Quantcast
Channel: まつざきあけみのブログ
Viewing all 393 articles
Browse latest View live

昭和37年「りぼん」6月号 「ひみつのアッコちゃん」新連載

$
0
0
イメージ 1
表紙・内藤洋子
別冊付録「東京プリンセス」横山光輝
 
口絵・ヤマハピアノ懸賞プレゼント「ちっちゃな島にピアノがついた」 内藤洋子
左・小橋玲子
 
イメージ 2
次号付録予告
「桃代ちゃんレターセット」が欲しいです♪
 
裏表紙・「琴姫七変化」の提供スポンサー「オロナイン」の広告。
「とんま天狗」もオロナイン提供でしたが、今だに「オロナイン」を見ると♪姓は~オロナイン 名は軟膏♪と言うフレーズが頭に浮かびますね(^_^;)刷り込みって怖い(^_^;)
 
イメージ 3
「マキの口笛」 牧美也子
見開きのウェディングドレスが豪華です。
このページを切り取って壁に飾った読者もいたでしょうね。
 
イメージ 4
「おかあさま」わたなべまさこ
日本が舞台でもまさこ先生描くお部屋はとっても豪華。
 
イメージ 5
「ルミちゃん教室」つのだじろう
 
イメージ 6
「ペペも悲しいか」山田えいじ
 
イメージ 7
新連載「ひみつのアッコちゃん」赤塚不二夫
全ページご紹介します。アッコちゃんが不思議な鏡を手にするいきさつをお楽しみください。
イメージ 8
鏡の国から来た使者は、なぜソフトをかぶったサングラスの男なんでしょうね?
普通は女神様とか妖精だったりするのに。
イメージ 9
 
イメージ 10
「ひとりぼっちのすずらん」野呂新平
 
「チューリップ君」上田とし子
 
ちなみに以下は「ひみつのアッコちゃん」昭和43年版の新連載
イメージ 11
魔法の鏡をくれるのは鏡の精になっています。(姿は見えない)
魔法の鏡もコンパクト。
おまじないも逆さ言葉から“テクマクマヤコン”に。
イメージ 12
 

昭和40年「少女フレンド」1号 2・3合併号 4号

$
0
0
1号 創刊2周年記念 特別お正月号
イメージ 1
発売は39年12月9日。
表紙モデル・高見エミリー デボラ・バートン
特色金刷りで豪華です。
 
口絵・「あなたにヤマハピアノをあげます」
“あなたに184000円のヤマハピアノがあたるのよ すごいでしょ!”とあります。
ほんと、すごいですね。
モデル・表紙モデル募集で1位になった加藤恵子さん。
 
イメージ 2
巻頭企画「お正月着物案内」
昔の主婦雑誌の新年号も巻頭はスターの晴れ着のオンパレードが定番でしたね。
 
バレー物語「呪いの王冠」モデル・森下洋子
文・中岡俊哉
 
「島っ子」 ちばてつや
 
イメージ 3
新連載「ばらが泣くとき」 青池保子 原作・立原えりか
青池さんの初期の作品は読み切り・連載ともミステリー風の内容が多いです。
私自身もミステリーが好きだったので里中さんより青池さんの方が好みでした。
あおり文句は“高校1年生の青池保子さんが、はじめておおくりするつづきまんが”
 里中さん、青池さんを筆頭にこの後続々登場する新人まんが家はそのほとんどが高校在学中にデビューを果たします。
当時の風潮として学校卒業後フリーター、プータローをしながらプロ漫画家を目指すと言うことは考えられませんでした。
私自身も漠然と、高校までがデビューのタイムリミットと考えていました。
 青池さんが高校1年で連載を描いているので、
“私がデビューしたら、学業と両立しながら連載を描けるだろうか?”
と、余計な心配をしてしまいました(^_^;)
 
イメージ 4
 
イメージ 5
最終回「星のナギサ」 細川知栄子
地球外の星から来たナギサちゃんは迎えに来た父と星に帰って行く。
現代版「かぐや姫」のお話でした。
 次号予告「その名はリリー」 里中満智子
 
イメージ 6
「美しきスザンナ」 北島洋子
 
太田博之物語「にいさん ぼくを見ていて!」
太田博之のお兄さんはカリエスで12歳で亡くなったそうです。
母親は突然家を出て、その後離婚したそうで、複雑な事情を抱えていたんですね。
 
2・3合併号 
イメージ 7
発売は39年12月16日
表紙モデル・高見エミリー 吉永小百合
1号に続きと特色金刷りです。
 口絵・絵ハガキ特集 7枚付いています。
 
イメージ 8
新連載「その名はリリー」 里中満智子
彫刻家を目指す青年哲也の前に現れた不思議な少女。
 
イメージ 9
 
イメージ 10
「特だねスターニュース」
『レコード大賞・新人賞は京むすめに』
39年度のレコード大賞は「愛と死を見つめて」の青山和子(19歳)。
新人賞は「アンコ椿は恋の花」の都はるみ(16歳)。
 この年の「レコード大賞」の模様は、葛飾・立石の商店街のラーメン屋で父親・妹と一緒にラーメンを食べながら観ていました(^_^;)
 
新人賞にかがやいた西郷輝彦さん「おかあさん 新人賞をとったよ!」
 
イメージ 11
「ばらが泣くとき」 青池保子
 
次号予告
読み切りが何と4本です!
水野英子・石森章太郎・細川知栄子・中島利行とすごいラインナップですよね。
水野・石森両氏は「フレンド」初登場です。
両誌の作品がフレンドで読めるなんて!
ほんでもって大好きな細川先生の読み切りがあるなんて~!…と、次号発売日をワクワクしながら待ちました。
 
4号 新春まんが特大号
イメージ 12
発売は39年12月23日。
本号も特色金刷り。特別号なので値段は60円。
表紙・高見エミリー
 
口絵・3回にわたってヤマハピアノプレゼント。
“歌のスターブロマイド”
 
イメージ 13
「森永ケンキャラメル」の広告。
「おおかみ少年ケン」の起き上がりこぼしのおまけをいっぱい集めました(^_^;)
 
まんがキャラクター達の「あけましておめでとうございます」
 
「カリフォルニアレーズン」の広告。 絵・益子かつみ
 
新連載「ジャクリーン・ケネディ物語」 絵・高橋真琴
 
イメージ 14
16ページ読み切り「雪姫物語」 細川知栄子
私にとって初めての細川先生の時代劇で感激しました。
細川先生の少女は金髪でも黒髪でもかわいい♪
 表紙は色鉛筆で塗ったくりました(^_^;)
作品丸ごと切り取って、まだ持っていますがひどくシミがつき、“あばたの雪姫”になってしまいました(^_^;)
 
イメージ 15
特だねスターニュース「紅白歌合戦でうたう歌手」
白組
アイ・ジョージ 芦野宏 伊東久男 植木等 春日八郎 克美しげる 北島三郎 西郷輝彦 坂本九 新川二郎 田辺靖雄 立川澄人 橋幸夫 藤山一郎 舟木一夫 フランク永井 三波春夫 三橋美智也 三田明 村田英雄 森繁久弥 ダーク・ダックス デューク・エイセス ボニー・ジャックス 和田弘とマヒナスターズ
紅組
青山和子 浅丘雪路 梓みちよ 淡谷のり子  江利チエミ 岸洋子 九重祐三子 越路吹雪 コロムビア・ローズ 坂本スミ子 五月みどり 島倉千代子 仲宗根美樹 西田佐知子 倍賞千恵子 畠山みどり 弘田三枝子 ペギー葉山 美空ひばり 雪村いずみ 吉永小百合 渡辺はま子 こまどり姉妹 ザ・ピーナッツ 伊東ゆかり・園まり・中尾ミエ
 
イメージ 16
絵物語「紫色のドレス」水野英子
予告では漫画だったのに絵物語になっています(^_^;)しかもたったの8ページ(^_^;)
漫画を楽しみにしていたので思いっきりガッカリしました(^_^;)
 
イメージ 17
「金色の目の少女」前編 石森章太郎
吹雪の夜、山小屋に現れた不思議な少女リタ。
 とても好きな作品でした。
これはアニメの「サイボーグ009」の中の1本にもなっています。
 
イメージ 18
「その名はリリー」里中満智子
 
イメージ 19
「お正月がほしい!」 中島利行
三井三池炭鉱の事故の被害者家族の実話です。
事故で命は助かったものの、一酸化炭素中毒で記憶を失い家族のことも忘れてしまった父親をかかえる梨枝子さん。
3人の妹、弟に加えて父の世話をするが一向に回復する見込みもないまま病院に入院させなければならない…。いつか家族そろって過ごせるお正月が欲しい…。
 これを読んだ私は“貧乏ったらしくていやな漫画だな、こんなの読みたくない”と思ってしまいました。
自分とそんなに年の変わらない少女が、そんな不幸に見舞われている理不尽さを、小5の私には推し量る器量がありませんでした。

昭和32年「少女」12月号 牧美也子雑誌デビュー作「白いバレエ靴」

$
0
0
イメージ 1
横山光輝・牧美也子・わたなべまさ子・松本あきら・高橋真琴と、後の少女漫画界を牽引するそうそうたる豪華メンバーがそろった号です。
 表紙・松島トモ子
12月号なのにクリスマスっぽくない。
 
口絵・オルゴールの懸賞と広告。 モデル・渡辺典子
 
悲しい映画物語「石山の歌」(北欧映画製作)
 
後ろは松島トモ子のバレエポスター
 
イメージ 2
次号付録予告
 
シルエット物語「パンくずさん」 絵・文 藤井千秋
 
イメージ 3
連載「母さんふたり」 横山光輝
 
イメージ 4
読み切り「のろわれたコッペリア」 高橋真琴
7ページすべてご紹介します。
 
イメージ 5
次号から「あらしをこえて」の連載が始まります。
 
イメージ 6
新連載「白鳥の祈り」 わたなべくにを
 
イメージ 7
「青い真珠」 小沢あきら
 
「クラスおてんば日記」 今村洋子
 
イメージ 8
特別読み物「わたしのゆめ 貯金が貯まったら」
読者763人のアンケート。
国家公務員の初任給9200円の頃です。
一人平均4903円の貯金額。
貯金を何に使いたいか、の問いに、
“買いたいものはカールにんぎょうですが、お母さんにもネックレスを買ってあげたい”
“大学へ行って女医になるための学費”
“通っている中学の月謝”(この時代、中学に学費が必要だったんでしょうか?)
“10000円になったら自転車を買いたい”(このころの自転車は随分高価だったんですね)
“おかあさんを東京に行かせてあげたい”等々。
昔の子供は何て健気だったんでしょう。
 
イメージ 9
新連載「わかれのワルツ」松本あきら
 
イメージ 10
最終回「消えたおねえさん」 うちのすみを
こずえちゃんのおかあさん、おねえさん、赤ちゃんのあきらちゃんは透明になってしまう薬を飲まされて消えてしまった。
元に戻すには一粒100万円の薬が必要なのだが…。
 次号から「赤いお月さま」が新連載。
 
イメージ 11
「牧場は夕やけ」 横山まさみち
 
イメージ 12
読み切り「白いバレエ靴」 牧美也子
牧美也子さんの雑誌デビュー作です。
7ページ全てご紹介します。
 ミサコが雪山で見た美しい少女。
少女は事故で死んだバレリーナだった。
 
イメージ 13
 
イメージ 14
読み切り「金のうろこ」 わたなべまさこ
これも7ページと短編ですが、びっちり描かれています。
 
 
 

昭和40年「少女フレンド」5・7・11・12・13号

$
0
0
昭和40年5号 お正月お楽しみ号
イメージ 1
表紙が何と昭和43年「別冊マーガレット」2月号と同じです。
全く同じではないのですが、連写した中の1枚ですね。
「フレンド」の表紙は主に撮影が“講談社写真部”となっていますが、外部のデザイン会社の写真を使う事もあるようです。
モデル キャシー・オドンネル
写真 ORION
とあります。
「別・マ」の方は毎号表紙に関しての記述はありません。
冬のイメージでたまたま同じ画像を選んでしまったんでしょうね。
発売日に3年の開きがあるので気付いた人はたぶんいなかったでしょうね。
私もリアルタイムで両方を読んでいますが全く気が付きませんでした(^_^;)
 
「島っ子」 ちばてつや
 
イメージ 2
新連載「パパ 早くおうちにかえって!」
バレーのニチボー貝塚の大松監督の家族の物語。
 
「その名はリリー」 里中満智子
 
イメージ 3
「ばらが泣くとき」 青池保子
 
「金色の目の少女」後編 石森章太郎
 
7号 特集 夢のお城めぐり 
イメージ 4
このお城は横浜ドリームランドの中の建築物。
横浜ドリームランドは前年1964年に開園した遊園地で、2002年に経営悪化で閉園。
私は行ったことはありませんが、思い出のある人もいるのでしょうね。
ドリームランド跡地は現在霊園になっているそうです(-_-;)
 
「うつくしきスザンナ」 北島洋子
 
イメージ 5
ニュース物語「長島選手の花嫁さん!」
巨人軍選手長島茂雄氏の結婚。
 
連載 ちばてつや先生の「八丈島旅行記」
「島っ子」の取材の様子。
 
イメージ 6
「ばらが泣くとき」最終回 青池保子
 
11号 第2回漫画賞発表イメージ 18
表紙・西郷輝彦 高見エミリー
 
口絵・“流行の洋服が50着あたる 春のおしゃれ大けんしょう”
 
イメージ 7
「美しきスザンナ」 北島洋子
 
「東京シンデレラ」 細川知栄子
 
イメージ 8
「第2回少年少女漫画作品懸賞募集の入選発表」長いタイトルです(^_^;)
その下に次の募集要項があります。
年に2回のペースの募集だったんですね。
私は長いこと年に1回だと思っていました。
 
入選 森田浩光「世界をにぎる男」
森田氏はアニメの作画監督をされているようです。
「ムーミン」「コジコジ」「アラレちゃん」等々。
 
佳作(3編)
大岡満知子「レオーナ」
笛野八郎「カポタンの長靴」
藤沢宏臣「隠密龍之助」
 
三人とも「少女フレンド」でデビューします。
藤沢氏は第1回にも応募し、最終審査に残っていますね。
 
最終審査に残った人。
赤堀雅子・生山千鶴(生山さんは後の漫画賞で入選しデビューします)・浦野千賀子(浦野さんが「フレンド」に応募していたなんて!)・加藤輝彦・金井滋・小林幸子(あの小林幸子とは同姓同名でしょうね(^_^;))・古山寛・末崎茂樹・森谷 実・西野たつお・荒木国夫・前川浩康
 
1回目の里中さん、青池さんの情報は度々本誌で紹介していたのですが、2回目以降はほとんど載りません。
 
イメージ 9
「あす子の虹」最終回 谷悠紀子
 
イメージ 10
裏表紙・明治アトムガム
包み紙が転写タイプのシールになっています。
 
12号 まんが特集号
イメージ 11
口絵・「スターといっしょに春の歌を!」本間千代子・西郷輝彦
  
「フレンドびんせん」表紙・内藤ルネ(フレンド初登場)
 
イメージ 12
漫画賞入選の笛野八郎氏のデビュー作
「かあちゃん杉」
 
13号 「島っ子」休載
イメージ 13
表紙・太田博之 高見エミリー 加藤恵子 保倉幸恵 深沢裕子
 
「東京シンデレラ」 細川知栄子
 
イメージ 14
前号には予告がなかった真琴先生の漫画「白鳥の小舟」前編12ページ。
ちばてつや氏の休載で急きょ描かれたようです。
真琴先生はこの作品を単行本、「少女クラブ」にも描かれています。
いずれも描き下ろし。
 
色鉛筆でうっすらと塗られています(*^_^*)
真琴先生の漫画はやっぱり色が無くっちゃね、と思ったのでしょうね(^_^;)
 
イメージ 15
漫画賞の応募作品「ステキちゃん」 モリヤミノル 4ページ。
デビュー作と言うより「島っ子」休載の代替らしく、これ以降作品は発表されていないと思います。
 
「今週のニュース」
“少女漫画家登場!”
第2回漫画賞入賞者の授賞式。
写真・本社の鈴木取締役の表彰を受ける大岡満知子さん。
高校3年生の大岡さんは制服で式に臨んでいます。
 あ~…私も授賞式には制服で行きました(^_^;)
 
イメージ 16
「その名はリリー」最終回 里中満智子
 
イメージ 17
読み切り「恐怖のプレゼント」 浜慎二
浜氏「フレンド」初登場。
しゃべるオウムを手に入れたことから不審な男に付け狙われる…。
 
裏表紙・マーブルチョコレートの広告。
ストライプのカバーをスライドさせると絵が変わるってやつ。
 

昭和41年「別冊マーガレット」2月号

$
0
0
現在、明治大学 米沢嘉博記念図書館で“別マ まんがスクールの成立と鈴木光明展”が開催されています。
21日に行ってきました。
久しぶりに明大通りを通りました。
地図を見ると杏雲堂病院の前の通りを行くらしい。
え?杏雲堂病院って聞いたことがないなと思ったら以前、主婦の友ビルだったところにいきなり病院が建っていた。
お店もずいぶん変わってしまって…しばし浦島太郎状態。
 
米沢嘉博記念図書館には、漫画評論家の故米沢嘉博氏が母校の明大に寄贈したコレクションが収蔵されています。
米沢氏は一学年上なので一つ年上かと思っていたら、28年3月21日生まれなので同い年だったんだ…。
 
展示スペースの都合上、別マ関連はぎゅうぎゅう詰めで見づらかったのですが、ま、無料の閲覧なので仕方ないですね(^_^;)
別マのまんがスクールの歴史が順を追って紹介されていて懐かしかった。
初期の投稿者に別府ちづ子さんの名前があってびっくり!
忠津陽子さんの「ナナちゃん」、鈴木光明先生の「もも子探偵長」、魔矢峰央、くらもちふさこ、笹尾なおこさんの原稿がありました。
 
と言うことで、今回は別マ・マンガスクールがまだ始まっていない頃の別マをご紹介します。
 
イメージ 1
ちばてつや「パパのお嫁さん」総集編号
この号は私はリアルタイムで読んでいません。
 
口絵・お買いもの大懸賞 とじこみ・バースデイカード
 
イメージ 2
スケジュールカレンダー 写真は山田太郎
 
長編傑作3人集
扉絵・岸田はるみ
 
イメージ 3
「涙さん さようなら」木内千鶴子
 
イメージ 4
「オリビア」西谷祥子
美しいお針子のオリビアがどうして仕立て屋にきたのか誰も知らない。
世話になっていたお屋敷の令嬢と同じ男性を愛してしまい、身を引く形で屋敷を出たオリビア。
偶然令嬢と再会し、彼がまだオリビアを愛していることを知る…。
西谷氏の絵もストーリーも繊細な初期作品です。
これはコミックス未収録かもしれません。
「わたぼうし」「いしだたみ」「オリビア」こそが西谷漫画の真骨頂だと思うのですが。
 
イメージ 5
「黄金の谷」 北島洋子
 
イメージ 6
「まんが家早道法」 指導・わたなべまさこ
まさこ先生レクチャーの漫画の描き方です。
既に石森氏の「漫画家入門」が出版されていますが、まさこ先生の世代の人がまんがを描こうと思った頃はどんな“まんがの描き方”の本があったんでしょうね。
「別マ まんがスクール」が始まるのは41年9月号から。
当初の監修・指導はまさこ先生。
鈴木光明先生が監修・指導に当たられるのは1971年から。
 
イメージ 7
写真小説「心やさしければ」 出演・望月ひろし
 
総集編「パパのお嫁さん」2回目 ちばてつや
 
イメージ 8
「雪姫物語」 泉久子
 
イメージ 9
「首娘」 池川伸治
首が勝手に抜けてしまう“抜け首の病”を持つ少女。
怖いと言うより笑っちゃうB級ホラーの池川作品ですが、熱心なコレクターがいるらしく貸本はかなりの高額になっています。
 
イメージ 10
「盗んだしあわせ」 吉森みきを
脳腫瘍の娘の手術代を工面するため父親はひったくりをしてしまう。
そのお金は被害者が子供の目を治すための治療費だった。
 
イメージ 11
次号予告 
 
イメージ 12
裏表紙 昭和ノートの広告
まさこ先生は他にベニスという文具メーカーの商品にもイラストを描いていました。
このころ、テレビでベニスのCMがまさこ先生の絵で流れました。
少女の顔のアップでウインクするのです。
白黒でしたが、とてもきれいで感動したのを覚えています。
 

昭和40年「少女フレンド」14号 マニアックな「若草」を取り上げてみました。

$
0
0
イメージ 1
口絵・「わたしのおへや」 上・本間千代子 下・和泉雅子
ちょっと見づらいのですが、右下は次号でプレゼントするプレハブの“勉強部屋”
 
イメージ 2
絵物語「うるわしのサブリナ」 絵・谷悠紀子
 
イメージ 3
「東京シンデレラ」 絵・細川知栄子
スエーダン国のシルビア皇太子はオリンピックの選手として来日しました。
 
イメージ 4
「島っ子」 ちばてつや
 
別冊少女フレンド創刊号の広告。
リナ」「トゥオネラの白鳥」共に「少女クラブ」発表の再録。
第2回新人漫画賞入選の藤沢宏臣氏が「小百合忍法」でデビュー。
 
春休み特別プレゼント“ジェット機で空の旅 無料ご招待”
少年マガジン・少女フレンド合同企画。
コンベア800ジェット旅客機だそうです。
さすが講談社、太っ腹ですね(*^_^*)
私はかなり後までジェット機=戦闘機だと思っていました(^_^;)
 
イメージ 5
「白鳥の小舟」後編8ページ  高橋真琴
 
新連載「パコちゃん」 よこたとくお
「マーガレットちゃん」よりパコちゃんの方が頭でっかちなのはパコちゃんが日本人だからでしょうか?(^_^;)
 
イメージ 6
読み切り ノンフィクション「大島の母のむねに」 東浦美津夫
 
伊豆大島大火
1965年(昭和40年)、1月11日。その日の伊豆大島は強風が吹き荒れ、強風波浪注意報が発令されていた。午後9時頃には元町桟橋近くから小さな小火(ぼや)が出たが、消防隊の出動により無事に鎮火している。
ところが、それから2時間ほど経過した午後11時10分頃、元町桟橋近くの寿司店より出火。出火原因は、店の酔客が座布団の上に煙草の吸殻を投げ捨て、従業員がそれに気が付かないまま座布団を押し入れに仕舞い込んだことによる。23時15分、火災の発生を知らせる半鐘が集落に鳴り渡る。しかし集落のもっとも風上側から発した火の手は最大瞬間風速36.2m超の海風にあおられ、風に乗って海から山方面に向かって吹き上げられる。火の粉が元町を真っ赤に覆い尽くす状況は、遠く30km離れた対岸伊豆半島の熱川や稲取から、また伊豆七島利島からも明確に目視されたという。
炎は一晩に渡って元町集落を嘗め尽くし、1月12日午前6時45分にようやく鎮火。元町市街地の約7割、大島町の3割が焼失する程の、想定外の大惨事となった。しかし、本大火が原因による死者は出ていない。
大島大火での全焼戸数は、584棟418戸。公共建物の全焼は、町役場図書館大島支庁郵便局法務局大島出張所、農協等。焼失面積16万5,000㎡。罹災世帯408世帯1,273人。被害総額20億7,000万円。
1月12日、東京都は大島町災害救助法を適用した。同年3月までの全国からの見舞金総額1億2,880万円にのぼった。
(ウィキペディアより)
 
イメージ 7
「亜子」最終回 細野みち子
次号より「ひとりぼっちのしあわせさん」新連載。
青池保子さんの「月光の少女」も新連載。
読み切り予告「わたしをたすけて!」漫画賞入選の藤沢宏臣氏。
 
「美しきスザンナ」 北島洋子
 
イメージ 8
小説「七枝」に“新児童少女マンガ界”の広告があります。
中央が拡大したもの。左は同時期の「マーガレット」に掲載されたもの。
“新児童少女マンガ界”略して“新界”とは、貸本の大手若木書房をバックに若木の作家草ノヒカル氏が新人の育成・交流を目的として興した漫画研究グループです。
言ってみれば現在の同人誌の先駆けの様な存在になります。
若木系の作家大岡満知子さんが漫画賞に入選したことが広告掲載のきっかけになったのでしょうか。
馬に乗った少女のイラストもあったので複数回掲載されたと思います。
 
まだ周囲に漫画を描く仲間がいなかった時代、この広告は目を引きました。
悩んだ挙句、結局気後れがして入会はしなかったのですが。
 
知人を通じて知り合った笹生那実さん(別マ出身)が“新界”の会員さんで、自身の思い出をつづった個人誌「“若草”物語」をいただき、“若草”が“新界”の会誌だったと知りました。
“新界”の創設は1961年とのこと。
当時の会員の中に高階良子さん、杉本啓子さん、大岡満知子さんらが在籍。
肉筆回覧誌が一般的な同人活動だった時代にオフセット印刷の会誌は、会員にとって嬉しいものだったでしょうね。
笹生那実さんが会員になったのは昭和43年。
57号から72号までの“若草”をお持ちだそうです。
で、笹生さんの「“若草”物語」に書かれている“若草”体験から投稿時代までとても面白く、これはぜひ白石晶子さんにも読んでもらいたいと思い、彼女に送ったのでした。
そしたらなんと、晶子さんも、“若草”をご存じで、当時の会誌をお持ちとのこと!(晶子さんは会員ではありませんでしたが)
そしてその会誌を送っていただいたのでした。
と言うことで生の、“若草”に初めてお目にかかったのです。
 
イメージ 9
左から49号、50号、51号。(昭和42年)
B6サイズ 40ページ(49号以前はB5サイズ)
 
イメージ 10
既にプロデビューしている作家もいますが、のちにデビューする作家の名前がてんこ盛り!(今では懐かしい人も)
菅沼美子(昭和45年 少女フレンド漫画賞でデビュー)
石井富子(別マデビュー)
砂子育子(少女コミック)
谷口早苗(谷口ひとみ氏の実妹 「ファニー」デビュー)
大村康子(マーガレットデビュー)
鈴木真弓(「さすらいの太陽」の鈴木氏?同姓同名か?)
丹野照子(りぼん系でデビュー?)
他に飯塚玲子さん、灘しげみさん、はざま那さん、曽根まさ子さんらも所属。
 
大岡まち子さんのエッセイが興味深いです。
 
イメージ 11
「漫画とわたし」(第6回)大岡まち子
 
角田まき子さん、高階良子さん
 
イメージ 15
 「漫画とわたし」(第8回)大岡まち子
デビューの頃の思い出が書かれていて興味深いです。
 
イメージ 12
村田よしかさん(「マーガレット」「少女フレンド」に執筆)
小林日出子さん(「少女コミック」に執筆)
大村康子さん(「マーガレット」に執筆)
 
イメージ 13
石津はつえさん(ところはつえ 「別マ」デビュー)
南部弘美さん(「りぼん」デビュー)
 
イメージ 14
菅沼美子さん
山田美根子さん(「別マ」デビュー)
末永あやこさん(「りぼんコミック」デビュー)
 
個人的に、今は亡き友人の名前(高橋君恵さん)を見つけて驚きました。
まだ彼女と知り合う前で、彼女が“新界”の会員だったと初めて知りました。
天国からの彼女のメッセージが届いたような、不思議な思いがしました。
 
“若草”は昭和46年 73号をもって最終号となりました。
 
 
 

昭和44年「なかよし増刊」9月号 「チビッコ校長」総集編

$
0
0
イメージ 1
表紙・「ピンキーとキラーズ」の今陽子。
イラスト・大和和記 田村セツコ 牧野和子 松井由美子

セシリアさんより「チビッコ校長」の総集編がある、との情報をいただいてからずっと探していた本号、やっと入手しました♪

43年・44年頃の「なかよし」はほとんど見ていません。
牧美也子・松尾美保子両氏が抜けた「なかよし」は個人的には見る気がしませんでした。
カラーの多い月刊誌はやはり奇麗な絵が見たいと思うんです。
「りぼん」でも既に牧作品はなかったのですが、水野英子、北島洋子両氏の作品で「なかよし」より見栄えは良かったですね。
対象年齢も「なかよし」は「りぼん」より低くなったような印象です。

9月増刊号ですが、8月増刊号もあって、8月増刊号に萩尾望都氏がデビューしています。

口絵・“ピンキーとキラーズ レコード大けんしょう”
エミリーちゃんがだいぶお姉さんになっています。
“夏休み歌のアルバム”
由紀さおり 今陽子 切れちゃいましたが左側にカルメン・マキがいます。
カルメン・マキ「時には母のない子のように」に続き「山羊にひかれて」の頃。

イメージ 2
「おませな太陽」 牧野和子
牧野さんは昭和43年の「なかよし」漫画賞入選。
同時期「フレンド」にも描かれていて、里中満智子さんに似ているな、里中さんのアシスタントだろうか?と思っていましたが、本当に里中さんのアシさんだったそうです。

イメージ 3
「すてきな魔法」 萩尾望都
8月増刊デビュー作「ルルとミミ」に続き2作目。
ぱっと見“矢代まさこ?”と見まごう程矢代まさこ氏にそっくりなころです
別・マまんがスクールにたびたび投稿していた萩尾氏。
「別マ」でデビューしても「別マ」で浮いたんじゃないかなと思いますが、「なかよし」ではなおさら浮いている気がします(^_^;)
鬼才の片鱗が既に垣間見えます。
イメージ 4

イメージ 5
「のろわれた血」 望月あきら
ビッキ先生のイメージが強いせいか、怖いと言うより笑っちゃいます(^_^;) ここなど↓(^_^;)
イメージ 6
「ボーイフレンドや~い」 山上純一郎
ダイナミックプロの作家のようです。

イメージ 7
「ゲバコちゃん」 高橋タクミ

「なかよし 漫画家大行進」 
巴里夫
本名は磯島重二
P・Nの“巴里夫”は氏がパリが好きだったことから。
貸し本時代に磯島名義の作品があるようです。

里中満智子

イメージ 8
望月あきら
アシスタントの中に池上さとし氏がいます。
“若草”の会員 丹野照子さんもアシスタントをしていたんですね。

水野英子

牧野和子

大和和記

イメージ 9
古谷三敏

松井由美子

永井豪

田村セツコ

イメージ 10
「虹のきもの」 南条美和
南条さんは貸し本出身の作家。

イメージ 11
「ミセス・ロビンソン」 松田明姫(あきひ)
松田さんは「りぼん漫画賞」で入選デビュー。
その前に「フレンド」に1本のみ作品を発表しています。
「なかよし」にも描いていたとは意外でした。
 
イメージ 12
「ハッピー・バースデイ」 渡辺よし子

イメージ 13
「チビッコ校長」総集編 竹原セツ子
好きな作品だったわりには作者の竹原さんについてはほとんど分かりません。
「チビッコ校長」もいつ始まっていつ終わったかも不明。
1年以上は続いたと思うので、95ページの総集編はかなり省かれているようです。
最初の頃の絵は本当に可愛い(*^_^*)
大きな頭でエロチックな身体はどこかベティさんを思わせます。
イメージ 15

イメージ 16
後半はかなり絵が変わってきています。

スタイルがいかにも40年代の少女漫画風ですが、竹原さんの可愛さが半減してしまった感じです。
イメージ 14
それでも「チビッコ校長」のラストがわかって満足満足(*^_^*)


昭和40年「少女フレンド」15号 16号 17号

$
0
0
15号
イメージ 1
口絵・「スピードくじ 今週の賞品はこれです “永大ハウス勉強部屋”
当時登場したプレハブの勉強部屋です。
柱や窓枠は木製ですが、壁はプリント合板のようです。
貝の標本…私も持っていました。
みんなバラバラにして遊んじゃったけど(^_^;)
風車の置物(オルゴール?)が懐かしい。
 壁がかなり薄いので季節によってはあまり快適ではなかったでしょうね。
でも自分の部屋って憧れましたよね(*^_^*)

「特集」 “春をきましょう” ヘイリー・ミルズ
 
イメージ 2
絵物語「白ばら姫のふしぎ」 絵・田中ひでゆき

イメージ 3
新連載「ひとりぼっちのしあわせさん」 絵・細野みち子 原作・宮川一郎
父と二人で貧しい生活を送るスミ子。
その父が亡くなり、本当の両親は別にいることを知る。
やっと実の両親と会えると思った矢先、飛行機事故でその両親を失い、施設で暮らすことになる…。
 私も三つ編みのお下げだったので主人公の髪型には親近感がわきました(*^_^*)
原作者がなぜか途中から替わり、その後は原作もなくなったのが不思議でした。

イメージ 4

イメージ 5
「島っ子」ちばてつや

吉永小百合物語「ママのおうえん」

イメージ 6
かなしみのベトナム戦争「みなしごユーミン」

次号予告。
今度こそ水野先生の漫画が「フレンド」で読める!と、とても楽しみにしていました。
しかしこの予告イラストは別冊の「トゥオネラの白鳥」の表紙絵の流用です。

イメージ 7
新連載「月光の少女」 青池保子 原作・立原えりか
青池さんの連載2作目。
“16さいの…”と言うあおりがなかなかしつこい(^_^;)
このころの青池さんの絵が一番好きだな(*^_^*)

イメージ 8

イメージ 9
読み切り「わたしをたすけて!」 藤沢宏臣

イメージ 10

イメージ 11
「うつくしきスザンナ」 北島洋子

「東京シンデレラ」 細川知栄子

16号
イメージ 12
表紙・「東京シンデレラ」のノッコちゃんとモデルの合成。

口絵・「今週のスピードくじの賞品はこれ!」
“内藤ルネ・イラストのスリップ”こんなおしゃれな下着があったんですね。
“ラジオ付き卓上電蓄”LPは再生できないようです。

イメージ 13
世界名作案内「百まいのドレス」 絵・谷悠紀子

イメージ 14
「東京シンデレラ」 細川知栄子
死期を悟った父は財産をノッコにも残そうとするが、意地悪な姉のカノコは既に土地を売り払ってしまっていた。
なんちゅうあくどいカノコだっ!

イメージ 15
ニュース物語「空になってぼうやをさがしたい」
“あれから2年 吉展ちゃんはいまどこに?”
この年、元気でいれば吉展ちゃんは小学校に入学。
入学通知も届いたそうです。
 吉展ちゃん事件を取り上げた歌「かえしておくれ 今すぐに」がザ・ピーナッツ、ボニー・ジャックスでレコード化。

イメージ 16
九重祐三子物語「ファンからスターに」
九重祐三子はパラダイスキングのファンだったそうです。

ヘレンケラーのサリバン先生の物語「愛ときせきの天使 サリバン」

イメージ 17
読み切り「二つの太陽」40ページ 水野英子
楽しみにしていた水野先生の漫画だったのですが、明らかに古い作品の再録だったので正直ショックでした(-_-;)
オリジナルは昭和34年(推定)の単行本『ゆりかご』に発表。(書庫『単行本・貸本』に紹介済みなので見てね♪)
結局、水野先生は「少女フレンド」にはオリジナルの漫画は1本も描いていないことになります。

イメージ 18

17号
イメージ 19
口絵・「めずらしいユニホームあんない」

イメージ 20
「東京シンデレラ」 細川知栄子
パパが亡くなったばかりなのに、カノコはすぐに札幌に同行するようノッコに強要する。
ほんにカノコは鬼の姉!

イメージ 21
「特だねスターニュース」
アニメと実写の合成「宇宙人ピピ」(NHK)の放送が始まる。
大好きな番組でした。
原作が星新一だと後で知りました。
 吉永小百合・浜田光夫共演「続・キューポラのある街『未成年』」の撮影中。
「キューポラのある街」に続編があったんですね。
本編とは監督が違うようです。
この年、吉永小百合は早稲田大学第二文学部入学。
松原智恵子は明治大学入学。
 ユーチューの「学生街の喫茶店」のコメに“モデルはお茶の水の「レモン」”とありました。
先月米沢記念図書館に行く途中「レモン」という喫茶店があったのを思い出して、そうか、あの喫茶店なのか…。
松原智恵子も入ったのかな?

「鈴木やすし物語 お弟子さん志願」
鈴木やすしは渥美清の弟子だったそうです。

イメージ 22
読切「エリカの人形」 笛野八郎

イメージ 23

イメージ 24
「月光の少女」 青池保子

イメージ 25
「ひとりぼっちのしあわせさん」 細野みち子




昭和42年「なかよし」4月号 進級お祝い特大号

$
0
0
イメージ 1
表紙モデル キャローン中村
 この号は読んでいるのですが、ほとんど覚えていません。
学校で読んだ記憶があるのでクラスメートから借りたのだろうか…。
 新学期と言うことで第一付録は「国語辞典」
第2付録は「びっくりふで箱」 どんなふで箱なのか興味がありますね。
ところで今も「ふで箱」と言うのでしょうか?
中身はすでに“筆”でなくなって久しいのに、あまり疑問に思わず“ふで箱”と言ってましたね。
下駄でなくても“下駄箱”、草履を入れなくても“草履袋”とか

「お買いもの大けんしょう」
モデル・桑原知美 (まだちょっと可愛い頃ですね(^_^;))
スチール製の勉強机 本棚 スタンド ケース
鉛筆削り機 時計
私の勉強机はシンプルな木製でしたし(漫画ばかり描いていたけど(^_^;))友人宅の勉強机もみんな木製でした。
スチール製の勉強机はこの頃登場したのでしょうね。
内田洋行は事務用品メーカーなのでいかにも無機的な事務用デスクと言う感じです(^_^;)
それでも成長に合わせてサイズ調整が出来ると言うすぐれもの。
キャラクター物の机が登場するのはもっとずっと後になりますね。
ちなみに机の値段は¥11250
本棚¥4450 
トッポジージョの人形は¥500

イメージ 2
「シンデレラ姫」 モデル 高見エミリー 山川ワタル
山川ワタルは「少年ケニヤ」のワタル役でデビュー。
以後、テレビ、映画などに出演し、後年は実家の骨董店を継いだそうです。
山川ワタルの情報はビックリするほど少なく、不確かですが昭和44年頃に早世されたとのこと。
それが事実ならこの写真の2年後に亡くなられたことになるのでしょうか。

次号付録予告
白いグランドピアノ
すごく素敵ですね。とっても欲しいです(*^_^*)
紙の素材で作れるとはアイデア賞ものですね。
別冊の「ウィーン少年合唱団物語」 漫画は松井由美子

イメージ 3
「ガラスのバレーシューズ」 松尾美保子

イメージ 5
「花のコーラス」最終回 牧美也子
こうして並べてみると牧、松尾両氏の絵は本当によく似ているんですよね。
似てはいてもリアルタイムの読者には容易に判別が出来るのですが、そうでない人は分からないようでオークションの出品説明で牧、松尾を取り違えているケースがよくあります。

イメージ 4
高橋真琴シリーズ4 「チューリップ物語」

イメージ 6
牧美也子 次号予告「星のゆりかご」

「チャコちゃん」 竹中きよこ

絵物語「アンナ・カレーニナ」 水野英子

イメージ 7
読切「さくらちる里」 松井由美子
この本の中でこの作品だけ覚えています。
“なんて繊細な絵”と印象に残ったのですが、思えば西谷祥子氏の一番繊細だった頃の影響を受けているんですね。

イメージ 8
「なかよしくん」 よこたとくお

イメージ 9
「なんでも相談室」 森村桂氏が回答しています。

「ロマンスの薬あげます!」 楳図かずお

イメージ 12
「おいでロッテ」 望月あきら

イメージ 13
「7クセ一家」 赤塚不二夫&フジオプロ

イメージ 10
「とってもステキちゃん」  藤木輝美

イメージ 11
「なみだこらえて」 はまえりこ
はまさんのホラーではない作品です。
絵がどうしても古臭さを感じ、それはホラーではある意味生きるのですが、現代ものだとなじめないかのしれません。


昭和33年「なかよし」1月号 「リボンの騎士」新連載

$
0
0
イメージ 1
33年新年号ですが発売は32年12月。
57年前の今頃、少女たちはおこたに入って読んでいたのでしょうね。
表紙・子鳩くるみ
別冊付録「ペスよおをふれ」山田えいじ
「かのこちゃん」山根あかおに
新連載「海は知ってる」谷川一彦

口絵・テレビが当たる大けんしょう!「テレビのはつゆめ」 モデル 鰐淵晴子
初期のテレビほど左右対称なのだそうです。
顔のように見えるので機械っぽくないですね(*^_^*)
テレビの上にお供えを乗せるとはそれだけありがたみのあるものだったんでしょうね(^_^;)

「みなさん おめでとう」 モデル・浅丘ルリ子 渡辺まさえ

イメージ 2
「1958年のこうしん」
「おけいこはじめ」 写真 渡辺典子
一応カラー写真なのですが、ほとんど着色されています。
オルガンはけんしょうであたります。

新連載「まり姫かがみ」田山たもつ(山田えいじ)
うっとりするほど美しい表紙です。

イメージ 3
春信の絵の様な美しい奥方の立ち姿。
亡き夫が現れ、ルリのてかがみにおおかみ谷の謎をとく秘密があると聞かされる…。

イメージ 4
なかよし版「リボンの騎士」新連載
なかよし版はサファイヤの双子の王子デージイと王女ビオレッタの物語。
7ページ全部ご紹介します。

イメージ 5

イメージ 6
「ミツバちゃん」わちさんぺい
お正月を迎える準備の様子が描かれています。
今は家庭でおもちをつくことはなくなりましたね。

「くるみちゃんとカールちゃんのお正月」

新連載「キキちゃん」石森章太郎
この頃の絵は鈴木光明氏にも似ている。
どちらも手塚氏の影響を受けているからなのでしょうが。

イメージ 7
絵物語「七色の湖」 勝山ひろし・絵

イメージ 8
新連載「天使のひとみ」わたなべまさこ
くちびるが万年筆の様なもので塗られています。

イメージ 9

イメージ 10
「みえないとけい」えんどうまさはる

イメージ 11
「にじをもとめて」町田ウメ子

写真小説「ホナミちゃん」 松島トモ子

イメージ 12
「なかよし横町」山根ただし

「なきぼくろの奈加ちゃん」 絵・江川みさお

イメージ 13
「赤ちゃん王子」高野よしてる
氷嚢やガラガラがリアル。

「いたずらサッちゃん」 松沢のぼる

イメージ 14
「とびらをあけるな」 出演 渡辺典子

「由美のおくりもの」絵・日向房子

新連載「マリモちゃん」吉田松美

昭和37年 石森章太郎「赤ずきんちゃん」と「水色の星」

$
0
0
イメージ 1
昭和37年「少女クラブ」2月号別冊付録「123と45ロク」 ちばてつや
イメージ 2

イメージ 3
併載「赤ずきんちゃん」 石森章太郎 32ページ
 発売月は1月で私は小学2年ですが、読んだのは3年になってから。
生徒が持ち寄った学級文庫の本だったので少しタイムラグがあります。
 これが石森作品との初めての出会いだったと思います。
とってもかわいい赤ずきんちゃんとカッコイイ猟師の男の子が印象的でした。
3月号付録の「まんがスクール」(すでにUP済み)と共にずっと探していましたがやっとGET!
 当時読んだきり、コミックスでも読んでいないので52年ぶりの再会です。
教室で読んだ時の光景が鮮やかに甦ります。
小学校は統廃合ですでに今はなく、クラスメートとも2度と会うことはかなわない。
なのに「赤ずきんちゃん」とは再び会うことができました(*^_^*)
イメージ 4
あらためて読みますと、動物の動きが実に自然でうまいですよね。
「トムとジェリー」のようなアメリカアニメを見ているみたいです。
イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9
↑赤ずきんちゃんのこのアップは覚えています。
指がとても色っぽい。
イメージ 10

イメージ 11
4月号付録「123と45ロク」 ちばてつや
併載「水色の星」 石森章太郎
イメージ 12
読者のページに大岡真知子さんの似顔絵が掲載されています。
ちなみにその前のページには湯村泰子(湯村たいこ)さんの似顔絵もあります。
湯村さんは昭和43年のマーガレット漫画賞入選でデビュー。
イメージ 13
「水色の星」はコミックスで読みました。
漫画というよりイラストストーリー風。
絵は好きですが面白いかと言われると、うーん…かな?
イメージ 14
2月号「赤ずきんちゃん」3月号に「水色の星」4月号に「まんがスクール」と、石森氏は立て続けに当時としては斬新な漫画の表現に挑戦しています。
「少女クラブ」の中で、ちばてつや氏はかなりの制約を受けていたようですが、石森氏は自由に描かせてもらっていたのでしょうか。
ちば作品は万人受けですが、石森作品は読者の好みが分かれたかもしれません。

昭和40年「少女フレンド」18号 19号 20号 21号

$
0
0
18号 新学期お楽しみ特別号
イメージ 1
表紙・高見エミリー

口絵・「スピードくじ 今週の賞品はこれです」
「なかよし姉妹 オムレツちゃん」
ドイツの姉妹の生活を紹介。
パパは税関職員。 お金持ちなのね(^_^;)

イメージ 2
「東京シンデレラ」 細川知栄子

イメージ 3
札幌に向かう飛行機の中、カノ子はノッコにマリア磯村からデザイン画の入ったカバンを盗むよう強要する。
その時飛行機にトラブルが起き機内はパニックに。
命の危険がある中、かばんなんか盗んでいる場合か!と、思わず突っ込みを入れたくなります(^_^;)

「島っ子」 ちばてつや

イメージ 4
読切「王女カテリーナ」 谷悠紀子
結婚の控えたカテリーナ。
婚約者がたびたび森の中に行くのを不審に思い、跡をつけると森の小屋に見知らぬ少女が。
怒りから家来に二人を殺害させてしまうが、その少女はカテリーナの実の姉だった。

イメージ 5

19号 
イメージ 6
表紙・高見エミリーと犬。
裏表紙・オリンピック実況レコードの広告。

口絵・「これが名犬です 血統書つき名犬を十人に!
モデル・保倉幸恵

イメージ 7
広告・カリフォルニアレーズン 絵・益子かつみ
 本当にあった話「目が見えるってどんな事」
モデル・三田明

「東京シンデレラ」 細川知栄子
飛行機は胴体着陸を決行。

イメージ 8
事故でけがを負いながらもまんまとかばんを盗むカノ子。
しかし中にデザイン画は入っていなかった。
顔をけがしたカノ子のかわりにノッコがファッションショーのモデルとして出場することになったが、鬼のカノ子が許さない。

中尾ミエ 園まり 伊東ゆかり物語「三人むすめのゆくえは…」
 某健康食品のCMで、肩を怒らせて走っている無理な若造りの中尾ミエは痛々しい(^_^;)

イメージ 9
読切「愛のサインあつめ」 東浦美津夫
電車のダイヤが変更になったことで学校に通えなくなった少年の為に署名運動し、それが実ったという実話。

20号 カレン速報! デビー・ワトソン来日。
イメージ 10
表紙・高見エミリー デビー・ワトソン

口絵・今週のスピードくじの賞品はこれ!
「トランジスターハンドコーダー」
↑見たことがないのですが、ポータブルのテープレコーダーなんでしょうか?

イメージ 11
グラビア・「カレンさんの日本旅日記」
テレビドラマ「カレン」に出演しているデビー・ワトソンが来日して、各雑誌・テレビ局に登場。
「カレン」は、日本では1965年フジテレビで放送されたアメリカの青春ドラマ。
ハイスクールに通う女子高生、ダンスパーティー、ごく普通の家庭の(と言っても日本人から見れば超裕福(^_^;))理解ある優しい両親、
おませで可愛い妹、等々いかにも古き良き時代のテレビドラマですね。
「パパは何でも知ってる」や「うちのママは世界一」などでも嫌というほどアメリカの文化生活を見せつけられた日本人の憧れの世界が「カレン」にもあります。
西谷祥子、本村三四子に代表される少女漫画のハイスクール物ブームの原点が「カレン」の様な気がします。
某ブログで、“デビー・ワトソンは当時の男子中学生は夢中になった”とあるので、私よりいくらか上の世代の人たちにとって馴染みのある女優さんなのかもしれません。
残念ながら女優としての活動は短かったようです。
YOUTUBEで「カレン」を観てみました。
CMにキャットフードがあってびっくり!
ニャンコの食生活もアメリカではハイレベルだったのね(^_^;)

イメージ 12
「島っ子」 ちばてつや
そろそろ佳境に入ります。

「東京シンデレラ」 細川知栄子

イメージ 13
モデルとして出場するためにカノ子に化粧道具を借りに行くが“あいのこのあんたにモデルがつとまるものか!”と怒るカノ子は貸してくれない。
困るノッコのもとに豪華な化粧セットが届く。
誰からかは不明だが、もちろんこれはシルビア皇太子からのプレゼント。

オランダの王室物語「盲目の王女マリア」9)
外国の王室の記事はたびたび取り上げられます。
読者の関心が高かったのでしょうね。

イメージ 14
読切「悪魔がよんでる」 菅島 怒(いかり)
この作者についてはよくわかりません。
かなり達者なのでベテランの様なのですが少年誌でも見たことはないし…。
フレンドではたぶんこの作品のみだったと思います。

事故で顔をけがしてしまう少女。
顔がどうなってしまうのか心配するが包帯をとるとすっかり元の奇麗な顔に。
しかし医師達は“手術は失敗だ こんな化け物になって”
そういう医師達の顔はみんな化け物の姿に。

イメージ 15

イメージ 16
最終回「美しきスザンナ」 北島洋子

イメージ 17
次号予告「暗い空のはてに」 里中満智子

21号
イメージ 18
表紙・高見エミリーと舟木一夫

口絵・スピードくじ 今週の賞品はこれです! オルゴール モデル・本間千代子

イメージ 19
「東京シンデレラ」細川知栄子
マリア磯村からとうとうデザイン画を盗むことに成功したカノ子はノッコが止めるのも聞かず車で逃走する。
立派な窃盗罪なのに誰もカノ子を訴えないのが不思議だが、ま、それは置いといて(^_^;)

イメージ 20
大好きなシルビアの前でも心が歪んでしまったカノ子はモデルの仕事を奪ったノッコに復讐を誓う。
復讐の鬼と化したカノ子はノッコに硫酸をぶっかけようとする!
なんちゅう鬼だ! ノッコちゃん危うし!
なんだかんだ突っ込みを入れても「東京シンデレラ」はやっぱり面白い(*^_^*)

イメージ 21
読切「くらい空のはてに」 里中満智子
“それは1970年の…”で始まります。
当時から見れば1970年は確かに未来だったんですよね。

第三次世界大戦が勃発し、核によって世界中が放射能で汚染されるという近未来物。

ネビル・シュートの「渚にて」(1959年映画化)が元になっているようです。
 少女漫画なんて大きな目で花の中でにっこり笑っている絵を描いていればそれなりにうける時代、画力を越える難しい表現に挑戦する里中氏の意欲には脱帽です。

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24
里中氏次号新連載予告「王女エレナ」

「テンコちゃん」益子かつみ

「女王 王女様 のおしゃれくらべ」

イメージ 25
読切「赤い屋根の家」保谷よしぞう
牧美也子風。

裏表紙・明治チョコレート ピッコロ
チョコボール以前のピーナッツチョコ。カロリー高そう(^_^;)

昭和35年「まんが王」11月号

$
0
0
イメージ 1
秋田書店の「冒険王」の兄弟誌として発刊された「漫画王」
誌名の「漫画王」は35年から「まんが王」になったようです。
私は「漫画王」「まんが王」はリアルタイムでは読んでいません。
縁がなかったのはやはり周りで読んでいる人がいなかったからかもしれません。
「冒険王」では手塚氏が「摩神ガロン」関谷ひさし氏が「ジャジャ馬くん」を執筆中。
他に赤塚不二夫、一峰大二、九里一平など、作者はほとんど「冒険王」とかぶっています。

13大付録とありますが、付録らしい付録は“エアー・パトロールカー”だけで他は漫画。
9~13に至っては綴じ込み付録。
そもそも普通に本誌に掲載されているのに“付録”というのはおかしいですよね。
付録の数を競う為の苦肉の策だったのでしょうか。
はがきやしおり一枚でも付録の一つとした少女誌の方がまだ良心的。


口絵・「少年パイロット」絵・高荷義之
関谷ひさし氏の新連載「少年パイロット」のイメージイラスト。

イメージ 2
「さあ次は日本シリーズだ」
オリオンズ 榎本・田宮・山内

新連載「少年パイロット」 関谷ひさし
197×年の近未来の航空警察という設定です。

イメージ 3
次号付録予告
第一付録はダブルアクション光波ロケット

「少年パイロット」新連載記念 大けんしょうぼしゅう

和田浩治ブロマイドカレンダー

イメージ 4
「おれは猿飛びだ!」 手塚治虫

イメージ 5
「フラッシュZ」 石森章太郎
イメージ 6

イメージ 7
「わんぱくター坊」 ムロタニ・ツネ象
ムロタニ氏と言うと…以前にも書いたと思うのですが、「地獄くん」のインパクトが強すぎて(^_^;)
こんな可愛い絵も描いていたんですね(^_^;)

「チャンスくん」 田中正雄

イメージ 8
「ローマの空に日の丸をあげた選手たち」
体操 小野喬選手
水泳 山中毅選手
水泳 田中聡子選手
重量挙げ 三宅義信選手

ローマオリンピックの事は全然覚えていません(^_^;)
三宅選手はすでにローマオリンピックでも活躍されていたんですね。

「シルバー・ホーク」 一峰大二

イメージ 9
読切「決闘の町」 井上さとる

イメージ 10
まんが王チャンネル ●野球●

「はだしのマラソン王」
ローマオリンピック マラソンで金メダルをとったアベベ選手。
文を梶原一騎が書いています。
 アベベは東京オリンピック以前にも金メダルをとっていたんですね。

イメージ 11
「スピード・ハッチ」 田中正雄

「冒険児X」 金田光二

●テレビ・ラジオ●
「アラーの使者」第二部 近く全国でテレビ放送
東映テレビ映画「猿飛び佐助」の撮影始まる
主役・沢村精四郎
“このテレビ番組はかならずみよう” 「とんま天狗」

イメージ 12
●映画●
「大草原の渡り鳥」 小林旭

「「おれはゴロちゃん」 板井レンタロー

イメージ 13
最終回「マリンコングの大逆襲」 絵・笹川ひろし
テレビの「怪獣マリンコング」第2部14話~26話まで「マリンコングの大逆襲」
大逆襲の方は見た記憶がありません。

イメージ 14
「ドドンがどど平」 そのやましゅんじ

●科学●
電波で送られる写真「無線電波伝送写真」
“ローマオリンピックの写真は、無線伝送写真によって送られてきました”とあります。
これはFAXのことですね。
FAXの原理が丁寧に説明されています。よくわからないけれど(^_^;)
当時の雑誌や新聞に掲載されたオリンピックの写真はFAXで送られた物なのでしょうね。

昔、上野の科学博物館で伝送写真の機械を見たことがあります。
写真を電送する様子を見て、すごい機会があるんだなぁと感心しましたが、まさかそれが一般に普及するとは夢にも思いませんでした。

“カラーテレビのしくみ”の説明もあります。
すでにカラー放送はされていたんですよね。
受信するテレビがまだ販売されていなかっただけで(^_^;)

「おそろしいベガドン爆弾」
“日本をたった三発で全滅させるものすごい爆弾だ。水素爆弾より強い爆弾をアメリカが作ると言っています。”
 ベガドン爆弾ってなんでしょうね?聞いたことがないけれど。

イメージ 15
「ナマちゃん」 あかつかふじお
この漫画は知っています。
どこで読んだんだろう。

イメージ 16
「アロー・エース」 絵・九里一平

イメージ 17
テレビまんが「勇猛のらくら分隊」 絵・飯塚よし照
このテレビ番組は見たことがありません。
提供・オリエンタル・カレー
オリエンタルカレーの宣伝カーがありましたね。
夕方の時間、街の一角に車を止めて試食販売していました。
♪君しる~や~君しる~や~オ~リエンタルカレエ~♪と言うCMソングを流して。
カレーを買うと風船をくれました(*^_^*)
40年代ごろから関東のお店ではオリエンタルカレーを見かけなくなりました。
味、忘れちゃったなぁ(^_^;)

「とんま天狗」 絵・わちさんぺい

裏表紙・フジフィルムのフジペットカメラの広告。
カメラの値段 ¥1950
子供には、いや大人でも高級品です(^_^;)


昭和40年「少女フレンド」22号 23号 24号 25号

$
0
0
22号
イメージ 1
口絵・スピードくじプレゼント  丸石自転車提供の自転車5名に。

イメージ 2
タミーちゃん広告

「すてきな合唱団がやってくる」
ウィーン少年合唱団以外にも様々な合唱団が来日しています。
合唱団ブームだったんですね。
他にも木の十字架合唱団や少女の合唱団なども。

新連載「王女エレナ」 里中満智子
ローマ帝国に攻め入られたレシリア国の王女エレナは敵国の戦士ジュリアスを愛してしまう。
イメージ 3
古代ローマ・ギリシャなどの資料は遺跡ぐらいで屋内の生活の様子などはほとんど残っておらず、描くのは大変だったのではないかと思います。
背景のスカスカ感は否めないですね。

イメージ 4
「島っ子」 ちばてつや 来週は最終回です。

イメージ 5
「東京シンデレラ」 細川知栄子
硫酸を掛けられそうになったノッコはカノ子を突き飛ばしてしまう。
騒ぎを聞きつけて人々が集まってくるとカノ子の姿は消えてしまった。
自分のせいで姉を列車から落として死なせてしまったと嘆き悲しむノッコは…
イメージ 6
青函連絡船の中からノッコは身を投げてしまう

最終回「月光の少女」 青池保子
イメージ 7

イメージ 8
新連載「こんにちは パリ」 谷悠紀子 原作・中尾明

イメージ 9
新連載「白い血」 浜慎二
巷に通り魔事件が起きている中、和子の中学校にもその通り魔の被害者が出た。
そんな折り、転校してきたばかりの雪子の家に誘われるが…。

 一緒に漫画を描いていたクラスのヤッコが「白い血」をもじって「赤い血」と言う漫画を描いたのですが、「血は赤いのあたりまえじゃん!」と、私はカノ子のような意地悪を言ってしまいました(^_^;)
イメージ 10
「ひとりぼっちのしあわせさん」 細野みち子
3回ほど原作者がいない状態です。

「特だねスターニュース」
ニチボー貝塚のバレーチームの物語が映画化「おれについてこい」
大松監督をハナ肇が演じたそうです。
23号
イメージ 11
表紙・高見エミリー 青沼洋子
口絵・「ゆめのおしゃれ着特別公開」
各デパート一押しの少女服。

イメージ 12
カリフォルニアレーズンの広告 イラストは益子かつみ

特別読み物「涙の王冠」プリンセス=エリザベスはこうして女王に
イラスト・北島洋子

イメージ 13
「王女エレナ」 里中満智子

最終回「島っ子」 ちばてつや
とうとう温泉が出ました!
イメージ 14

イメージ 15
ちばてつや 新連載予告

イメージ 16
「東京シンデレラ」 細川知栄子
入水自殺を図ったノッコは乗り合わせていたシルビア皇太子に助けられる。
一方カノ子は列車から落ちてはいなかった。
顔の傷でモデルには戻れず、悪だくみ仲間の奥村にも裏切られカノ子は益々ノッコへの恨みを募らせる。
イメージ 17
新連載「アイアムデコ!」 こだま歌夫
おデコがチャームポイントのデコちゃんが巻き起こす明るいホームコメディ。
 こだまさんは貸し本出身の作家でしょうか。

「本間千代子さんがさらわれる?」
本間千代子が映画会社を騙った電話でおびき出されそうになったのだそうです。
芸能人の住所など公開されていた時代なので、このような誘拐未遂事件が起こったのでしょうね。
山田太郎も不審車に連れ込まれそうになったらしいです。

24号
イメージ 18
表紙・高見エミリー 梶光夫

口絵・「20大けんしょう特集!」モデル・西郷輝彦
スポンサーがないとプレゼントもちょっとちゃちっこくなりますね(^_^;)

イメージ 19
映画「サウンドオブミュージック」紹介
ミュージカルが苦手な人は“なぜいきなり歌い出すのかわからない”と言いますが、私もミュージカルが苦手なので、そうっその通りっ!と思っています(^_^;)
ディズニーアニメも昔と比べてすっかりミュージカル仕立てになってしまいました(^_^;)

イメージ 20
「王女エレナ」 里中満智子
4Cカラーの表紙がすっかりなくなってしまったのですが、4Cで見たかったですね。
あまりうまいとは言えないのですが、この頃の里中さんの色遣いは好きです。

イメージ 21
「東京シンデレラ」細川知栄子
シルビア皇太子はデザイナーのマリア磯村にも優しく接する。
お似合いの二人と噂する周りの声にノッコの心は乱れる。
そこへカノ子の復讐が始まる。
イメージ 22
カノ子がすり替えた目薬をさし、ノッコは失明してしまう。
どこまで鬼なんだ!カノ子は!

新連載「魚屋チャンピオン」 ちばてつや
第3回講談社児童まんが賞にちば氏の「1・2・3と4・5・ロク」(1962年「少女クラブ」)と「魚屋チャンピオン」(1962年「楽しい4年生」4月号)が受賞。
読切作品を4回に分けての再録のようです。
イメージ 23
赤塚不二夫「ジャジャ子ちゃん」新連載予告

「アイアムデコ!」こだま歌夫

25号
イメージ 24
表紙・高見エミリー 森下洋子

口絵・スピードくじ 今週の賞品はタミーちゃん。モデル・舟木一夫

「二郎物語」池田秀一のブロマイド
露出が少ないせいか、池田秀一と言うと未だに思い浮かぶのがこの時の姿なんですけど、すっかり変わっちゃったんでしょうねぇ(^_^;)

イメージ 25
「王女エレナ」 里中満智子

新連載「ジャジャ子ちゃん」赤塚不二夫

イメージ 26
「東京シンデレラ」 細川知栄子
カノ子が生きている事を知ったノッコは失明しながらもカノ子の身を案じ、再びモデルの仕事ができるよう整形手術を受けさせる。
イメージ 27
姉の幸せと、マリア磯村、シルビア皇太子の結婚を願い、ノッコは再び死に赴こうと…。

「魚屋チャンピオン」 ちばてつや

イメージ 28
読切「泣き虫ルナ」 笛野八郎

イメージ 29
最終回「白い血」浜慎二

イメージ 30
楳図かずお「猫目の少女」予告
楳図氏、「少女フレンド」初登場です。
少女漫画のホラーは楳図氏が最初と思っていたのですが、すでに浜慎二さんが描いていたんですね。

「ひとりぼっちのしあわせさんん」 細野みち子 原作が竹 淳に変更になりました。

読切「やくそく」花村えい子
3月に実際に起きた事件を元にしたストーリーだそうです。
 健二は大学の入学金欲しさに知り合いの少女美子を山に連れ出し、美子の家族から身代金を取ろうとする。
しかし美子に諭された健二は深く反省する。

花村さんは「少女フレンド」初登場。


昭和37年「りぼん」4月号

$
0
0
イメージ 1
表紙・内藤耀子(洋子)
この号より浅野寿々子から内藤耀子にチェンジ。

口絵・ヤマハピアノがあたる大懸賞!「絵かきのうさちゃん」
モデル・内藤耀子
 この頃は毎月ピアノの懸賞プレゼントがあったようです。
 昭和50年の「りぼん」に「りぼん創刊20周年記念」として漫画家たちの誌上座談会があり、その中で一条ゆかりさんが、少女時代「りぼん」のピアノ懸賞に応募して、部屋にピアノを置くスペースを作って当選するのを待っていた、と話されています(^_^;)
同じようにピアノが当たる夢を見て応募した少女がたくさんいたのでしょうね(*^_^*)

「りぼんデパート」 小橋玲子
大丸デパートの包み紙の様です。

イメージ 2
「一年坊主 発車オーライ」
ジェリー藤尾 松島トモ子 坂本九(顔が切れてしまいました(^_^;))

「小鳥のアパート」 浅野寿々子

次号付録予告
NO1ケース、かわいいですね。私も欲しいです♪

イメージ 3
「おかあさま」 わたなべまさこ

イメージ 4
「マキの口笛」 牧美也子
読者のページ「マキちゃん新聞」
下の似顔絵、真ん中が「エリノア」の谷口ひとみさん。

イメージ 5
「東京プリンセス」 横山光輝

イメージ 6
「ルミちゃん教室」 つのだじろう
ルミちゃんのお姉さんはもろ♪パン・ツー丸・見え♪(^_^;)
実際にこんなつんつるてんの制服はないと思うけど(^_^;)
 昭和42年のミニスカートブームの時、中学校の制服をかなり短くして、男子のそばを跳ねるように歩いてちらちら下着を見せてた女の子がいたなぁ(^_^;)
その子の名前も顔も覚えていないのにパンチラだけが鮮やかに記憶に残っていて…私は男子か!(^_^;)

イメージ 7
絵物語「美しき白鳥」 高橋真琴

新連載推理小説「青い一軒家」 多岐川 恭
出演 浅野寿々子

イメージ 8
東京放送テレビ「夕焼け天使」 赤塚不二夫

イメージ 9
「ひとりぼっちのすずらん」 野呂新平

イメージ 10
「チューリップくん」 上田とし子
何か…チューリップくんと羽生結弦くん、似てません?(^_^;)

イメージ 11
「青空きょうだい」 くぼたまさみ
当時の家並みの風景が克明に描かれてますね。
遠くに東京タワーが見えるので東京都下のどこかの町なのでしょうか。
テレビの普及に伴って屋根の上に乱立するテレビアンテナは時代を象徴しています。
昔のアンテナって極端に長かったですね。
台風やカラスにへし折られるってことなかったのでしょうか。
  以前、近くのマンションのテレビアンテナに毎日大きなカラスが止まりに来ていて、グラングランする様子を見て“こっちに来なければいいなぁ”と思っていたらついに我が家のアンテナに!
へし折られてしまいましたぁ(^_^;)

主人公の少女はお菓子屋さん。
そう、昔のお菓子屋さんってこんなでしたね。
駄菓子屋さんとパン屋さんの中間みたいな感じの。
量り売りのお菓子や、日持ちする菓子パン、カップケーキとか。
不二家のキャラクターは今は不二家のフランチャイズでなければ置いてないと思います。

イメージ 12
「ノンちゃん劇団」 藤木輝美
列車の網棚が懐かしい。
今は“網”ではないけれどやっぱり網棚と言ってますね。

イメージ 13
「ペペも悲しいか」 山田えいじ
ペペがまだコロッコロの赤ちゃんの時。

イメージ 14
りぼん2月号ピアノ懸賞 当選者 増井昭子さんの作文から
「あたった!あたった!私もあたった!」
 ピアノ当選者の取材記事です。
作文はきっと編集側の依頼によるものでしょうね。
この少女の家にはピアノを置くスペースがあったんですね(^_^;)
我が家の様に三畳一間の4人住まいの家庭だったら当選はきっと取り消しだったんだろうなぁ(^_^;)



おばあちゃんとニャンコの節分(=^・^=)

$
0
0
今年も無事豆まきをしました♪
イメージ 1
梅ちゃんとおばあちゃん。
鬼のお面は両面テープでくっつけてあります(^_^;)
イメージ 2
バロンとおばあちゃん。
イメージ 3
マーちゃんとおばあちゃん。
マーちゃんは真っ黒いので目鼻が良くわかりません(^_^;)
イメージ 4
ミーちゃんとおばあちゃん。
サリーちゃん、夏ちゃん、ユキちゃんはおばあちゃんが抱っこすると大暴れするので写真はパス(^_^;)


昭和30年「漫画王」7月号

$
0
0
イメージ 1
秋田書店「冒険王」の増刊として刊行された「漫画王」は昭和27年に月刊誌として独立。
「冒険王」が小学校高学年、「漫画王」は低学年向けのようです。
「冒険王」が当初「少年少女・冒険王」としていたように「漫画王」も少年少女とも対象にしていたのでしょうか。表紙は学年誌の様です。
でも中身は完全に少年向けなんですが(^_^;)
数年後には少年のみの表紙になります。

口絵からいきなり漫画が始まります。
「ぼくのそんごくう」 手塚治虫 カラー5ページ

イメージ 2
今月の懸賞プレゼント目録
カメラ・幻灯機・ハーモニカ
 幻灯機は少年誌や学年誌の付録に何度も付きましたね。
それだけ少年の羨望を集めた機械だったのでしょうね。
付録の幻灯機は紙製なので、電球をセットすると熱でフニャンとなってしまったけれど(^_^;)
雨戸を閉めて押し入れにこもって映して遊んだ記憶があります。
漫画王メダル
このころどこの雑誌でも金属製のメダルやバッジなどが景品に付きました。
鋳物工場が盛んだったんですね。

グラビア 歌とテレビの豆スター「おウマとなかよし」
玉井由美
テレビ放送が始まってまだ2年。
この少女に記憶のある人は少ないでしょうね(^_^;)

イメージ 3
「朱房の小天狗」 うしおそうじ 8ページ

イメージ 4
「いなずま童子」 ふくしまてつじ
年少向けに名前を平仮名表記にしても絵は手を抜きませんね。
イメージ 5
「空手くん」 土屋一平 8ページ

「チョン子チョビ助」 益子かつみ 4ページ
描き込みがすごい\(◎o◎)/!
イメージ 6
「はやぶさ太郎」 木下としお 4ページ

イメージ 7
読み物 「あおげ大空」 梶原一騎
梶原氏はこの頃から既にスポ根物です。

飛行機ものしりページ「最新型輸送機のいろいろ」

イメージ 8
「大学の虎さん」 白路 徹 4ページ

時代え物語「忍術どくろ丸」 細島善美 絵・堀 万太郎

つうかい えものがたり「ブラック・ホーク」 ナナ通信
アメコミっぽい絵です。
ナナ通信”って何でしょう? 作者名?

綴じ込みふろく「ぼくらのスタープロマイド」
メンコサイズです。
時代劇俳優は目張りや描き眉をしているのでみんな似たような顔になりますね(^_^;)
市川右太衛門 東千代の介 市川雷蔵 大友柳太郎 大谷友衛門(この俳優さんはわかりません(^_^;)) 高田幸吉 長谷川一夫 中村錦之助 嵐寛寿郎

イメージ 9
「アンパン放射能」 杉浦茂 5ページ
杉浦ワールド炸裂!
イメージ 10
つうかいにんじゅつえものがたり「山彦丸」 佐藤広喜

イメージ 11
「一二の三太」 茨木啓一 6ページ

「世界の科学者 アインシュタイン」
偉人伝は低学年向けの定番です。

イメージ 12
れんさいたんていしょうせつ「七つの鳩時計」 島田一男 絵・谷俊彦

「ぽんぽこ一刀流」 いしだえいすけ

「日本ではじめての 日米大野球戦」
明治29年にアメリカの横浜外人クラブとの間で日本最初の野球試合が行われた時の模様。

イメージ 13
「宮本武蔵」 山口あきら 4ページ

世界の卓球王「よくぞやった 田中選手」
世界卓球選手権に日本が初出場してから三度目、男子シングルで優勝。

イメージ 14
「世界一の潜水夫」
時代を感じさせる潜水服です。

れんさいぼうけん小説「怪光線X号」 久米元一 絵・伊勢良夫

イメージ 15
西部冒険絵物語「あくまの黄金」 中村英夫
西部劇と時代劇のコラボレーションと言う、なんともシュールな作品です(^_^;)
ガンマン対覆面剣士なんて漫画ならではです。
個人的に好きですねぇ(*^_^*)
イメージ 16

イメージ 17
映画「ノンちゃん雲に乗る」 鰐淵晴子

イメージ 18
「ゆかいなボンちゃん」 桂 たろ

れんさい冒険小説「みどりの少年団」 野村胡堂 絵・古賀亜十夫
 「銭形平次」の野村胡堂が少年誌に書いていたなんて。
現代少年銭形平次と言ったところでしょうか。

イメージ 19
時代つうかい絵物語「まほう小僧」 岡 友彦 カラー4ページ
低学年向けのせいか、少年は色っぽくない(^_^;)


昭和20年代 「悪者征伐」 たけし

$
0
0
今日は建国記念日ですね。
と言うことで日本を作った神様のお話の漫画をご紹介します(*^_^*)
イメージ 1
昭和20年代半ばごろの、赤本と呼ばれる粗末な単行本です。
B6判 60ページ 千鳥書房 定価50円
住所を検索してみましたら現在は“千鳥書房”ではなく“東京地図出版”となっていました。
色鮮やかで奇麗な表紙です。
イメージ 2
 日本の神話がテーマで4人の神様が活躍する話が描かれています。

イメージ 3
「たぎまのくえはや」
“ぼきいーっ”“ぼきりぼきりっ”と、擬音も吹き出しの中に書かれているのが面白いですよね。
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10
「のみのすくね」
イメージ 11

イメージ 12
鳥獣戯画に出てきそうなうさぎとさる。
イメージ 13
「おおしあい」
イメージ 14
“えーいっ ひじを一本いかがでござるかーっ”
“なんのなんの…ひじの一本くらい わがてつわんをたべてうせろーっ”
せりふ回しが独特です。
イメージ 15
“こころえました えーいっ”
“こころえました しっかりやってください”
なんか日本語翻訳ソフトを使ったようなせりふです(^_^;)
イメージ 16
手塚先生の登場以後の漫画で育った我々世代から見るとちょっとシュールな世界ですね(*^_^*)





昭和40年「少女フレンド」26号 28号 30号 31号 32号

$
0
0
イメージ 1
26号
スピードくじが無くなりましたが、今週の懸賞プレゼントはレインコート、傘、レインブーツなど雨の日グッズ。

人気スターシール
シールと言っても裏に糊はついていません(^_^;)

イメージ 2
「東京シンデレラ」 細川知栄子 原作・生田直親

目が見えなくなり将来に絶望したノッコは鉄道自殺を図るが…
ママのまぼろしに諭されて思いとどまる。
 いよいよファッションショーが開かれるがノッコは目が見えないまま出場するが、ライバルのデザイナー奥村とマネージャーの企みでノッコは舞台の上で立ちすくんでしまう。

イメージ 3
「西郷輝彦さんがないている」
鹿児島で行われた西郷輝彦のショーの会場でつめかけたファンによる混乱で、警備に当たっていた警官が亡くなったのだそうです。
写真の少女はその警官の娘さん。

「ジャジャ子ちゃん」 赤塚不二夫

イメージ 4
「王女エレナ」 里中満智子

イメージ 5
「魚屋チャンピオン」 ちばてつや
4回連載で次号最終話なのですが27号は未入手なのでご紹介できません(-_-;)

イメージ 6
新連載(4回連載)「ねこ目の少女」 楳図かずお
楳図先生「少女フレンド」初登場。
当時はもっと長く続いた様な気がするのですが、子供にとっての1ヶ月って長く感じたんですね。
 猫を殺したたたりで加賀家の双子の姫の一人雪姫は猫の目を持って生まれてきた。
殿は雪姫に毒を盛って殺してしまう。
月日は過ぎ、加賀家の猫の呪いは現代によみがえる。
イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9
「ひとりぼっちのしあわせさん」 細野みち子
「こんにちはパリ」 谷悠紀子

イメージ 10
28号(27号は未入手です(^_^;))
表紙・シンデレラに扮した高見エミリー

口絵・特集「すてき! 夏のおしゃれはこれで!」
モデル 舟木一夫 上原ゆかり

イメージ 11
2色グラビア「ビートルズとジャニーズくらべ」
ビートルズとジャニーズを比較するなん暴挙じゃありませんか?(^_^;)

「東京シンデレラ」
ノッコは目の手術をしたが失敗に終わる。
その上姉、カノ子の顔の怪我はノッコの仕業だったと言ううわさを流され、マリア磯村もデザイナーとして窮地に立たされる。
ノッコはカノ子に嫌がらせをやめるよう頼むが、その代わりにシルビアとの間を取り持つ事を強要される。
イメージ 12

イメージ 13
新連載(4回連載)「もう一度生きたい!」 花村えい子 原作・西谷康二
 重い心臓病を患う久美は目の不自由なさゆりと友達になる。
自分の死期を悟った時、久美はさゆりに自分の角膜をあげようと考えるが…。

イメージ 14
「ねこ目の少女」 楳図かずお

NHKドラマ「若い河」 
6人の大学生が織りなす青春ドラマ。
出演・梓みちよ 三田明 九重佑三子 いしだあゆみ 田辺靖雄 久保浩
 私は観ていませんでした。

イメージ 15
30号
表紙・高見エミリーとハンガリー少年少女合唱団員

口絵・「びっくり大けんしょう!」
「2000年まで使えるマイクロカレンダー」が面白そうです。
こんなのがあったんですね。

イメージ 16
「東京シンデレラ」 細川知栄子
ファッションショーの舞台から落ちたノッコは脳内出血を起こし緊急に手術を受ける。
術後のノッコの前にカノ子が現れ、再びシルビアとの仲を取り持つよう脅す。

イメージ 17
次号連載予告「アリンコの歌」 ちばてつや

読切「百本めの針」 楳図かずお
目の見えない冬子は友人の比奈子に髪の毛を求める。
冬子はその髪の毛を人形に入れ、毎日一本ずつ針を刺して行く。
百本目を刺した時比奈子は失明して、二人は本当の親友になれるのだと。
イメージ 18

イメージ 19
読切「地下室がよんでいる」 浜慎二
 遊びに行ったデパートのエレベーターの中で幽霊に出会った美奈。
デパートの工事中に事故死した人夫の霊だろうか…。
イメージ 20

イメージ 21
新連載(4回連載)「石の顔」 東浦美津夫
 3つの願いをかなえてくれると言う「石の顔」
元ネタは怪奇小説のジェイコブズの「猿の手」
 「猿の手」はホラーの傑作ですね。
夫婦が2つ目に死んだ息子が帰ってくることを願う。
その夜、墓場から甦った息子が玄関のドアまでやってくる。
ドアの向こうの息子が生前の姿ではないことに気づき、墓に戻ることを3つ目の願いとする。
 読む側の想像力で恐怖が増大されますね。
「石の顔」では主人公の少女は事故死した姉が生き返ることを願います。

私も「猿の手」を元ネタに2本ホラーを描きました(^_^;)
イメージ 22

イメージ 23
31号

口絵・「世界の風俗人形 モコちゃん大けんしょう」 モデル・本間千代子

太田博之のブロマイド

イメージ 24
新連載「アリンコの歌」 ちばてつや
 山の中の黒沢炭鉱の小学校に赴任してきた城大介先生と生徒たちの物語。
イメージ 25

イメージ 26
「東京シンデレラ」 細川知栄子
ノッコの目が見えるようになりました。
都合がよすぎる気もしますが、そこは少女漫画だから許されます(^_^;)
イメージ 27

イメージ 28
ニュース物語「おそろしい輸血」(木島則夫モーニングショーから)
売血による“黄色い血”の輸血が原因で、3姉妹の父親は血清肝炎になり亡くなってしまった。
 “黄色い血”の問題が大きくなったのはこのころなのでしょうか。

「王女エレナ」 里中満智子

イメージ 29
最終回「ひとりぼっちのしあわせさん」  細野みち子
 表紙は破られていました(^_^;)
次号予告「ママがこわい!」 楳図かずお

「デイトちゃん」 クドーシゲオ

イメージ 30
32号
表紙・高見エミリー 太田博之

口絵・「ハンガリー少年少女合唱団」

「夏休み計画表」
学校でもB4位の大きさの計画表を書かされましたね。
起床時間、学習時間とか一応書いたけど最初っから励行するつもりなんてなかったな(^_^;)

イメージ 31
「東京シンデレラ」 細川知栄子
ノッコはシルビアが皇太子であることを知り、身分違いの恋を嘆く。

イメージ 32
新連載「アリンコの歌」 ちばてつや

イメージ 33
なみだのニュース速報「吉展ちゃんはもうかえらない」
誘拐事件発生後2年3ヶ月経った40年7月4日、犯人の小原保が逮捕され、吉展ちゃんの殺害を供述。

イメージ 34
新連載「ママがこわい!」 楳図かずお

イメージ 35
全国の少女がトラウマになった蛇女(^_^;)
私は妹と蛇女ごっこをして遊びました(^_^;)

昭和38年「少年」9月号 石森章太郎「マタンゴ」

$
0
0
イメージ 1紙・東芝の新型レーダー『ミリ波レーダー装置』 1600万円だそうです。

全体に戦争に関するテーマが多いのですが、発売月が終戦の日のある8月だからでしょうか。

口絵・オリンピック百科「走り幅跳び」
広告“明治カルミン” 懐かしい。スーッてするやつですね。

折り込み口絵・「名画プラモ教室」 絵・中西立太

イメージ 2
三共のプラスチックモデルの広告。
友の会に入会するとゼロ戦バッヂや陸軍の階級章がもらえるんだそうで…。
戦後18年、まだ微妙に戦後色が見え隠れしています。

「鉄人28号」 横山光輝
章太郎君は初期の頃よりハンサムになりました♪
カラー、モノクロ交互に4ページで別冊付録に続く。
イメージ 3
次号付録予告。

イメージ 4
「ストップ!にいちゃん」 関谷ひさし
これもカラー、モノクロ交互に4ページで別冊付録に続く。

イメージ 5
プラモブームでプラモの広告が目立ちます。
少年誌の巻頭口絵を飾っていた小松崎茂氏もプラモの箱絵に活躍の場を移します。

「ポテト大将」 板井れんたろう
母の実家(千葉)がこんなお風呂だったなぁ。
父の実家(茨城)は五右衛門風呂で怖かった(^_^;)

イメージ 6
「少年台風」 小沢さとる

イメージ 7
大特集 第二次世界大戦秘話「戦争ミステリー」 文・北川幸比古 絵・山本耀也
 戦争中に起こったミステリーのアンソロジー
「大戦艦陸奥の最後」
戦艦陸奥の爆発による沈没は実は幽霊の仕業か?
 “陸奥は今年の秋、多くの遺体と一緒に引き上げられると言う。果たしてその時すべての謎が解けるのだろうか?”とありますが実際に引き上げられるのは昭和45年になってから。

イメージ 8
読切「マタンゴ」 石森章太郎 (東宝映画「マタンゴ」より)
18ページと短編です。
読んだ当時は長編だったような気がするのですが。
映画は後で観たので石森作品の方が印象に残っています。
 
無人島に流れついた若者たち。
そこにはマタンゴというキノコが繁殖していた。
イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13
石森先生はホラーでもベタを多用しないんですね。
それでも十分恐怖は伝わってきます。さすがです。
ラフに描かれたきのこですが、かろうじて石森先生によるペンでしょうか。
アシさんの手であって欲しくないですねぇ。
 映画では、島から一人生還した男が病院で回想するシーンから始まるんでしたっけ。
そしてラスト、こちらを向いた彼の姿はマタンゴになっている。
彼もマタンゴを食べてしまったのだ。

イメージ 14
「いだてん二刀流」
巨人の柴田勲。

次号予告「まかせて長太」 赤塚不二夫

「モーちゃんター坊の冒険」 あさのりじ

イメージ 15
まんが映画の秘密「アトム誕生」
アトムが「アストロボーイ」としてアメリカに輸出されると言う記事があります。

イメージ 16
「発明ソン太」 あさのりじ

イメージ 17
「少年科学マジック」 構成・浅野利治(あさのりじ)
イメージ 18
「新人間大介」 江原伸

「背番号物語」
沢村、王、水原、川上、長島、鶴岡、金田。
イメージ 19
「TさんVさん スタジオ・パトロール」
テレビ画面が走査線の微調整で幽霊のように伸びたり縮んだり出来る。
その微調整の為にテストパターンがあったんですよね。
友達の家のテレビはテストパターンの円が三角おにぎりのようでした(^_^;)
 幽霊と言えばテレビ電波の受信状態が悪いと二重映りになって、それをゴーストと呼んでいましたが…デジタルになった今、それも懐かしいですね。
 「隠密剣士」が「サムライ」と言うタイトルでアメリカで放映されるとあります。

イメージ 20
「恐怖探偵局」 藤子不二雄

イメージ 21
戦争冒険小説「進め!442戦闘機」 矢野徹 絵・中西立太

「がらくたくん」 吉田ゆたか

イメージ 22
「国語・算数百点テスト」
5年・6年のテスト用紙がついています。
これを送ると添削してくれる様です。
この本の持ち主は6年生だったようで算数に少し書き込みがあります。

裏表紙

Viewing all 393 articles
Browse latest View live