔。…って誰?と思って検索したら政治風刺漫画家でした(^_^;)知りません(^_^;)
野呂新平さんはオー・ソウロー。…全然わかりません(-_-;)

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「新鋭 漫画家けっさく集」

「風花」 西谷祥子 扉絵は糸賀君子。
せっかくなら西谷氏のカラー表紙にして欲しかったですね。

由香は友人の瑛子に誘われるまま軽井沢に向かった。
ボーイフレンドの良一のことを気にかけながらも、瑛子の兄の淳二に魅かれていく。
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逡巡しながらも由香の心が良一から淳二に傾いた時、淳二には既に婚約者がいる事を知る。
一方、良一のもとには由香と淳二が親しくしている様子の写真が届く。
結局由香は良一も失ってしまった。

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「血子ちゃん」 池川伸冶
この本の中で覚えているのはこの「血子ちゃん」だけです(^_^;)
インパクトが強かったんですね(^_^;)
本誌初登場とあるので池川氏の商業誌デビュー作なんですね。

パパは猫が大嫌い。
だから美和子は内緒で猫のチコを飼っている。
そのチコが突然姿を消した。
その日から妹の理子の様子がおかしい。
パパに殺されたチコが理子に化けて復讐しに来たのだ。
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「私はなにも知らない」 泉久子

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「松原くん」 吉森みきを

昭和40年「少女フレンド」42号 43号 44号 45号

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42号
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表紙・高見エミリー 太田博之 吉永小百合 本間千代子 久保浩

口絵・特集“たのしいセーター おしゃれなセーター セーターを130人にプレゼント”

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「おはようエルザ」 細野みち子
さぎりは母が実の母でないことを知ってしまう。
左目だけでなく右目も見えなくなってきたが、母に心配かけまいと治り始めてきたと嘘をついてしまう。

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読切 「こんにちはネコちゃん」 青池保子
 エツコが拾ったかわいい子猫。
猫は助けてくれたお礼に願いを何でもかなえてくれると言う。
疑いながらもエツコは妹の病気を治してくれるよう頼むが…。
 この作品は大好きだったのでよく覚えています。
妹と二人で台詞のアフレコごっこをして遊びました♪ 
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「東京シンデレラ」 細川知栄子
警官たちに追われるノッコとシルビア。
あぶないところを新聞記者の刈田に助けられる。
非常手配が解けるまで回送電車の中に隠れるが、その電車は警戒の厳しい名古屋に向かっていく。

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「アイ・アム・デコ!」 こだま歌夫

「アリンコの歌」 ちばてつや

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「王女エレナ」 里中満智子
第4回漫画賞募集の告知。
入選発表は翌41年13号。
この回で谷口ひとみ氏、飛鳥幸子氏が入選し、デビューします。

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「まだらの少女」 楳図かずお
へびになってしまった従妹の京子はカエルを食べてしまう。

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「ロレッタ」最終回 北島洋子
このバレエシーンはカラーで見たい(*^_^*)
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読切「秋風のうた」 あすなひろし
あすな氏フレンド初登場。
あすな氏は「フレンド」「マーガレット」にほぼ同じくらい作品を発表していますが、「マーガレット」のイメージが強いです。

43号
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表紙・高見エミリー 森下洋子

口絵・ 少女フレンド作文コンクール当選者の“わたしたちのアルプス…パリ旅行”

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絵物語「もうひとりのアン」 文・村岡花子 絵・谷悠紀子
 「赤毛のアン」の作者 ルーシー・モンゴメリーの少女時代の物語。
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谷悠紀子さんつながりで谷悠紀子とリビアを。
↑昭和49年「なかよし」ショウワノートの広告ページに谷氏の紹介があります。
谷氏は昭和40年半ばごろからは主に学年誌の「星シリーズ」を執筆。
学年誌では漫画家の情報など載せる事はあまりないので、谷悠紀子氏についてはほとんど知られてはいないと思います。
デビューは貸し本と言うのは聞いたことがありますが。
兵庫県出身でお父様は新聞記者だったとか。
演劇が好きでテレビ局の仕事を経て漫画家になったそうです。
サインが“谷ゆきこ”ですが表記は“谷幸子”となっています。
“谷幸子”が本名なのでしょうか。

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「おはようエルザ」 
失明の不安をかかえながら久しぶりに登校するさぎり。
途中に出会ったクラスメートに、さぎりの席はもう無いと聞かされる。

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「東京シンデレラ」
名古屋行きの列車から二人は飛び降りるが、その際ノッコが大けがを負ってしまう。
ノッコを助けるためにシルビアは自ら警官の前に姿を現す。
シルビアはスエーダン王国に帰らねばならなくなったが、シルビアはノッコも一緒に連れて行こうとする。
ノッコは喜ぶが、シルビアには国に婚約者がいる事を知る。
ノッコは身を弾く決心をする。
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「アリンコの歌」

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新連載 松本零士・牧美也子先生のギリシャ神話「月桂樹になった水の精」

「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫

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新連載 「あれがパパの星」 竹本みつる
 叔父の家で世話になりながら、東京に出稼ぎに出た父の帰りを待つマコ。
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「まだらの少女」
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「王女エレナ」

44号
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表紙・高見エミリー ミス・ディズニーランド ミッキーマウス
さりげなくエルザもいます♪
ミッキーがあまり可愛くない(-_-;)

口絵・ディズニー映画「メリー・ポピンズ」

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「おはようエルザ」
クラスメートの意地悪に走り去るさぎり。
公園にたたずむさぎりのそばに寄りそうエルザ。
そこへ悪ガキどもがやってきてエルザに乱暴するが、目の悪いさぎりは助けてあげる事が出来ない。
エルザに申し訳なく、友達の家に返そうと決心する。

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「アリンコの歌」
教室の横の物置に住むことになった城先生のもとに妹の智子が訪ねてくる。

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「特だめスターニュース」
左は「逃亡者」のデビッド・ジャンセン

ギリシャ神話「かなしみの花ひまわり」

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「東京シンデレラ」
国に帰るシルビアを見送るため、せめて見送りをと飛行場に向かうノッコ。

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「王女エレナ」最終回
ラストのコマのエンドマークが映画の様で印象に残っています。
新連載予告「パティ ばんざい!」 青池保子

45号
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表紙・エミリーちゃんと「ただいま11人」の出演者

口絵・“流行の手かがみ コレクションあんない”
“パリのサンドラちゃん通信”「わたしのすきなエッフェル塔」

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“どちらがねえさんかしら?”「ふたごスターがこんなにいます」
ザ・ピーナッツ
なが月姉妹 チャーム・チャックス ザ・ココナッツ こまどり姉妹 
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レモン・レモンズ 京ふたり子
ザ・ピーナッツ こまどり姉妹に続けとばかり、双子デュオがこんなにいたんですね。
全然聞いたことがないけれど(^_^;)
 もっと後になりますが、裕子と弥生 リンリン・ランランってのもいましたね。

「東京シンデレラ」
シルビアと別れたノッコは再びモデルの仕事に復帰するが、姉のカノコの意地悪が続く。
突然吐血するノッコ。
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「おはようエルザ」
友達の家にエルザをこっそり置いてきたさぎり。
エルザは再びさぎりの後を追ってくる。
エルザの姿を見つけた母犬の前に列車が!

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新連載「パティばんざい!」 青池保子
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「まだらの少女」最終回
とうとう従妹の家族全員ヘビになってしまった。
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たばこのヤニでヘビを撃退。
呪いも解け、弓子は無事東京に帰郷することができた。
 次号予告「あなたの青い火が消える」



昭和34年「なかよし」7月号

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表紙・子鳩くるみ
まんが「ペスよおをふれ」は別冊なので本誌には掲載なし。
まだ牧美也子、赤松セツ子などの女性作家が登場する前の「なかよし」は、ほぼ男性作家の作品で占められています。

口絵・「お人形とバレエ」 鰐淵晴子
バレエシューズが当たる大懸賞
「きいろいぼうし」 松島トモ子
写真の人形を20名にプレゼント
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「そろいのはちまき」
大藪京子 渡辺まさえ 渡辺典子 小川きよの

次号付録予告

占いカード

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「ナナ子よ!」 中島利行
場所は日比谷公園でしょうか?
ベンチの少女はものすごく根性が悪そうな顔をしている(^_^;)
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「トモ子の日記」
松島トモ子の近況。
右の少年は清水良太
ウィーン少年合唱団の歓迎会の司会をするトモ子ちゃん。
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「かのこちゃん」 山根赤鬼
七夕の笹飾り。
昔は七夕が過ぎると笹飾りは川に流していました。
公害問題が深刻化し始めた30年代後半になって笹飾りを川に流すのは禁止されました。
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絵物語「エリカの青い目」 新川和江 絵・岸田はるみ
1色の少女は「うるわしのサブリナ」っぽい。
きゅっと上がった眉はこの頃のメイクの」流行りでもあります。
中原淳一も「それいゆ」誌で好んで描いており、中原の影響を受けた岸田はるみ、江川みさお、内藤ルネなども同じような眉の形になっています。
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新連載「海からきたパール」 しのぶいっぺい

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「マサ子の谷」 藤本章治
「少年ケニヤ」の少女版でしょうか。
サイがリアル。
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続き物語「その火はきえない」 絵・江川みさお

この年創刊された「少年マガジン」の折り込み広告。
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「あなたのスタイル」 絵・日向房子
少女雑誌におけるスタイル画は中原淳一にはじまります。
日向さんは既に個性的な絵を描いていましたが、スタイル画になると中原風。
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「おらあトシ子よ」 山根ただし

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続き物語「七色の湖」 絵・勝山ひろし
勝山氏の絵も中原風の眉に。

なんと漫画作品の募集の告知が。
これは漫画賞と言っていいのでしょうか。
ただし新人漫画家の発掘ではなく、即戦力となる既成作家の作品を募っているようです。
発表は9月号なのですが、残念ながら未入手なので入選結果が分かりません(-_-;)
 入選の賞金はなんと15万円\(◎o◎)/!
誰が入選したんでしょう。興味がありますね。
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「山の子マキ」 林栄子
おじいさんも含めてキャラクターがまさ子先生っぽい。
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「アケビちゃん」 しのだひでお
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「ひよりちゃん旅日記」 伊藤章夫
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「なかよし新聞」絵・松下啓介
松下啓介も内藤ルネ同様中原淳一の門下生。

新連載予告「ジーナは歌う」 水島順
西部劇ブームの中、少女漫画にも西部劇物が登場。
同時期「少女ブック」では川内康範原作で「緑の草原」という西部劇の連載漫画があります。

続き物語「赤い太陽」 絵・丸山圭子
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芸能記事「なかよし劇場」
バレエ・上原まちこ
桑原みゆき 山本富士子 平山芙美子 三原有美子 ザ・ピーナッツ  
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最終回「ながれゆく花」 水島順
テープ投げは出航の際のお決まりの風物詩ですが、最近はほとんど見なくなりました。
事故もあったりして禁止されたのかと思いましたが、まだやっているところもあるようです。
ちなみにテープ投げの風習は日本だけなのだそうです。
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「ハルミのねがい」 高木康之
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「ぼくら」「少年クラブ」広告。

「のらくろ上等兵」田河水泡

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「のらくろ上等兵」田川水泡
昭和7年初版 昭和14年264版発行 定価壹圓(一円)
B4判160ページ
大日本雄辯會社講談社(現・講談社)「少年倶楽部」1931年(S6)1月号~1941年(S16年)10月号
単行本としてまとめられた10巻の1巻目。
全ページカラー。
264版と言うのは驚異的ですね。
いったいどれくらいの部数が出たんでしょう。

「のらくろ」はもちろんリアルタイムでは読んだこともなく、漫画の“古典”的位置づけの作品でしたが、単行本のデザインの美しさに魅かれ入手しました。
70年代にテレビアニメ化されたので「のらくろくん」に馴染みのある方もおられるでしょうね。

田河 水泡(たがわ すいほう、1899年明治32年)2月10日 - 1989年平成元年)12月12日)は、日本漫画家落語作家。本名、高見澤 仲太郎(たかみざわ なかたろう)
(ウィキペディアより)
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田川氏自身によるデザインだと思いますが、82年前とは思えないほど洗練されたデザインだと思いませんか?
アールデコ様式の影響を受けているでしょうか。
薄紙をめくると田川氏の写真。
御幼少の頃苦しい生活だったと思えぬほどおしゃれでモダンな方ですね。
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                                    ↑ 枠にのらくろがいっぱいいます♪
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                                    ↑上にも下にものらくろいっぱい(*^_^*)
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↑漫画の合間にのらくろのひと筆描き
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↑ のらくろ一等兵に進級                     迷路です。
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今まで考えたこともなかったのですが、肩章の星一つが二等兵、星二つが一等兵になるんですね。
“軍旗祭” のらくろ版ウォーリーを捜せ。
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“のらくろ図案集”おりがみでのらくろをつくりませう。
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                                    のらくろ、伍長に昇進。
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昭和40年「少女フレンド」46号 47号 48号 49号

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46号 表紙絵・牧美也子
デザイン・レイアウトとも洗練されていて、好きな表紙の一枚です。 柿が美味しそう(^_^;)

口絵・“これがフランスのお人形”
“人気スターシール”
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“世界の少女シール”絵・高橋真琴
“フレンド人気漫画シール”「おはようエルザ」以外は保谷よしぞう氏による似顔絵

“びっくりおしゃれプレゼント” モデル・吉永小百合
“フランスのおしゃれな少女バレリーナ

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「おはようエルザ」 細野みち子
 エルザを見つけて駆け寄る母犬ローザは列車にはねられ死んでしまう。
動物霊園に眠るローザの墓参りをするさぎりとエルザ。
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「アリンコの歌」 ちばてつや
 町の運動会の招待状が届き、町の小学校との対抗試合の為に城先生の特訓が始まる。

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「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫
“ギリシャ神話”「やまびこエコー」 絵・牧美也子 松本零士

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スター物語「もうひとりの吉永さん」大学一年生の人気スター

“ここに不思議な事件が…”「ゆうれい館が東京にあった!」 文・中岡俊哉 絵・石原豪人
 東京のある古い洋館にはそこで亡くなった少女の幽霊が出ると言ううわさが…。
 
 場所が特定出来てしまい、読者が何人か尋ねて行ったようです。
48号で“近所の人に迷惑がかかるのでやめましょう”と断り書きがあります(^_^;)

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「東京シンデレラ」 細川知栄子
 胸を病み、吐血しながらもそれを隠してモデルの仕事を続けるノッコ。
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シルビアから手紙が届くが鬼の姉カノ子はこっそりその手紙を燃やしてしまう。
そこにシルビアが飛行機事故で亡くなったと言う新聞記事が。

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読切「あなたの青い火が消える」 楳図かずお
 事故で頭を打った事がきっかけで、人の頭の上に命の火が見えるようになってしまった今日子。
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次号から新連載「紅グモ」

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「パティばんざい!」青池保子
「あれがパパの星」 竹本みつる

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47号 表紙・エミリーちゃんとスコットランド軍楽隊
バグパイプと言うと「キャンディ・キャンディ」のアンソニーを思い出します(*^_^*)

口絵・「オーベルンキルヘン少年少女合唱団がやってくる」

“ねっ!このぼうしすてきでしょ!”

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○秘写真をはじめて公開
中学3年の時の舟木一夫。

新連載写真小説「わたしがふたりいる!」 エミリー・ベアード 高田敏江

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「東京シンデレラ」
 ノッコをかばって猫のミミがはねられてしまった。
動物病院がどこも留守でやむなく日赤病院を訪ねるが、親切な内田医師に助けられる。
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ノッコの病状にも気付いた医師は治療を勧めるが、ショーに穴をあけてはいけないとノッコは黙って病院を抜け出す。

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「アリンコの歌」
智子の特訓で競技種目の練習に励む分校の生徒たち。
その中で、落盤事故で父を亡くした権助君が学校に来ない。
工事関係者が権助の小屋を取り潰し、追い立てたと言う。

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「ジャジャ子ちゃん」

“映画 ケネディ大統領・稲妻の二年十カ月 より”
「パパはお空に生きてるの」

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“ギリシャ神話”「ヒヤシンスになった美少年」 牧美也子・松本零士

“ワンマンショーをひらくすてきな4人のなかま”「ジャニーズのちかい」
ジャニーズ日生劇場で初めてのワンマンショー。
 
 日生劇場では日本生命保険と劇団四季が共催で、1964年から都内の小学生を無料で招待する「ニッセイ名作劇場」がありました。
私たちの時は「王様の耳はロバの耳」でした。
舞台の歌を今でもはっきり覚えています(*^_^*)
もらった鉛筆には確か“日本生命”と書いてあったな(^_^;)

「パティばんざい!」

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「おはようエルザ」
  とうとうさぎりの目がまったく見えなくなってしまった。
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母になんでも甘えるさぎりに、担当の松井先生は厳しく…。

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新連載「紅グモ」 楳図かずお
 たか子・美也子姉妹の家に新しい母がやってきた。
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たか子の寝室に母は紅グモを放つ。

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48号 表紙・高橋真琴

“アメリカのめずらしいお祭り”
太田博之がアメリカで体験したハロウィンを紹介しています。
今では日本でもすっかり定着しましたが、ほとんどの人は知らない時代ですね。

「エルザびんせん」がついているはずなのですが、残念ながら切り取られています(-_-;)

「わたしがふたりいる!」

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「おはようエルザ」
 さぎりの為を思う松井先生の思いは届かない。
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さぎりの誕生日に友達の洋子がケーキを持って訪ねてくる。
屑かごに捨てられていた盲学校の案内書を洋子が見つける。
松井先生からの手紙を母が破り捨てたのだった。

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「アリンコの歌」
 権助を捜しに捨て石山にいく仲間たち。

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“愛と勇気の人・ケネディ大統領物語 その1 少年時代”

神話が浮かぶ秋の神話「夜空に輝くふたつ星」絵・谷悠紀子

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「東京シンデレラ」
 内村医師からノッコの病状を知らされたマリア磯村はあわててノッコの行方を捜す。
発表会の会場でノッコが倒れているのを発見する。
ノッコの輸血の準備が始まった。
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いきさつを知らされたカノ子はいきなり今までつらく当たっていたことを反省する。
おいおいカノ子、鬼の姉がいともたやすく反省してしまっていいのか?(^_^;)
 しかしノッコの血液型は日本人には少ないRHマイナス型で輸血する血液が足りない!

RHマイナスって、これで初めて知ったのだと思います。
なぜか憧れてしまいましたね(^_^;)RHマイナスに(^_^;)
残念ながらRHプラスのA型であります(^_^;)

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読切「おかあさん」 保谷よしぞう
 母は洋装店で働いていると嘘をつき、実は夜の店で働いていた。

この頃の保谷氏の絵は細川先生風なのですが、この表紙の絵は目鼻の配置が牧さんっぽい。

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「紅グモ」
 継母はたか子の口にむりやり紅グモを押し込む。
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                                                     ↑ヒエ~~~~!
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読切「雪のルル」 松本零士                  ↑エルにしか見えない(^_^;)
前のページ右下に「第6回 講談社三賞きまる」の記事。
さしえ賞 下高原健二
写真賞  桑原史成
児童漫画賞 水木しげる「テレビくん」
         今村洋子「ハッスルゆうちゃん」

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「パティばんざい!」

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49号 表紙・エミリーちゃんと三田明

口絵・「あなたにおすすめできるアムセサリー」

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みんなで手分けして同じ血液型の人を捜して奔走する。
その甲斐あってノッコは持ち直すが、その先の治療には高額な費用がかかると言う。
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 一方、飛行機事故の捜索隊は生存するシルビアを発見する。
ノッコは自分の治療の為に家まで売ったマリア磯村にこれ以上迷惑をかけられないと再び姿を隠す。

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「アリンコの歌」
権助は捨石山で石炭を拾ってお金に替えようとしていた。
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しかしその石炭を所長にとられてしまい…。
 権助は自分を捨てて出て行ったと思っていた母からの手紙を見せられる。
死んだ父が今まで隠していたのだった。

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「特だねスターニュース」
「チャコちゃんハーイ!」の四方晴美

“日本へきた女性宇宙飛行士テレシコワさんの物語”
「わたしはかもめ」
宇宙船ボストーク号からテレシコワさんが発信した“わたしはかもめ”
私は“宇宙を飛んで私はカモメの様な気分”的なものだと思っていましたが、“かもめ”は彼女のコードネームだったんですよね(^_^;)

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「おはようエルザ」
盲学校へなど行きたくないと嘆くさぎり。
校医の村瀬先生が松井先生の思いを伝える。
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誕生日のケーキのろうそくの火も自分の力で吹き消すよう促す。

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「紅グモ」
紅グモが身体に入ってしまったたか子は激しく苦しんだ後死んでしまう。
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しかし棺の中で息を吹き返し…。

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ギリシャ神話「すいせんになったうぬぼれや」

スター物語「山田太郎さんはこんな人」

「パティばんざい!」



昭和31年「少女クラブ」9月号 石森章太郎「幽霊少女」新連載

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表紙・近藤圭子
一部が無残に切り取れらています(^_^;)

口絵・“ほら つれたわ” 右 松島トモ子 左 浅丘ルリ子

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“月にうかれて” 渡辺典子 刈谷ヒデ子

次号付録予告
あまりかわいい付録は付かなかった頃ですね。
学習相談室”なんて全然楽しみじゃないですね(^_^;)
 前のページにちょこっと見えるのはオリンパス刺繍による手芸教室。
オリンパス刺繍糸は女子ならみんな家庭科の時間でお世話になりましたね。
今でもちゃんと家庭科で刺繍など習うのでしょうか?

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「火の鳥」エジプト編 手塚治虫 7ページ
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「くらやみ姫」 木山シゲル 8ページ
横が寸足らずの変形サイズです。

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探偵小説「すみれの怪人」 西条八十 絵・谷俊彦

“東宝映画”「ロマンス娘」
 美空ひばり 江利チエミ 雪村いづみ

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新連載「幽霊少女」 石森章太郎 8ページ
 「少女クラブ」の編集長丸山昭氏に見いだされた石森先生が上京後初めて描く連載少女漫画。
31年9月~32年10月。
 隼探偵団の海野と横山は車にはねられそうになった少女が幽霊のように消えてしまったのを目撃する。
探偵団のメンバー谷ユリ子には行方不明の双子の妹がいる。
幽霊のように消えた少女は実はユリ子の妹、マリ子だった。
マリ子は狂気の科学者の実験により四次元の世界を行き来し、盗みを強要されていた。

この時代に、ましてや少女漫画で“四次元”という設定は誰も考えなかったでしょうね。
シネマスコープのような横長のコマ取りも斬新です。
ストーリー構成も回想や時間が前後するような表現があり、読者にとっては少々難解だったかもしれません。
石森氏の将来性を見込んで丸山氏が自由に描かせたのだろうと思います。
(「二級天使」<四六判 虫プロ商事>収録)
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少女小説「リラの花かげに」 小糸のぶ 絵・勝山ひろし

スター物語「赤いカンナの咲くころ」 沢村みつ子さんの巻
この歌手をご存知の方はおられるでしょうか?
気になったので調べてみました。
 昭和17年生まれ。
沖縄のアメリカ軍のクラブでジャズを歌っていたところをスカウトされ、アメリカ・日本の映画にも歌手・子役として活躍されたそうです。
この記事では松島トモ子の「あんみつ姫」で共演のエピソードが書かれていますが、マーロン・ブランドや小林旭とも共演したようです。
 歌手としては「奥さまは魔女」の主題歌。
余談ですが、女優の三田佳子の倅が覚せい剤で逮捕された後、彼が歌手としてデビューするために沢村美司子さんが経営するスクールで彼女本人から指導を受けたそうです。
2008年3月11日 66歳で死去

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「めだかちゃん」 山根青鬼

「みどりの舞扇」 山内竜臣

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「おねえちゃんのえんそく」 むれあきこ

「「おてんき姫君」 大友朗

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「おせんち小町」 うしおそうじ

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読者のページ「仲よしクラブ」 カット・水野英子

昭和41年「りぼん」9月号 水野英子「ハニーのすてきな冒険」新連載

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表紙・鈴木登志子

口絵 “あなたへ夢のプレゼント”

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次号付録予告
ケープ、コーム、ヘアピン、鏡、紙せっけん、紙香水のおしゃれセット。
牧さん、まさ子先生の漫画の中で少女はブラッシングの時はケープをつけていました。
このケープの付録はよく覚えています。
しっかりつけてブラッシングしましたよ(^_^;) アハッ!アハッ!アハハハハァ~~~!ハズカシイ(^_^;)

“りぼん名作劇場 「ねむれる森の美女」”
エミリー・ベアード ケネス・クラーク(ミスタースポックのような髪型(^_^;))

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「虹にねがいを」 牧美也子
ンゲ~~~!表紙が切り取られています~~~!(^_^;)

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新連載「ハニーハニーのすてきな冒険」 水野英子
左は8月号掲載の予告ポスター。(ちなみに裏はまさ子先生のイラスト)
予告を見てからとても楽しみにしていました。
ひょんなことから気球にのりこんだハニーハニーが世界中を飛び回る冒険と漫画。
少女漫画版「80日間世界一周」(ジュール・ベルヌ原作)
毎号カラーの表紙がとってもきれいでした。
 42年か43年頃の「COM」にハニーハニーがアニメ化するという記事があって、エ~~~~ッ!?とビックリしました。
でもいくら待ってもアニメになる気配はなく…立ち消えになっちゃったんでしょうか。
だいぶ後になってアニメ化は実現しましたが、イメージがあまりにもちがっていて放送は観ませんでした(^_^;)
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この花火の美しさには圧倒されました。
コミックスではカラーが再現されないので残念です。
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“スターだより”
「バットマン」のロビン、東映の「サイボーグ009」の吹き替えは太田博之だったんですね。
ディズニー「バンビ」 大映「大魔神怒る」 東宝「サンダ対ガイラ」 東映「ワタリ」

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「5年ひばり組」 巴里夫

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「四人姉妹」 上田とし子

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「魔法使いサニー(サリー)」 横山光輝 ちょっとお姉さん顔のサリーちゃん。

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「マミちゃんのおもり教室」 中城けんたろう
 “中城けんたろう”…名前は知っているけど、何を描いた人だろう…と思ったら、そうだ「キックの鬼」(原作・梶原一騎)の作者ですね。
「マミちゃん…」は少女向けだからか劇画タッチではなく手塚先生っぽい。
少女漫画作品は少ないようです。

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“こわいお話「十三夜の影ぼうし」”絵・伊勢田邦彦

“人気漫画家訪問” 今村洋子 上田とし子

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巴里夫 牧美也子 水野英子 横山光輝

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わたなべまさこ

「幸せをつかもう」 田中美智子

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絵物語「1000グラムの1000子ちゃん」 絵・今村洋子

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「おかあさまのページ」
保護者世代の意見交換のページ。
 読者の母親からこんなお便りが。
“小学4年の娘が「りぼん」を愛読しているが、あまりに漫画が多すぎるのではないでしょうか? 少女向きの名作読み物を漫画にせずに連載して下されば良いと思います”
これに対して編集長の梅村義直氏の返事。
“現在の娯楽雑誌は「漫画の中に読み物がある」時代になり、押しとどめる事の出来ない革命です。私は「娯楽は雑誌で、教養は単行本で」という意見を持っています。読書の姿勢を区別する。これがひいては、漫画一辺倒の子供を作らないことになると思います”
 漫画を読むとばかになる、と言われたのがこの頃ですね(^_^;)
それでもまだ読み物はバランスよく載っていた方だと思います。

裏表紙・中島製作所広告
マーガレットちゃんにおねえさんができました。私に名前をつけて下さい。
 人形の名前を一般公募。
マーガレットちゃんはずんぐりむっくりのお人形で、ファッションドールとは全くの別物。
この子が後のスカーレットちゃんだと思います。
リカちゃん以前に日本で最初に登場したファッションドール。



昭和38年「りぼん」9月号付録 「ローマの休日」水野英子

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「りぼん」別冊付録 カラーシリーズ⑤「ローマの休日」水野英子 B6判 127ページ
表紙・内藤洋子
りぼんカラーシリーズは1963年5月号「ふたりの花物語」(竹本みつる)から1969年9月号「おてんば選手」(巴里夫)まで77冊刊行。
くだん書房様のサイトによれば増刊のカラーシリーズ「四葉のクローバー」(むれあきこ)を含めると78冊とのことですが、やはり増刊で武田京子氏の作品もあるようです。

「ローマの休日」はオリジナルはご存知O・ヘップバーン主演の1953年公開のアメリカ映画「ローマの休日」
昭和28年と言えば日本は高度経済成長も始まったばかりの頃です。
このおしゃれな映画は当時の日本人の目にはどのように映ったんでしょうね。

たぶん私と同世代の少女たちは、「ローマの休日」は映画より先にこのカラーシリーズで出会っていると思います。
私にとっても「ローマの休日」と言えば映画よりも水野版「ローマの休日」の方が印象が深いです。
記憶は美化されるものですが、後年再び水野版「ローマの休日」に触れても当時とまったく変わらぬ感動を受けました。
 80作程あるカラーシリーズの中でも、私が読んだのは30冊ぐらいでしょうか。
その中でも私にとってのカラーシリーズベスト3は、1に「ローマの休日」2に「奇跡の人」(水野英子)3に「若草物語」(北島洋子)です。

 水野作品の中でも人気の高い作品で、昭和41年に「別冊りぼん」で再録された後は、コミックス化を切望されながらも版権の関係で長いこと日の目を見ることができなかったそうです。

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↑このページは「別冊りぼん」再録の際描き直されています。
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                                   後半部分も再録時に何箇所か描き直しがあります。↓
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↑裏表紙
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昭和41年「別冊りぼん」 表紙・榊原るみ
「ローマの休日」「ふたりの花物語」再録 A5判

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表紙・表紙裏とも描き下ろし。
右側に「マキの口笛」別冊(B5判)の予告があります。
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↑描き直し部分。オリジナルと比べてみてね♪原稿が紛失したのでしょうか。
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↑後半の違いも比べてみてね♪
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3年も違うと絵もずいぶん変わっています。
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同時収録「エッちゃんのさくら貝」 樹村みのり
「ふたりの花物語」 竹本みつる

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映画の版権が切れて晴れてコミックス化した「ローマの休日」(2009年 祥伝社 B6判)
画像だと黒に見えるタイトル、装飾、背景は金刷りです。
↑ハガキ絵は別冊マーガレットに掲載された物。
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オリジナル原稿が紛失しているそうで(もったいない!)コミックス版は「別冊りぼん」をりプリントしたものだそうです。
と言うことは完全版「ローマの休日」は初出のカラーシリーズでしか読み事が出来ないんですね(-_-;)
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昭和40年「少女フレンド」50号・52号 昭和41年1号

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表紙・エミリーちゃんと太田博之

口絵・“世界中から集めた「ケネディさんの切手」” 写真・久保浩
ケネディ大統領が死去して2年。100種あまりの切手が発行されたそうです。

テーブルセンター イラスト・田村セツコ

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“世界の花嫁さん” 絵・谷悠紀子

カリフォルニアレーズンの広告「レーズンちゃん」 赤塚不二夫

“こわい小説「わたしがふたりいる!」” 出演 エミリー・ベアード 高田敏江

イメージ 18「おはようエルザ」 細野みち子 原作・原淳一郎
両目の光を失ってから初めて登校するさぎり。

イメージ 19さぎりは盲学校に行く決心をする。第1部終わり。
 次号50号から、さぎりの盲学校での生活がスタートする第2部が始まります。
残念ながら50号は未入手です(-_-;)

イメージ 20「アリンコの歌」 ちばてつや

イメージ 21“「紅白歌合戦」にでるのはこの人!”
まだ予想の段階ですが、西郷輝彦、橋幸夫、舟木一夫、坂本九、吉永小百合、美空ひばり、江利チエミ、倍賞千恵子、島倉千代子など。
 まだテレビが一家に一台の時代は、大みそかの晩は家族みんなで「紅白歌合戦」を観るのが恒例でしたね。

イメージ 22■テレビの人気者 梶 健司さんの物語■「天国の父へのちかい」
“「鉄道公安36号」の人気スター 梶健司さんにかくされたかなしいお話”
 「鉄道公安36号」は観ていましたが、この俳優の事はまったく覚えていません。
検索してみましたら1962年~1973年まで映画に4本ほど出演したらしいのですが詳しくはわかりません。

イメージ 23「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫

連載読み物「愛と勇気の人 ケネディ大統領」

イメージ 24「東京シンデレラ」 細川知栄子 原作・生田直親
胸を病み、みんなに迷惑をかけないようにひとり姿を消すノッコ。
イメージ 25ノッコの行方を捜すマリア磯村達。
イメージ 26鬼の姉カノ子も今までの仕打ちを反省する…?

「テンコちゃん」 益子かつみ

イメージ 28「アイ・アム・デコ!」 こだま歌夫
懐かしいデザインのステレオです。ビクターのニッパーもいます♪

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「パティ ばんざい!」 青池保子

イメージ 29「紅グモ」 楳図かずお
 墓の中で息を吹き返したたか子。
イメージ 30墓の中からはい出したたか子は恐怖で老婆のように髪が真っ白に。
たか子は老婆として妹の美也子のいる家に女中として住み込むことになる。
イメージ 31「あれがパパの星」 竹本みつる

イメージ 32“ギリシャ神話「風の花アネモネ”
牧美也子・松本零士合作だが、今回は牧氏は描いていません。
 裏表紙・ニイタカドロップの広告。「ひょっこりひょうたん島」のトラヒゲ

イメージ 3352号(40年最終号)
大増ページのクリスマス特集号
エミリーちゃん・美樹克彦・梶光夫・保倉幸恵・深沢裕子

口絵・「かわいいマスコットをあなたに」
ぬいぐるみの中にまだメジャーではないパンダもいます。

細川先生のクリスマスカード。

イメージ 34「おはようエルザ」第2部
 さぎりが盲学校に入って1年経ち、エルザも成犬になりました。
 学芸発表会でさぎりのクラスでは「アルプスの少女」を発表することになった。
イメージ 35さぎりは不本意ではあるが、ペーテルのおばあさんの役を当てられる。
点字の台本が上手く読めないさぎりにいらだつクラスメート。

イメージ 36「アリンコの歌」
イメージ 37「テンコちゃん」最終回
次号からよこたとくお氏の「スッパイ子ちゃん」が始まります。
 子供の時は梅干しが苦手でしたが、大人になったら食べられるようになりました♪
映画館の中で(ホントは持ち込み禁止(^_^;))食べる梅干しのおにぎりは最高に美味です(*^_^*)

イメージ 38「東京シンデレラ」
ノッコが行方不明になってから1年が過ぎようとしていた。
イメージ 39ノッコは浜辺で倒れていたところを内田医師に助けられていた。
無医村の山の中に行くと言う内田医師の志に魅かれ、ノッコは同行を申し出る。

イメージ 40“からだの悩み相談室”「あなたを美しい少女に」 指導・坂井泰子(アンネ社長)ドクトル・チエコ
アンネと言う名称の生理ナプキンの登場で、生理を“アンネの日”と呼ぶようになりました。
ドクトル・チエコさんはテレビなどでもたびたび登場していたお馴染みの産婦人科医、性医学評論家。
昭和49年、地元の成人式にドクトル・チエコさんがゲストとして招かれていました。
私は出席しなかったんですけど。

イメージ 41右・「なかよし」広告。
「メリー・ポピンズ」封切りで、花村えい子さんが別冊付録で漫画化。

読切「霧の中のピリカ」 東浦美津夫
北海道にスケッチ旅行に訪れた健二はアイヌの娘ピリカと出会う。
しかしピリカは10年以上も前に亡くなっていたのだ。

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読み切り「わたしのロミオ」 北島洋子
学園祭の「ロミオとジュリエット」のジュリエットを演じることになった夏子。
でもロミオ役のノボル君はこの頃由紀ちゃんと親しそう…。
イメージ 44このころ北島さんは「希望の友」や学年誌に描いていて、フレンドにはあまり登場しません。
 「わたしのロミオ」は昭和44年「りぼんコミック」に再録されています。
イメージ 45「パティばんざい!」最終回
次号から「虹はふたたび」が新連載。 花村えい子

イメージ 46読切「青いゆり」生山千鶴
第3回漫画賞 努力賞入選の生山千鶴さんのデビュー作。
あまりにも水野先生に似すぎている絵です(^_^;)
 生山さんはこの後もフレンドに発表したのかどうか、覚えていません。
昭和45年頃、週刊マーガレットに描くようになります。

↓切り抜きなので号数は不明ですが45年の週刊マーガレットに掲載された絵物語。
真琴先生風の美しいカラーです。
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イメージ 48「あれがパパの星」
黒電話が懐かしい…。

イメージ 49「紅グモ」
風呂の蓋をあけると大量の紅グモが!
一匹でもパニックになりそうなものですが、こんな集団の紅グモに襲われても卒倒しない美也子はすごい!
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昭和41年1号(発売は40年12月7日)
エミリーちゃんがかわいい♪

口絵・“おしゃれ大けんしょう” モデル・吉永小百合

三田明の年賀状とクリスマスはがき

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“あなたにこの着物をあげます”
金と赤を多用した柄はこの時代の流行りでしょうか。
1着7500円。

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「おはようエルザ」
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さぎりのために園長先生はエルザにヤギの役を与える。
“クララ”役のみどりはなぜか学芸会に出る事を拒む。

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新連載「チャームチャームトコちゃん」 木村光志(木村光久)
「なかよし」の付録「キューポラのある街」が私が初めて見た木村作品だったと思います。
30年代初期の木村光久名義の絵の方がずっといいと思いますね。

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「ジャジャ子ちゃん」

「スッパイ子ちゃん」よこたとくお

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「アリンコの歌」
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新連載「虹はふたたび」 花村えい子 原作・西谷康二
 紀子のクラスの清は乱暴で喧嘩ばかりしていたが、紀子のおかげでまじめに勉強をするようになる。

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「あれがパパの星」

“ギリシャ神話「クジャクの羽はなぜ美しい」”

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「東京シンデレラ」
無医村のカレ沢部落に着いたノッコと内山医師。
しかしそこは医療設備などまったくない診療所だった。
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一方、シルビアが日本に来ると知ったマリア磯村は何としてもノッコを捜そうとする。
しかし、一度は反省したカノ子は、シルビアに会わせまいとノッコが見つからないことを願う。

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前後篇読切「星から来た少女」 トオル・ヤマザキ
もちろんあの“山咲トオル”とは何の関係もありません(^_^;)
ヤマザキトオル名義でも作品がありますが、詳しいことは分かりません。
この作品で初めて見ましたが、あすなひろし+手塚治虫÷2っぽい絵で、とても魅かれました。
この作品を含めて3本ほどしか見ていないのですが、主にどこで描いていた方なんでしょう?
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「紅グモ」
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紅グモになってしまったたか子

 新年号と言うことで最終ページに編集部からの新年の挨拶があるのですが、そこにM氏の名前が。
M氏は私が「なかよし」に描いていた昭和47年~51年の時の担当氏なのです。
遡ること7年前に「フレンド」で間接的に出逢っていたとは。
不思議な縁を感じました。


昭和29年「少女」4月号 手塚治虫「シルクハット物語」

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A5判だった「少女」は昭和29年からB5判に変更。
それにしてもこれはさまじい程のズタボロ本です(^_^;)
コンパスの針か何かでモデルの黒眼をツンツンしたらしく、みんな白眼状態です(^_^;)

口絵・“アメリカに行った舞妓さん” 佐藤茂美

“4月生まれの人のために” 鰐淵晴子

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“ボートをこいだら” 両角恵美子(ビクターレコード)

“バトミントン” 岩田佐智子(コロンビアレコード)

“みつばちマーヤの冒険”(芦田プロ作品 天然色マンガ映画より)
昭和28年頃から映画も総天然色で制作されるようになりましたが、アニメも早速カラーが登場したのですね。
これは2色ページですがぜひカラーで紹介してほしかったですね。
 芦田プロの芦田豊雄さんについて。
TC J(エイケン)→虫プロ→フリー→スタジオライブ設立・代表取締役社長→会長
芦田豊雄, アニメーター・演出家 ... 大学在学中より自主アニメを制作、放映中の「アトム」を研究するために虫プロへ通 う。 ... ジョン株式会社(Television Corporation of Japan)」1953年にアニメ制作スタジオも設置し、カラー長編「蜜蜂マーヤの冒険」を制作。
2011年7月23日早朝、逝去。

TC Jで「忍風カムイ外伝」、虫プロで「ムーミン」などの作画を経たあと「宇宙戦艦ヤマト」の作監として注目を浴びる。
TV「サイボーグ009」(1979版)では低調な作画でガッカリさせるものの「Dr.スランプアラレちゃん」の作監で鳥山明の画風をちゃっかり取り入れ、「魔法のプリンセスミンキーモモ」「銀河漂流バイファム」など後の仕事のキャラクターデザインに生かされる。「北斗の拳」では監督としての手腕も発揮。
                               ウィキペディアより抜粋
マーヤのおかっぱ頭が時代を彷彿させます(^_^;)
蜂と言うより人間の女の子にしか見えないんだけど(^_^;)

“さくら祭り” 近藤圭子

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“写真入り絵物語”「えんとつ娘」 川田孝子 白鳥みづえ(双子役)

不二家の広告漫画 {ペコちゃんポコちゃん」 畠山一夫
自転車が当たる懸賞付き。

「シルクハット物語」 第2部 手塚治虫 6ページ
1部も6ページだとすると前後篇合わせて12ページの超短編です。
 子供たちの巣にするためにシルクハットを追いかける小鳥。
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次号から新連載「ナスビ女王」
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シルクハットは無事小鳥の手に戻る。

ベビー毛糸の広告。別にローアングルでパンツを見せなくても(^_^;)

お馴染みの養命酒の広告漫画。
「優勝のかげに功あり」格調の高いタイトル。

「ホクロちゃん」 高野よしてる
ホクロちゃんのお父さんは校長先生。
給食を作っているらしいのですが、とうがんのみそしる?

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「コユビちゃん」 野呂新平
アメリカンコミックのような雰囲気があります。
馴染みのある絵とだいぶ違うのでぱっと見、野呂さんとはわかりません。

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少女小説「ここに幸あり」 小糸のぶ 絵・松本昌美
“空には星 地には花 いずみの心に幸がすむ” これも格調高い文章。

1月2日に起きた「二重橋事件」のあらましが書かれています。
二重橋事件は、1954年(昭和29年)1月2日の皇居一般参賀において、参賀者の間で将棋倒しが発生した事件。
事件発生直前の現場
この日は天気も快晴で皇居には38万をこえる人々が昭和天皇皇族に対する一般参賀に訪れていた。しかしこれに対する警備皇宮警察及び警視庁丸の内警察署の警察官、221名だけであった。午後1時過ぎ頃から皇居前の記帳所はもとよりその奥にある奥の橋や宮内庁の庁舎前まで一般参賀者の人垣で埋まる状態となったため、丸の内警察署は警視庁予備隊の出動を要請した。
午後2時15分頃、警備の警察官が列を前に進めるために群衆整理用のロープをあげたところ二重橋の石橋に参賀者が殺到し、その群衆の中にいた老婆が転倒し、これをきっかけとして転んだ老婆の上に50名を越える一般参賀者が将棋倒しとなった。警察官は救急車を要請し、人工呼吸等の応急処置を行ったが、16人が死亡、65人が重軽傷を負った。
皇宮警察及び警視庁は警備上の欠陥を認め、被害者を慰問した。また、宮内庁は香典を供え弔慰の意を表した。天皇・皇后から、死亡者に対して菓子並びに盛花、負傷者に対して果物のお見舞い品が下賜された。
後日、群衆整理に問題があったとして、警視庁と皇宮警察本部の責任者9人が処分されたが、皇宮警察と警視庁は責任をなすりつけ合った。この事件を教訓として警察は雑踏警備を重視するようになった。
                                                 ウィキペディアより
被害者の中には「少女」の読者世代の12歳の少女もふくまれていました。
母に聞いたらこの事件の事はラジオで聞いた記憶があるとのこと。
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「どりちゃん」 早見利一

「ポリーちゃんの大冒険」 皆川アキラ

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次号付録予告
第1付録 社会科カケ地図  第2付録 スター入り花たて(耐水性の紙なので水が入るらしい)
この時代の少女のアイドルは少女歌手。
異性はあり得なかったんですね。

大探偵小説「テレビの怪人」
テレビ放送が始まって1年。
ほとんどの家にはまだテレビはありません。
この絵のテレビは、箱に対してテレビ画面が大きすぎますね。

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新連載「笛吹き山物語」 東浦美津夫
これも名前がないと東浦作品とはわからない(^_^;)
動物の描き方はディズニーっぽい。
この時代の漫画家はみんなディズニー作品に触発されたのでしょうね。

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グリコの広告。

キッコーマン醤油の広告漫画「キッコとマン太郎」

絵小説連載「あかい花しろい花」 絵・勝山ひろし

昭和31年「ぼくら」12月号 「空飛ぶ円盤 恐怖の襲撃」国光映画

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30年の創刊年の表紙モデルは小畑やすしでしたが、31年・32年はこの少年になります。
名前は不明ですが、短く切りそろえた前髪がいかにも“昭和の子供”ですね(^_^;)
 第一付録の“宇宙旅行セット”
原子連発機、ロケット発射機、人工衛星などがあるようです。楽しそう(*^_^*)
この頃の月刊少年誌の付録は別冊漫画が多数つきますが、この雑誌では「ライナーくん」(田中正雄)「三日月太郎」(茨木啓一)の2冊のみ。
高学年読者は実(漫画)を取るが、低学年読者には工作付録が魅力でしょうか。

口絵・「空飛ぶ円盤 東京を襲う」 “国光映画・新東宝配給「空飛ぶ円盤 恐怖の襲撃」より”
出演 高島忠夫 天地茂 殿山泰司
独立プロの国光映画でただ1本制作された、日本で最初の“宇宙からの侵略”を描いたSF映画。
今まで見たことも聞いたこともなく、調べても詳しいことは分かりません。
ご覧になった方はいるでしょうか?
長年原版が不明であったが2010年に16ミリのフィルムが発見され、オクで210万円で落札されたそうです。
興行的には成功したらしいので、それなりに面白かったのでしょうか。
ぜひ観てみたいものです。
YouTubeでUPしてくれないかな(^_^;)
 口絵で高島忠夫の隣の少年はイラストです。

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「かがやくホームラン王」中西太(西鉄)青田昇(大洋)

「怪少年ダン」岡友彦
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「あばれ太閤記」古沢日出夫

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「タツマキくん」 武内つなよし

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次号付録予告
コスト削減のためか2色カラーです。
ワクワク感がやや薄れてしまうかも?
第一付録 “鉄腕起重機”

「とんくうの珍遊記」 大友朗
 
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「土俵の王者 怪力雷電」最終回 細島善美 絵・木俣清史

「カボチャ物語」 馬場のぼる

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「少年猿飛び佐助」最終回 小松崎茂

「ロケットくん」 藤子不二夫

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「火の玉力蔵」最終回 木下としお

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「鉄丸一平」最終回 カゴ直利
次号より「すってんてれ助」新連載

「くろがねくん」 下川長平
 
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絵物語「真田大助」 中沢みち夫 絵・小林秀美

絵物語「少年柔道王」 梶原一騎 絵・中村英夫

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「ぼくは若さま」 倉金章介
「あんみつ姫」とはちょっと雰囲気が違う絵です。

「鞍馬天狗」 大佛次郎 絵・玉井徳太郎

昭和41年「少女フレンド」2・3・4号

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創刊3周年記念特別号(発売は40年12月26日)
表紙・エミリーちゃんと紅白出場歌手の面々。

口絵・「夢の香水をあなたに」
“黒水仙”という香水は水野先生の「黒水仙」で覚えました。

紅白歌合戦ブロマイド

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明治製菓の広告。“ピッコロ”のおまけに干支の根付けが…しぶい(^_^;)

フレンド書道教室「書き初めが一週間でうまくなる」
お正月に向けて書き初めの手ほどき。
書き初めの用紙は2枚しか貰えないので、失敗しないように大緊張して書きました(^_^;)

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「おはようエルザ」 細野みち子 原作・原淳一郎
 劇に出たがらないみどりを説得するさぎり。
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発表会当日、ヤギに扮する予定のエルザが他の犬との喧嘩で怪我をしてしまう。

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「アリンコの歌」 ちばてつや
 いよいよ始まる旭町の運動会。

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「東京シンデレラ」 細川知栄子 原作・生田直親
 無医村のカレ沢部落で早速急病人が。
しかし内田医師は薬も医療設備もない診療所に不満を持ち、黙って去ってしまう。
看護士資格を持たないノッコ、は悪いことと知りながら病人に医療行為を施す。
 一方マリア磯村のもとにノッコの行方が分かるかもしれないとの情報が。

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「チャームチャームトコちゃん」 木村光志

映画物語「この虹の消える時にも」 西郷輝彦・松原千恵子
元不良少年と目の不自由な少女との感動物語。
 この映画は見ていません。

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「星から来た少女」後篇 トオル・ヤマザキ

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「虹はふたたび」 花村えい子

「紅グモ」 楳図かずお
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まま母の企みで段々頭がおかしくなっていく美也子。
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「あれがパパの星」 竹本みつる

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3号 「お正月特大号」で大増ページ。
エミリーちゃんと漫画のキャラクター達。

口絵・「賞品付きフレンドクイズ」 高級電気オルガン…一人

お正月の髪型カード“このカードを持って美容院へどうぞ”

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「ジャニーズブロマイド」

九重佑三子・舟木一夫・梶光夫の書き初め
九重佑三子は上手いですね。船木・梶は…ビミョーですね(^_^;)

絵物語「銀のスケート靴」(ドッジ作) 絵・谷悠紀子

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「東京シンデレラ」
カレ沢部落から逃げ帰るように東京に戻った内田医師は後ろめたさから、ノッコ行方は知らないと嘘をつく。
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カレ沢部落ではノッコの医療行為が警察に通報されてしまう。

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「チャームチャームトコちゃん」

「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫
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新連載「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか
マーガレットの「ハッスルゆうちゃん」にあやかったのでしょうか。
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新連載「かっぱのパー子」 益子かつみ

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「おはようエルザ」
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エルザは怪我をしながらも舞台に登場する。

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「アリンコの歌」
運動会では黒沢分校の生徒と強豪金倉小の生徒が対決。

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読切「紅はこべ」 北島洋子  (原作・バロネス・オルツィ)
北島氏はやっぱりコスチューム物が映えます。
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「虹はふたたび」

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「あれがパパの星」最終回 

「シャネル005」全編 久松文雄
少女フレンド初登場。久松氏初の少女漫画。
 秘密諜報部員シャネル 南京子、とダイヤを狙うスペード・ジェーンとの対決。

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「紅グモ」
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とうとう自分はクモになったと思い込んだ美也子。
父が病院に入院させるのは不憫だと、継母の親戚に美也子を預けることにする。
一部終わり。来週から二部が始まります。

次号予告「走れフレンド」 松本零士・牧美也子合作
マーガレットの「私のエル」の二匹目のドジョウを狙っての依頼でしょうか。

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4号
表紙・顔が落書きされていますが(^_^;)エミリーちゃんと坂本九・九重佑三子

「スタイル画カード」 細野みち子・谷悠紀子・細川知栄子

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「ナポレオン・ソロ」のデビッド・マッカラム

タミーちゃん広告。

「銀のスケート靴」
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「おはようエルザ」
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舞台は無事成功。
しかしエルザは階段から転げ落ちてしまう。

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「アリンコの歌」

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新連載「はしれフレンド」 松本零士・牧美也子合作
エルもデカ頭だったけれどフレンドはさらに上を行く4分の1等身のデカ頭(^_^;)

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血統書つきの犬の雑種犬として邪険に扱われていた子犬。
あゆみはその子犬をもらいうけてフレンドと名付ける。
 出会いは「おはようエルザ」に似ています。
別れ別れになって再び飼い主と出逢うまでの長い旅が続き、その流れは「わたしのエル」ですね。
1誌に同じ動物物が2本と言うのは本来ならタブーのはずですが、作品の性格が違うのでGOサインが出たのでしょうか。
私的にはぬいぐるみの様なフレンドよりも、リアルなエルザの方が好きですね。

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「東京シンデレラ」
村人達の働きかけによってノッコの医療行為は不問に付される。
一方、シルビアが日本に再来日。
ノッコもシルビアの来日を知る。
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シルビアに会いたい。でもカレ沢の人を事を考えると東京に帰ることはできない。

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読切「花よめのうた」 里中満智子
 足の不自由な仕立て屋の娘マリアンヌと貧しい靴屋のピエールは恋仲の二人。
ピエールは市長の娘ローラに気に入られ、一度は結婚を考えるが高慢なローラより心優しいマリアンヌのもとに帰る。
 人種問題や戦争、SF、ミステリーなど意欲的なテーマが多い初期の里中作品の中ではありふれたラブロマンスです。
本誌なので安全路線と言うことでしょうか。

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「シャネル005」完結編 

「紅グモ」第2部
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“クモ”になってしまった美也子を乗せた車は、継母の親戚の家に向かう。
その車には妹美也子を救うべく、老婆になったたか子がへばりついている。

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「虹はふたたび」
花村さんにはこの時小学6年の娘さん(私と同い年)がいて、花村さんの作品について読者の立場として色々アドバイスをしてくれているのだとか。
まさ子先生のも同じくらいの息子さんがおられるが、なかなか手厳しく批評するのだそうで…(^_^;)
まぁ、男の子ですからね(^_^;)








昭和42年「なかよし」冬の増刊号 A4デラックス版 

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表紙・牧美也子
イラストは顔部分だけで髪の毛、ファーは実物。
ファーの白と背景の赤が対照的で鮮やかで映えますね。
羽子板の様な押絵仕様になっています。
付録の「赤いちょうの少女」は多分楳図かずお作品。

口絵・エミリーちゃんがナビの“冬休み おしゃれ大けんしょう”

“冬休みスターニュース”
桑野みゆき・加賀まりこ・倍賞千恵子

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絵物語「四つの時の物語」 牧美也子・松本霊士
古代・中世・現代・未来のそれぞれの愛の物語。
3ページ分は牧氏、ラスト1ページは松本氏の手によるもの。
表紙はタイトル文字で絵をつぶさなかったのはありがたい配慮ですが、残念なのは背景を色の3原色のシアン(青)でベタ塗りされてしまっている事です。
オリジナルはもっと淡いブルーです。
ぱっと見、鮮やかではありますが、ビビット過ぎて本来の美しさが損なわれてしまっていると思います。
「りぼん」でも牧・わたなべ氏のカラーは3原色のマゼンダ(赤)を入れられることがありますが、「なかよし」はシアンもマゼンダも多用するので全体に安っぽいカラーページになっています。

松本氏のカラーも定評がありますが、このカラーはやや手抜き感があります(-_-;)

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「ケリーとアン」 はまえりこ
怪奇物のイメージが強いはまさんですが、これは珍しく西洋の時代物。
 王の娘アンは町で出会った青年ケリーと親しくなり、やがて愛し合う仲となる
しかしケリーはアンの父に滅ぼされた前王の息子だった。
父を仇と狙うケリーにアンの心は揺れる…。

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「「ヨッちゃんパンチ」 今村ゆたか
 段々大型化してきたテレビはこの頃からお茶の間の角に斜めに据えるようになりました。
チャンネルやボリューム、画像調整のつまみが縦に配置されるのも40年代になってから。
 ヨッちゃんちのテレビはカラーテレビかな?(^_^;)

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「チャコちゃん」 竹中きよこ

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「おっと!マチコちゃん」 深江恵二子
 この作者はよくわかりません。女性名ですが男性かもしれません
藤子不二雄氏っぽい絵ですが、関係あるのでしょうか。

“こわいお話シリーズ”「ベルタののろい」 中尾明 絵・岩田浩昌

“田村セツコ先生のおしゃれ教室”
本誌では「ボンジュールおじょうさん」を連載中。
田村さんは現在もとてもおしゃれでかわいらしい永遠の少女ですね。

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絵物語“ギリシャ神話から”「白いくわの木の下で」 新川和江 絵・水野英子
下、四分の一弱が「お正月エチケット」なので、スペース的にはB5作品とあまり変わらないのでは?(^_^;)

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「ジャンとノラの物語」 松尾美保子
孤児院で育ったジャンと、知恵遅れの少女ノラ。
ある日ノラの母親が引き取りに現れ、離れ離れになる二人。
ノラがサーカスに売られると知ってジャンはラを取り戻そうとするが…。

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「レナのなみだ」 里中満智子
レナは人の命を奪わなければ生きていけない雪の精。
雪降る中、母の行方を捜す少女と出逢ったレナは、自分が命を奪った女が少女の母だと知り…。

「フレンド」では秀作を発表している里中さんですが、「なかよし」だと年少向けを意識してかストーリーも絵もかなりザックリしてます。ぶっちゃけ手抜きにしか見えません(-_-;)

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「チビッコのお通り」 永田竹丸
 少女漫画では馴染みがないのですが、どこかで見たことのある名前だなと思い調べてみました。
永田 竹丸(ながた たけまる、本名・ ながた みよまる、男性、1934年5月11日 - )は、日本漫画家東京府(現在の東京都)出身。武蔵野美術大学中退。義父は漫画家の芳賀まさお。「漫画少年」の常連投稿者で、森安なおやに誘われる形で田河水泡に師事する。その後『新漫画党』にも入党。トキワ荘の通い組としても知られている。端正な画風とほのぼのとしたストーリーで、1950年代を中心に人気漫画家となった。当時、漫画で初めてスクリーントーンを導入した人物としても知られ、その後は漫画家仲間の間であっという間に浸透したという。『ビックルくん』で第一回講談社児童まんが賞を受賞。
1960年代中盤は、日本基督教団の冊子に、代表作となった『おにいちゃん』を長期にわたり連載する。この時期にはTCJ(現・エイケン)やピー・プロダクションに在籍していたこともある。
1970年代以降の一時期、藤子不二雄のチーフアシスタントをしながら細々と自作の幼年向け漫画を執筆していた。 
山根青鬼山根赤鬼とともに田河水泡の『のらくろ』の漫画執筆権を譲り受けた正統継承者である。
                                                 (ウィキペディアより)
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「ファイトでいこうパパ」 竹本みつる
竹本氏の父子物は悲しいストーリーが多いのですが、これは珍しく明るいホームドラマ仕立てです。

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「ローズマリー」 松井由美子
この頃の松井さんの絵はかわいい。

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「悪魔がよんでる」 長谷川一
以前はサリーちゃんの様なぶっとい足だったのに、だいぶスタイルのいい少女を描くようになっています。
「フレンド」でもカットなどをレギュラーで描いているのですが、リアルタイムでは印象に残っていない作家です。
あらためて見ると可愛い絵なんですけどね。

 高価で買えないオーバーをウィンドウ越しに見つめるミカ。
そこに悪魔がやってきてオーバーをミカに手渡す。
しかしミカがオーバーを盗んだと疑われ…。

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「スターおたのしみ劇場」

絵物語「三つの花たば」 里中満智子

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昭和35年「痛快ブック」1月号

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少年雑誌の中では創刊が昭和28年と後発で、植木金矢氏はじめとする時代絵物語と漫画で構成された個性的な雑誌でしたが、「鉄腕アトム」「鉄人28号」のヒットで躍進する「少年」など他の月刊誌に大きく水を開けられるようになります。
昭和35年に刷新を図り、表紙に小松崎茂を起用。別冊付録漫画を無くし、その分本誌が526ページと大増ページ。漫画は20本。厚みで勝負のコロコロコミックのようです(^_^;)
もとより少年誌は慢性的に漫画家不足で人気作家は各誌でしっかり握られており、刷新としながらも「痛快ブック」は力量のある作家を確保できなかったようで、全体的に稚拙なレベルの作品で占められています。
刷新の努力もむなしく「痛快ブック」は翌36年に休刊となります。

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空想科学絵小説「宇宙超特急」 小松崎茂

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「残月小太郎」 山口ユウ幸

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「デカチビくん」 香川八景

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特集1 “この謎はいつ解ける!?”

時代小説「あばれ若獅子」 絵・棚瀬 茂
漫画家のレベルに比較して挿絵画家はベテランぞろい。

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「ロボット世紀」 小林一夫
“小林一夫”は堀江卓・三島みちひこなど複数の作者の合作のようです。
堀江氏は下描きを担当か? ペン入れは関わっていないようです。

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「事件カメラマン」 一峰大二

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「若君日本晴れ」 鳴門たけし
テレビ「若君日本晴れ」

「オメデタ一家」 江藤ふみお

特集「怪奇実話」
“雪男の謎”
ヒマラヤで雪男の足跡らしきものが見つかって、盛んに報道された時ですね。

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「大空に誓いて」 絵・岩田浩昌

南海ホークス物語「栄光への友情」

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「OK少年」 三島みちひこ

「スリラーX」 東信二

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“まんがパトロール きみも自動車を持てる!”
自動車ショー6回目の模様
高根の花だった自動車もスバル360の登場でやっと庶民の手に届くようになりました。
といってもやっぱりほとんどの庶民にとってはまだ車は夢でしたね。

実話特集① 「西部に命をかけた男」 絵・豊田稔

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実話特集②「音速にいどんだ男」 絵・深尾徹哉

実話特集③「七つの海を征服した男」 絵・高荷義之

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「ハリケーン五郎」 むさしの まんがプロ

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「チャンピオン」 棚下てるお

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「つばくろ頭巾」 小林一夫(堀江卓)
32・33年の「痛快ブック」を牽引した「つばくろ頭巾」ですが、堀江氏もだいぶ手を抜くようになりました。
かなりの部分に堀江氏以外の手が入っているようです。

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「二等兵記者」 夢野凡天

「狸吉郎の冒険」 絵・富井照三

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「マイティ・ボーイ」 横山正雄

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「旋風ジェット」 立花かおる
 この作家は絵が上手いですね。

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「Gメン」 ヘンリー小田

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意図的なのか、キャラが裕次郎似。

「ヌウ坊とおちゃめちゃん」 横木健二

「手をあげろ!」 保谷よしぞう  

「完全犯罪」 りしま栄一



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