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Channel: まつざきあけみのブログ
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昭和33年「少女ブック」7月号「オデット城のにじ」ちばてつや

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表紙・上田みゆき

口絵・アミーちゃんが80人にあたる大けんしょう

『たのしい海辺』 近藤圭子 安田章子

1958年(昭和33年)出来事
皇太子妃決定
岩戸景気 61年11月まで
東京タワー完成
1万円札発行
巨人・長嶋茂雄選手、4打席4三振デビュー
後楽園ジムナジアム開場
売春防止法施行
フラフープ大流行
第1回日劇ウエスタンカーニバル開幕
国民健康保険法公布
1958年(昭和33年)流行したファッション・髪型
サックドレス爆発的人気
マギー・ルフのサックドレス「ベビードール」流行
ロカビリーブーム
ミッチー・ブーム
1958年(昭和33年)新商品・ヒット商品
フラフープ(ダイハツ工業)
 フラフープは玩具メーカーの製品じゃなかったんですね。
軽自動車 スバル360(富士重工業)
オートバイ スーパーカブ (本田技研工業)
鉛筆 ユニ (三菱鉛筆)
ゲーム 野球盤 (エポック社)
電子オルガン ビクトロン (日本ビクター)
1958年(昭和33年)新食品・ヒット食品
即席チキンラーメン (三倉物産)
缶ビール (アサヒビール)
テトラパック牛乳 (協同乳業)
 あの三角の牛乳パックですね。一時期小学校の給食にも出ていましたが…。今はないのでしょうか。
グリコアーモンドチョコレート (グリコ)
フレンチドレッシング (キューピー)
1958年(昭和33年)流行語
イカす (石原裕次郎が使った洒落ているなどの意味)
黄色いダイヤ (年々水揚げが減少し、庶民の手には届かなくなった数の子のこと)
シビれる (感動を表わす言葉)
団地族 (団地に住む人々を指す)
ながら族 (テレビやラジオの音楽をききながら勉強をするのが習慣になった若者たち)
1958年(昭和33年)流行語

嵐を呼ぶ男  石原裕次郎

夕焼けとんび  三橋美智也

だからいったじゃないの  松山恵子

監獄ロック  小坂一也

おーい中村君  若原一郎

無法松の一生  村田英雄

有楽町0番地  フランク永井

ダイナマイトが150屯  小林旭

からたち日記  島倉千代子

星は何でも知っている  平尾昌章

                                                       (「年代流行」より)

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名曲アルバム「山のよぶ声」
写真とイラスト(勝山しげる)の合成なのですが、手前の少女は顔とポケットの花だけがイラストで他は実写です。これもアイ・コラの一種?(^_^;)

『テレビ劇場』
「うたう三人娘」 江利チエミ 美空ひばり 雪村いづみ
「東京踊り」 松竹歌劇団

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「やまびこ少女」 わたなべまさこ

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次号付録予告
①“すてきな真珠のネックレス”がかわいいですね♪ルネのバッグやびんせんもおしゃれです。

『夏まつり』 松島トモ子

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夢の写真集『高原のバレエ』 鰐淵晴子 鰐淵朗子

「紅つばき」 なるみあきら
 真琴先生に似ていますが真琴先生ではありません。なるみさんは貸し本出身の様ですが、貸し本時代から真琴風です。

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写真物語「赤いランタン」 出演・松島トモ子

小説「さんしょ娘」 源氏鶏太 絵・日向房子

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「オデット城のにじ」 ちばてつや
 ちば氏の連載デビュー作。6月からの連載なのでこれは連載2回目になります。
しかし「少女ブック」がちば氏の了承なしに別冊への掲載を予告したことを機に講談社との専属契約を結び、「オデット城のにじ」は途中降板し、9月~12月終了まで保谷よしぞう氏が代筆。
ちば氏の熱心なコレクターがいるらしく「オデット城のにじ」掲載の「少女ブック」は入手が困難です。別冊付録は大変高額です。
後半は保谷よしぞう氏の代筆とのことですが、連載当初から保谷氏の手が加わっているように感じます。
同時期の「少女クラブ」連載の「ママのバイオリン」はあきらかにちば氏とわかる絵なのですが、「オデット…」の絵はちば氏らしくないんですよね。
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「しあわせの鐘」 わたなべまさこ
まさこ先生は「山びこ少女」との2本立て。

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「母よぶこえ」 楳図かずお
真琴先生の影響だと思いますが手足が細い!(^_^;)
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                                                          ↑細すぎ!(^_^;)

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やまびこ少女の動物園さんぽ 『こぐまちゃん こんにちは』
 昭和33年5月に東京日野市に開園した多摩動物公園を、まさ子先生が坊や(まさ子先生の御子息)と渡辺まさえちゃん(同姓だがまさ子先生と姻戚関係はない)と一緒にご案内。
 多摩動物公園には昭和36年に小学校の遠足で行きました。上野の動物園しか知らなかったので、多摩動物公園の広さにはびっくりでした。

小説「おかあさん!」 窪田篤人 絵・糸賀君子

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「サッちゃん」 赤塚不二夫
 なんて大きなリボンでしょう。
 まだテレビが普及していないので、一般の家庭ではラジオが娯楽の中心でした。なぜかたいてい箪笥の上に置いてありましたね。チューニングがめんどくさかったこと(^_^;)

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「みゆきの歌」 みなみせいや 絵・わたなべくにお

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『おたのしみ映画館』」 「花笠若衆」 大川橋蔵・美空ひばり
「デン助の陽気な靴みがき」
「デン助の陽気な拳斗王」
西の花月劇場、東のデン助劇場。昭和45・6年頃、現在のテレビ朝日で土曜の午後放送していて、いつも観ていました。花紀京や岡八郎も好きでしたが、大宮敏光も好きだったな。私は演劇も好きだったのでデン助劇団に入りたいな、なんて思ったりもして(^_^;)
「子牛学校」

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ほんとうにあった物語 「かなしき千羽鶴」 まんが・石井きよみ 
33年公開 「千羽鶴」(共同映画)より
 原爆症で亡くなった川上貞子さんの物語。
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「すみれさん」 入江しげる

「星のひとみ 二反長 半 絵・花房ひでき
 後ろの少女はなんちゅう目をしているのでしょう(^_^;)

「ぼくちゃん」 上田とし子

昭和45年「週刊少女コミック」23号 「さすらいの太陽」新連載

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表紙・和田アキ子 シェリー・スミス
中央にいる猿が妙に冷めた目をしている(^_^;)

口絵・サンキョウリズミカ
カードに穴を開けてオリジナルのオルゴールが作れます。

ピンナップ・「おれは男だ」の森田健作
裏はヒデとロザンナの「愛は傷つきやすく」の歌詞

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「ちびっこCMタレント全員集合!」
中山清 三島達也 小花有紀 佐藤一明
う~ん…誰もわかりません(-_-;)

「愛の泉」 細川知栄子
デザインの仕事をしながら様々な困難を乗り越えて皇太子ジュリオとの愛をはぐくむ少女朝子。
フレンド連載の「東京シンデレラ」と「あこがれ」をドッキングさせたような、王道ラブロマンス。
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「水しぶきにダッシュ!」 ひだのぶこ
ひだのぶこさん(1950年3月2日 - )は単行本出身。昭和45年に少女コミックで雑誌デビュー。
この作品は水泳物ですが、フィギュアスケートを扱った物が多いですね。
後に「サーキットの狼」の池沢さとし氏と結婚。

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「勝利にアタック!」 灘しげみ
スポ根ブームの中、フレンドの「サインはV」、マーガレットの「アタック№1」、りぼんの「ビバ!バレーボール」に続いて4本目の連載バレーボール漫画。
マーガレットで「エースをねらえ!」がヒットすると灘さんもテニス漫画の連載を始めます。絵も山本さん風で、編集側の意向が強かったのでしょうか。

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「ルネの青春」 上原きみこ
 馬がしゃべっている~(^_^;)ミスター・エドかい、と突っ込みを入れたくなります(^_^;)

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次号新連載予告「魔女はホットなお年頃」 竹宮恵子
テレビ番組のコミカライズで、竹宮さんが原作ではありません。
「魔女はホットなお年頃」
昭和45年10月31日~46年3月27日までNET(現・テレビ朝日)毎週土曜日19:30 - 20:00に全22話が放送。
主演は新藤恵美。

「白い仮面」 花村えい子

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新連載「さすらいの太陽」 すずき真弓
 以前藤圭子の表紙(少年マガジン)を御紹介しましたが、藤圭子つながりで藤圭子がモデルと言われた「さすらいの太陽」をピックアップしてみました。

すずき真弓さんは単行本出身。雑誌デビューは昭和45年「少女コミック」 「さすらいの太陽」は2本目の連載だと思います。
「さすらいの太陽」の原作は藤川桂介。藤川氏は上原きみこさんの初期の作品の原作も手掛けたそうです。
しかし少女漫画に男性の原作と言うのはふさわしくないという理由で表記を伏せたそうです。
「さすらいの太陽」は翌昭和46年にアニメ化。
 昭和28年(アニメでは昭和29年)看護婦の野原道子によって赤ん坊がすりかえられる。一人は金持ちの香田家の娘美紀として、一人は貧乏な峰家ののぞみとして成長し、やがて二人はライバルとして歌手の道を目指す。
 原作ではかなり暗いドラマだったようですがアニメではソフトに描かれているようです。
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読切「水中花」 牧美也子
 牧さんはすでに「なかよし」「りぼん」からは退いており、少女漫画は時折「少女コミック」に描いていますが、絵がかなりレディース系です。

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「スマッシュ!スマッシュ!」 すなこ育子
すなこさんも単行本出身。テニス漫画は「マーガレット」で志賀君江さんが「スマッシュをきめろ!」がヒット。
タイトルも「スマッシュをきめろ!」を意識したのでしょうか。
テレビでは「スマッシュをきめろ!」が原作の「コートにかける青春」がドラマ化。

「ミチはデザイナー」 三谷美枝子

「ブラボー!フラワーメイト」 今村ゆたか

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「女とかげ」 古賀新一

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「すきすきマリー」 キヨノサチコ
キヨノサチコ(1947年 - 2008年6月19日)
代表作の絵本のノンタンシリーズは現在も不動の人気を保っています。
昭和20年代~30年代に活動されたオオトモヨシヤス氏のアシスタントを経て結婚。ノンタンシリーズの初期は二人の共著。後に離婚し、オオトモ氏の死後、著作権がキヨノ氏に移る。

「ライオンちゃんハーイ!」 宮のぶなお

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読切「友情をいつまでも」 鈴木精一
鈴木精一さんについて詳しいことはわかりません。たぶん単行本出身だと思うのですが。
武田京子さんを思わせる絵です。

昭和41年「別冊少女フレンド」11月号

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表紙イラスト・ちばてつや 牧美也子

口絵・“フランシーちゃんをあげます”
フランシーはバービーのいとこ。
“まつげをとかすブラシつき”…ってどんだけ長いまつ毛なの?(^_^;)
加山雄三 歌のカラーブロマイド『お嫁においで』

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プリンセスかべかざり 高橋真琴
エンボス加工と金箔貼りの豪華な壁飾りです。

「はじめてのやくそく」 細川知栄子 原作・西谷康二
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不良少年の浩を立ち直らせるため、ゆう子は浩にピアノを弾くようすすめる。
二人でピアノの競演を目指すが、ゆう子に難病の骨肉腫が見つかる。
手術を受けるゆう子のために音楽祭で立派にピアノを弾くことを約束する浩。
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浩の祈りもむなしく、ゆう子は亡くなってしまう。
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「チコとコロと」 杉本啓子
チコのあこがれの島村君。でも島村君はるり子さんと両想いらしい。でも二人は家同士が仲が悪くてロミオとジュリエット状態。チコが二人の仲立ちとなって結局チコは失恋することになるが、でも私にはかわいい子犬コロがいてくれるからさびしくないわ。
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「日本の妖怪特集」 絵・浜慎二

「ユメ子ちゃん」 板井れんたろう
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「はじめてかいたまんがの思い出」 細野みち子先生
右上のまんがは中学の時雑誌に応募した作品だそうです。全然細野さんの絵の面影は無いですね。
 中学2年の時手塚先生に手紙を書いてお返事を頂いたそうです。
細野さんは単行本でデビュー。

「はじめてかいたまんがの思い出」 青池保子先生
右上の漫画は中学2年の時描いたそうです。上手いですね。
左は初めて雑誌に載った「さよならナネット」中学3年の時の作品。
掲載誌の昭和39年「りぼん」お正月増刊は当ブログで紹介済みなのでぜひ見てね(*^_^*)

http://blogs.yahoo.co.jp/tamatyannanatyan/9688979.html

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「宇宙人ペロ」 はざまくにこ

「1・2・3と4・5・ロク」総集編1回目 ちばてつや
少女フレンドの前身「少女クラブ」連載。A5サイズの別冊連載だったのでB5サイズでは原寸印刷?そのためかやけにコマが大きいです(^_^;)
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美枝ちゃんたち一家が団地に引っ越してくるところから始まります。
舞台は東京だと思うのですが、昭和30年代はまだこんな畑がいっぱいあったんでしょうね。キャベツ畑もある(^_^;)
私の高校は葛飾区でしたがやはり学校のそばにキャベツ畑がありました(^_^;)教室の窓からモンシロチョウがいっぱいヒラヒラ入ってきて、のどかな学校だったなぁ(*^_^*)肥溜めもしっかりありました(^_^;)
今頃は多分住宅が立ち並んでいると思います。パウロス
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引っ越し業者の車は今ではコンテナタイプが一般的ですが、昔は普通にトラックでしたね。美枝ちゃんたちはお父さんの運転する軽トラで運んでいますが、業者に頼むとお金がかかるので知り合いに頼んだり、車を借りたりすることもよくありました。荷物がむき出しなので途中で雨など降ったら大変だったでしょうね。
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少女世界名作シリーズ「キャンタビル家のふしぎ」 文・一条明 絵・石原豪人

「ラーラの赤いバラ」後編「フランツの白いバラ」 牧美也子・松本零士合作
戦争によって引き裂かれたフランスの少女ラーラとドイツの青年フランツとの悲恋物。
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「女神」 青池保子
勝利の女神“サモトラケのニケ”を作った彫刻家パウロスの物語。
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パウロスの恋人マリアがモデルの“ニケ”は今もルーブル美術館に展示されている。

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最終ページ広告・ナンシーちゃん(大池玩具)
オオイケは丁寧な人形作りに定評がありますが、ナンシーちゃんはあまり可愛くありません(^_^;)

裏広告・セイカスター 谷悠紀子さんのイラストのノート&スケッチブック
念のため谷悠紀子さんを検索したら驚きました。谷さんは1999年8月10日に64歳で亡くなられていたのです。
 谷さんの伝説の学年誌の星シリーズは今マニアの間でひそかなブームを呼んでいます。
 ところで谷さんの御子息は俳優の谷垣宏尚(たにがきひろたか)さん。舞台やテレビで活動されているそうです。

昭和42年「少女フレンド」1号 2・3合併号 4号

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表紙・エミリーちゃんと吉永小百合
表紙クイズ “表紙の中に間違っている文字が一つあります。どの文字でしょう。” 
ヒマな人は探してみてね。答は最後に。 

口絵・新年のマスコットをあなたに

人気スターデラックス絵はがき
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新連載「一番星みつけた」 里中満智子
家計を助けるために酒屋で配達の仕事をしている久美。
 「サザエさん」でもお馴染みの“三河屋” この屋号は酒屋の定番ですね。
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夜間中学に通いながら働く久美。
昼の生徒から時計を盗んだと疑われる。
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母が勤め先の工場でけがをしたとの知らせが。
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工場の機械の修理代と母の治療費が必要になり、夜間中学も辞めようかと悩む久美。(
ふとかばんを見ると昼の生徒の辞書を間違えて持ってきてしまった。

夜間中学とは、公立の中学校の夜間学級のことをいいます。戦後の混乱期の中で義務教育を修了できなかった人や、様々な理由から本国で義務教育を修了せずに日本で生活を始めることになった外国籍の人など、多様な背景を持った人たちが一生懸命学んでいます。最近では、形としては中学校を卒業していても不登校などの理由で十分に通うことができなかった人たちの“学び直しの場”としての役割も期待されるようになりました。
 昭和30年頃には、設置中学校数は80校以上を数えましたが、就学援助策の充実や社会情勢の変化に伴って自然減少し、現在では8都府県25市区に31校が設置されています
                                            ( 政府広報オンラインより抜粋)

私の中学校にも夜間部がありました。(今もあります)夜間の生徒とすれ違うことはなかったので、どんな人が通っていたのかはわからないのですけど。
 中2の時の担任の先生が自ら希望して夜間部の教諭になりました。夜間は激務なのでなり手がいないのだそうです。優しくていい先生だったなぁ。今でも先生の顔をはっきり思い出せます。

新連載「いじわる一家」 赤塚不二夫
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読切「MYフレンド」 石森章太郎
 漫画家志望のポコが石森邸をたずねる。
はっきり言ってこの作品は面白くありません(^_^;)

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「わたしのドクター」 北条なみえ

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お笑いスターの24時間 “春乃チックタックさんのまき”
 春乃タックは解散後“高松しげお”名義で俳優などで現在も活動。

映画物語“これが青春だ!”

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 以前から可奈達になにかと世話をしてくれている真一。しかしパイロットの池端は彼の様子を怪しむ。
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そこに拘置所の母が病気で警察病院に入院したとの知らせが。
しかし母は病院から脱走し、自宅に向かう。そして娘の亜矢が自殺したことを知る。

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次号予告「あまいあまいシンデレラ」竹中きよこ 「みにくいネリー」 大岡まち子
お待ちかね楳図先生の新連載「ミイラ先生」も始まります♪

「みそっかす」 ちばてつや
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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

「きちがい病院」最終回 浜慎二

「金髪のコレット」 青池保子

●表紙クイズの答え・左上の“創刊4周年紀念”の“紀” 正しくは“記”ですね♪
  
2・3合併号

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表紙・エミリーちゃん イラスト・谷悠紀子 細川知栄子 細野みち子

口絵・明治チョコボール広告 石坂浩二

パス入れカレンダー
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タミーちゃん広告 ふりそでタミーちゃん。

写真物語「わんぱくデビッド」 絵・北島洋子  構成・林冬子
間もなく来日するデビッド・マッカラムの少年時代。
 デビッド・マッカラムも83歳。お年を召されました(^_^;) 髪質からして禿げやすいかと思ったら意外と残っています(^_^;)(自毛であれば(^_^;))

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
亜矢の後を追おうとする母を止める可奈。
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真一をうたがう池端はセスナ機の故障を装って真実を吐かせようとする。
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「みそっかす」 ちばてつや

「一番星みつけた」 里中満智子
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辞書を返しに昼の教室に行く久美。
 あくる日机の中に返したはずの辞書が。中に“ありがとう”の手紙が入っていた。手紙の主は早川英二。

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テレビ「奥さまは魔女」で大かつやくのエリザベス・モンゴメリー “すてきなサマンサ”
E・モンゴメリーの物語。

おわらいスターの24時間 “植木等さんのまき”

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新連載「ミイラ先生」 楳図かずお
聖白バラ学院に眠るアンヌのミイラ。見周りの葉山先生の前にミイラが甦る。

テレビの「恐怖のミイラ」も怖かったけれど「ミイラ先生」も怖かったです(^_^;)
 ある時トイレでふと窓の外を見たら、うわ~っ!ミイラ先生が~っ!\(◎o◎)/!と、ぶったまげました(^_^;)
…って、よく見たら自分の顔だった(^_^;)昔のトイレは電球が40ワットと暗いのでくっきり映り込むんですよね(^_^;)
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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

「いじわる一家」 赤塚不二夫
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「金髪のコレット」 青池保子

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新連載「あまいあまいシンデレラ」 竹中きよこ
 ケーキ屋さんで働くユミちゃん。両親がいないユミちゃんは、今は施設にいる妹と早く一緒に暮らすことを夢見て頑張っています。
 ケーキ屋さんはいつの時代も女の子の憧れの職業ですね。
 このころ、やっと生クリームのケーキが普通に店頭に並ぶようになりました。それまでのバタークリームに馴染んだ世代には生クリームよりバタークリームが好きと言う人、結構いますね。
 甘党の男性のことをスイーツ男子と言いますが、私の父親が筋金入りのスイーツ男子でした(^_^;)コーヒーに砂糖を大さじで3杯も入れるし、羊羹を1本まるごと砂糖壺の中に入れ、目いっぱい砂糖をまぶして食べていました(^_^;) 子供の時父親につきあわされて黒砂糖のブロックをカジカジかじったなぁ(^_^;)
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「わたしのドクター」 北条なみえ

読切 「みにくいネリー」 大岡まち子
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いまわの際の母の遺言で女優になるべくニューヨークにやってきたネリー。
容姿が醜いため劇団に門前払いされてしまう。
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ネリーの熱心さに入団をかけあってくれたのは看板女優のローナ。ローナは近々公演される「ロミオとジュリエット」のジュリエット役に決まっており、稽古がはじまる。
公演の最終日、病気で倒れたローナの代役として台詞を覚えていたネリーが選ばれる。
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ネリーの姿に観客の罵声が飛ぶ。しかし必死に演じるネリーに観客も次第に引き込まれていく。
公演は無事成功し、ネリーにスターとしての道が拓かれていく。

“みにくい”主人公と言うとどうしても谷口ひとみさんの“エリノア”を思い浮かべてしまいます。大岡さんが意識していたかどうかはわかりませんが。
 容姿が悪くても努力をすれば報われる…かどうかはそれぞれの判断にまかせるとして(“エリノア”は別格として)少女漫画のキャラクターはやっぱりかわいい絵の方がいいですよね(^_^;)
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表紙イラスト・ 細川知栄子 細野みち子 里中満智子 竹中きよこ 赤塚不二夫 青池保子 楳図かずお ちばてつや

口絵・明治クリームキャラメルの広告 石坂浩二

あけてびっくり 日本のここにこんな宝が!
 開くと日本各地に伝わる埋蔵金のありかが紹介されています。

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也
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次号予告「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか 「まんがちゃん」 杉本啓子

「みそっかす」 ちばてつや
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新連載「テレビ物語 奥さまは魔女」 “人間みんなうそつき”

おわらいスターの24時間 “牧伸二さんのまき”

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
真一はついに自分が殺人犯名だと白状する。
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しかし可奈の「自首して」の頼みを無視して真一は逃亡を図る。

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「いじわる一家」 赤塚不二夫

「一番星みつけた」 里中満智子
久美のクラスに新しく大熊先生がやってくる。
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「ミイラ先生」 楳図かずお
葉山先生の様子がおかしい。絵美子はこっそりでかける先生の後をつける。
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「金髪のコレット」 青池保子
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読切 「火の花」 谷悠紀子 原作・山浦弘靖
美しいローザは近々恋人アルマンと結婚式を挙げる。
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しかしローザに一目ぼれした公爵は自分の妻にならなければアルマンを殺すと脅し、ローザは泣く泣く公爵と結婚する。しかしアルマンは公爵に殺されてしまう。それを知ったローザは湖に身を投げて死んでしまう。
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その晩公爵の前にローザのウェディングドレスが現れる。何度捨てても再びドレスが公爵の前に。
公爵は気がふれて死んでしまう。
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天国で結ばれるアルマンとローザ。

「あまいあまいシンデレラ」 竹中きよこ

「わたしのドクター」 北条なみえ

昭和45年「週刊少女コミック」26号 マンガ研究生 小室しげこ入選

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表紙・チロルの羊飼いに扮した森田健作 イラスト・上原きみ子

口絵・キャネロン(モデルの少女)のシール人形プレゼント

カラーピンナップ “草原のにおい” 桜木健一

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吉沢京子ちゃんの 秋のきもの
桜木健一主演(梶原一騎・原作)の「柔道一直線」に出演中の吉沢京子。
吉沢京子と岡崎友紀は共に昭和28年生まれ。二人とも玉の輿婚と言われる結婚をしましたが、二人とも離婚してしまいましたね(^_^;)

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「ルネの青春」 上原きみこ
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「ジョー先生がんばって!」 百田てるよ
百田さんは単行本出身。雑誌デビューは別冊マーガレット。その後「ティーンルック」に連載を執筆。

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新連載「ビバ!プリンセス」 白石晶子
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「勝利にアタック!」 灘しげみ
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第3回まんが研究生入選者発表!
入選 「詩子に愛を」 小室しげこ(生年月日・昭和25年3月25日)
“東京都品川区”とありますが、出身は“宮城県白石市”だそうです。上京して漫画家を目指していたと思われます。
“まんが研究生”とは“漫画賞”とは別に将来有望な作家に研究費を援助し指導して行くというシステムで「マーガレット」が最初に始めました。「マーガレット」の“まんが研究生”出身の作家は中森清子、山本鈴美香、有吉京子、井上恵子等々。
小室しげこさんは翌昭和46年「別冊少女コミック」1月号「おとなってずるい」でデビュー。(画像はくだん書房さんのサイトから勝手にお借りしました(^_^;))
 準入選・城戸裕
 準入選・斎藤久枝
斎藤さんは後に「なかよし」でデビュー。記憶が確かであれば斎藤さんは山本鈴美香さんと同じ高校出身。
 準入選・川島茂
選外佳作・和泉美紀、小役丸祥子さんは各誌投稿の常連。 

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読切「老紳士にご用心」 戸塚ゆうこ
戸塚さんも単行本出身。
妹の戸塚すみえさんは私が入選した44年度のマーガレット漫画賞で佳作に入選。
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読切「特ダネはいただき!」 森永真理
大和和紀さん風の可愛い絵です。「少コミ」デビュー。
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「さすらいの太陽」 すずき真弓
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「水しぶきにダッシュ!」 ひだのぶこ
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次号連載予告「恋の殺し屋」 和泉洋子

「白い仮面」 花村えい子
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「魔女はホットなお年頃」 竹宮恵子
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「スマッシュ!スマッシュ!」 すなこ育子
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第2部新連載「ブラボー!フラワーメイト」 牧野和子
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読切「あの雲までとぼう!」 竹本みつる

小室しげこさんの訃報を知ったのは最近のことなのですが、亡くなられたのは6年も前の2011年と知っていささかショックです。追悼の意味も込めて1本ご紹介します。

昭和49年「週刊少女コミック」24号掲載「ママの肖像画」

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「ママの肖像画」 小室しげこ
「少コミ」より「なかよし」での作品が多いので読者には「なかよし」作品の方がお馴染みかもしれませんが、個人的に「少コミ」時代の絵の方が好きですね。
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マリアンヌの元に父の後添えのイレーネがやって来る。しかしマリアンヌは新しい母を受け入れない。父と離婚した実の母がいつか迎えに来てくれると信じている。
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その晩、たまたま母親と同じ香水をつけたイレーヌを、マリアンヌは母と間違える。マリアンヌは夜盲症で夜になると目が見えなくなるのだ。イレーヌは“母”になりすましてマリアンヌの夜盲症を治すため食生活を変えようとする。
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目が見えるようになったマリアンヌは、いままで嫌っていたイレーヌこそ“母”だったと知る。
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夜盲症(トリ目)と言うと松本あきらの「青い目のマリー」(「少女」連載 単行本時「星よきえないで」)のまゆ子を思い出します。この漫画で初めてトリ目と言う病気を知りました。

知人は子共の頃、母親がきちんとした食事を作ってくれなかったため栄養不良になり、姉はトリ目、本人は脚気になったそうです(^_^;)



昭和28年「おもしろブック」臨時増刊 「ドローン城物語」 手塚治虫マニア必見!

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「タコあげ」福井英一

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折り込み口絵「明け行く大東京」 絵・中島章作
 64年前に描かれた東京の未来予想図です。
“すばらしい夢を乗せて1本レールの上を新型超速列車が300キロの速さで走って行きます”
 この段階で後の新幹線構想はあったのでしょうか。開業当時の新幹線の速度は200 km/h 。現在の新幹線の最高速度が300 km/h程なので、この超速列車の300キロと言うのはSF的発想だったのでしょうね。

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裏・「いさましいライオン狩り」 絵・飯塚玲児

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世界名作物語「男装の少女」 チャールズ・リード原作 絵・矢野博正

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新年の大芝居「お猿太閤記」 倉金章介

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「ドローン城物語」 手塚治虫
敵に攻められ命を落とした王子と家来。王子に城の宝を守るよう命じられた家来は幽霊となってこの世にとどまることになる。
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月日がたち家来は王子に似た戦災孤児の少年に宝を渡す。
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 2色刷りを効果的に使い、幽霊を赤刷りで描かれています。でも赤スミで描かれたのではなく、たぶん別紙に黒スミで描いて赤色指定にしたのだと思います。。2色ならではの表現方法ですが、ではモノクロ印刷であろう全集ではどのようになっているのでしょうか?実はこの原稿は現存していないらしく、全集ではオリジナルからのリプリントです。いずれにしても2色のオリジナル版は本雑誌でしかお目にかかれないわけですね。

「初笑い百面相」 出演・柳家小まん

西部傑作大絵物語「インディアン平原」 小松崎茂
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冒険絵物語「バビロン誕生」 原研児

映画物語「超音速ジェット機」(東和映画)

探偵冒険傑作小説「恐怖の登山電車」 香山滋 絵・鈴木御水

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「とんちとん吉 五十三次」松浦泉三郎  絵・石田英助
 永谷園の東海道五十三次のカードが復活しましたね。昔、応募してカードのセットが当たりました(*^_^*)まだとってあります♪

「ロボットドッグ」 木下としお

「よわむしヒョウ助」 田中ひさゆき(田中久)

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「西部の少年トム」黒宮のぶを
 これは読者の投稿作品のようです。そこそこ上手ですがプロにはならなかったのでしょうか。

「羅生門」 馬場のぼる

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「猿飛三四郎」 朝島雨之助 絵・益子かつみ
 石田英助さん風の絵で、とても益子さんに見えない(^_^;)

科学冒険絵物語「ケーンおじさんの魔術」 中村信生
 いん石で作られた飛行マスコットで車が空を飛ぶ。

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海洋絵物語「南蛮夜叉丸」 宗方三郎 絵・岩田浩昌

「先生もおいもだ」 さいとうくにお
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「チョビ助捕り物帖」 藤沢圭三

「やまざる町へ行く」カゴ直利

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日本神話おもしろ版「海ひこ山ひこ」 木の実和

世界名作絵物語「ジュリアン物語」 フローベル原作 絵・玉井徳太郎

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「文ちゃんクラブ」
 読者の投稿漫画

昭和34年頃「花の命」山田えいじ 曙出版・文華書房

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「ペスよおをふれ」でお馴染みの山田えいじ氏の単行本漫画です。
山田氏は単行本出身だと思うのですがいつ頃デビューなのかは不明です。
「花の命」は馴染みの絵とは随分違うので雑誌デビュー前の作品かと思ったのですが、既に「なかよし」で「ペスよおをふれ」を連載中の昭和34年頃に描かれたようです。
33年・34年頃の山田氏の絵は大変丁寧で緻密なのですが、これはかなりザックリしています。他の人の手が入っているのかとも思いましたが、顔以外はやっぱり山田氏らしい絵なんですよね。
 単行本は雑誌に比べて原稿料がきわめて安価なのでその分手を抜いたのでしょうか。
それはそれで几帳面な山田氏らしくもないと思いますし。
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この時代の単行本には珍しく、主人公はハイティーン。
ファッションデザイナーのミエ・タカハラの長女テルミはモデルを務めるほどの美貌の持ち主。
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妹のマユミはそんな姉にコンプレックスを感じている。
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母に愛されていないと思っているマユミはいつも不良と遊び歩いている。
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   イメージ 17単行本は基本的に発行年が記されていないのですが↑一万円札が登場しているので、33年12月以降であることが推測できます。しかしこの一万円札はよく見ると、お札の右上、左下に“壱”と書かれています。本物にはありません。とするとまだ発行前に想像で描かれたのでしょうか?
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↑時代からするとこれはモンキーダンス?(^_^;)
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“パパは死んだ”とママから聞かされていたが実は先程の車の男が実のパパであった。
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                                     ↓なんかいやらしい顔のおまわりさん(^_^;)
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ママのお店が火事になり、財産のすべてを失ってしまう。
それを知ったマユミの父は再起の為のお金をマユミに渡そうとする。
マユミは“競馬で当てたお金”と説明するが、母はギャンブルで得たお金など要らぬと受け取りを拒否する。
貧しい生活の中で姉のテルミは母を捨て家を出て行く。
絶望した母は病の床に。
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母を思うマユミの気持ちをやっと受け入れた母。
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新刊予告
既に好美のぼる、つづき佳子、川辺フジオ、赤塚不二夫、鈴原研一郎 各氏が活躍中。
なめくじ少女…(^_^;)どんな漫画なんでしょう。興味をそそりますね(^_^;)

と言うわけで今後も山田氏の雑誌デビュー以前の単行本を気長に探していきます(*^_^*)

昭和37年「少女ブック」2月号

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表紙・寺尾真知子 田代みどり

口絵・すばらしい晴れ着があたる大懸賞“うれしい日”
菊池洋子(同時期「少女クラブ」の表紙モデルのレギュラー。後のテレビドラマ「好き好き魔女先生」に出演)
 河内桃子

現・皇太子 2月で2歳
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“もうすぐ春よ” 森下洋子 浅野寿々子 大原永子

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次号付録予告
ブローチ6点セット!チープだけど可愛いですね♪ぜひ欲しいですね♪

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勘九郎坊やの“やんちゃ豆まき”
六歳の中村勘九郎(十八代目中村勘三郎) 渡辺トモ子 小橋玲子

今月のプリンセス“やさしい白雪姫”
二木てるみ

うれしい冬休み“みんなで楽しく”
島かおり 渡辺香代 井上ひろし 浅野寿々子

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「白馬の少女」 わたなべまさこ 豪華8ページフルカラー
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「ファニ」 水野英子
折り込みワイドサイズの表紙。
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“スターフラッシュ”
映画「花の兄弟」に出演の橋幸夫 雷様との兄弟役だったのね(^_^;)
下・飯田久彦。

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「とびだしたマリ」 横山光輝

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小説「ママこっちむいて」 窪田篤人 絵・糸賀君子 
母恋物も30年代後半になると和装から洋装の母親に。

弘田三枝子物語「ジャズ娘 はりきりミコちゃん」
パンチのミコちゃんは14歳。
弘田三枝子の「バケーション」が好きだったな♪歌の冒頭、バケーションのスペルだとは知らなくて“ビー、エー、シー、エー、ティー、アオエー”なんて歌っていました(^_^;)

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「泣かないで」 牧かずま
閉じ込みで栞がついてます。

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“琴姫さまと武者修行”
「琴姫七変化」放送中。松山容子 寺尾真知子 福島弘子

ほんとうにあったお話「おかあちゃん目がほしい」
事故で突然目が見えなくなってしまった光代さん。

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おたのしみ映画館「さようならの季節」(日活映画) 主演・吉永小百合 浜田光夫
 高度成長期の陰でブラジルに移民として働きに出る貧しい少女たち家族。
この映画は観たことがありませんが、悲しい話のようです。

少女ミステリー「ねらわれたクイーン」 出演・山田吾一 福島弘子

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「星の子」 野呂新平
キララは宇宙から来た少女。野呂さんのSF物は珍しいですね。インパクトのあるUFOです。

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「黒いオデット」 鈴原研一郎
 鈴原氏の住所が愛知県豊橋市となっています。単行本や「少女ブック」の作品は地元で描かれていたようですね。「少女ブック」休刊後「マーガレット」が創刊になっても仕事の依頼が無かったので急いで上京されたとのこと。

昭和42年「少女フレンド」5号 6号 7号

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5号
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表紙・エミリーちゃんと吉永小百合、和泉雅子

口絵・ファンのスタジオ訪問“今年も頑張ってね”
「スターヒットショー」に出演する舟木一夫にファンが訪問。

名作劇場「ふた子の兄弟」(ジョルジュ・サンド「愛の妖精」から)文・一条明  絵・糸賀君子
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“エルちゃん美容室で髪型うでくらべ”

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新連載「まんがちゃん」 杉本啓子
 中学一年生の山科めぐみのあだ名は“まんがちゃん”。それは将来漫画家を志望しているから。
めぐみのまんがはクラスの皆にも大好評。でも漫画に夢中になりすぎて勉強の方がおろそかになってきて…。

 丁度私も主人公と同じ漫画家志望の中学一年生だったので、この作品はとても興味を持って読みました。
冒頭、ラストページを仕上げて“ばんざーい”と歓声を上げるまんがちゃんですが、実はラストページまで根気よく描くのは至難の業(^_^;)たいてい表紙だけとか、見せ場のシーンだけで力尽きてさっさと投げてしまいます(^_^;)
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教頭先生はめぐみがまんがを描くことに反対だが、担任の清川先生は理解し、応援してくれている。
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隣の家の下宿人の青年。実は彼は人気漫画家の一里塚オサム。そうとはしらないめぐみは彼に漫画の批評をしてもらおうと…。

「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 母の無実を証明するために真犯人の真一に出頭するよう頼むが、真一は逃げてしまう。
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頼りの池端亮も仕事で東京に行かねばならない。可奈は一人で真一を探すことが出来るだろうか。

「いじわる一家」 赤塚不二夫
 絵描き歌って地域や時代によって微妙に変わっていくみたいですね。
左の絵、“つるさんはまるまるむし”って覚えました。
右の絵は“へのへのもへじ”だし…。

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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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「みそっかす」 ちばてつや

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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おわらいスターの24時間“ドリフターズのまき”

まんがの先生かくし芸大会 細川知栄子先生の西部劇まんが

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「一番星みつけた」 里中満智子
 弟の病気の治療代欲しさに昼の生徒の時計を盗んでしまった道子。担任の大熊先生が自分時計を質に入れてお金をみち子に渡す。
 一方、久美が手紙のやり取りをしていた昼の生徒、早川英二は実は久美の母が怪我をした会社の工場長の息子だったと知る。
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絵物語「さいごの木曽犬」 相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)
 
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「金髪のコレット」 青池保子
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「ミイラ先生」 楳図かずお
 いつもと違う様子の葉山先生の後を追う絵美子。地下にはアンヌのミイラが。そのミイラが絵美子の名を呼ぶ。
6号
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表紙・エミリーちゃんと古屋真由美 青沼洋子 田中和美

口絵・“刺繍のセーターってすてきよ!”
左下のモデルは保倉幸恵ちゃん。
 50年後の現在もたまたま刺繍のセーターがブームです♪

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タミーちゃん広告

“茜ちゃんの催眠術教室”

「いじわる一家」最終回 赤塚不二夫
いじわる一家のイジ子は下宿人の青年に恋をして整形手術をする。すると優しい心の少女に。家族全員整形をしてみんないじわるとはさよならする。ついでに読者ともさようなら。
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「一番星みつけた」 里中満智子
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英二も自分の父親のせいで久美の母がけがをしたことを知り、自責の念にかられる。矢も盾もたまらず病院に向かう英二。そこで初めて顔を合わす二人。

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「まんがちゃん」 杉本啓子
 自信満々で漫画家の一里塚に作品を見せるめぐみ。でも彼の批評はなかなか手厳しい。“クロッキーを勉強しろ 会話が多すぎる”等々。当たっているだけに悔しいめぐみはさっそくクラスメートをモデルにクロッキーの練習を始める。クロッキーとは速写のこと。石森先生の「まんが家入門」にもしっかり書いてありましたね(*^_^*)でもそんな面倒くさいこと私はしませんでしたけど(^_^;)

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まんがの先生かくし芸大会 里中満智子先生の怪獣まんが

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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次号読切予告「赤目熊」 川崎のぼる

おわらいスターの24時間“財津一郎さんのまき”

“テレビとスターのパトロール”
水前寺清子 テレビドラマ「いつでも君は」に主演。山本学、昨年水野久美と結婚。(えっ そうだったのね初めて知った)内藤洋子、映画「伊豆の踊子」に出演。ゴールデンアロー賞。芦田伸介 三島由紀夫 加山雄三 樫山文枝 由美かおるなど。

 ゴールデンアロー賞は1964年3月17日に第1回(1963年度)授賞式が行なわれた。以来この賞は芸能雑誌と「芸能界との窓口役、パイプ役」となり「芸能取材の円滑化につながっていく」ものとされた。第45回(平成19年度)を最後に終了した。                                       (ウィキペディアより)

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 必死に真一の行方を追う可奈。真一はもう一人殺す相手がいるらしい。

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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「みそっかす」 ちばてつや

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絵物語「さいごの木曽犬」 相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)

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「ミイラ先生」 楳図かずお
絵美子の名を呼ぶアンヌのミイラ。じつは葉山先生とミイラが入れ替わっているのだ。葉山先生に化けたミイラはこれから生徒から生気を吸いとり、生き返ろうとする。

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「金髪のコレット」 青池保子
7号
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表紙・エミリーちゃんと浅野寿々子、山田太郎、水前寺清子、西郷輝彦(テレビ「歌う王冠」の出演者)

口絵・わらべ歌特集発売記念 クラウン大けんしょう
商品は三菱ステレオビート ポータブル電蓄ラジオ付き テープレコーダーメモパック(メモパックって何?)
まったく縁がありませんでしたが、この時代の最新モデルの機器だったのでしょうね。
ポータブル電蓄って…さすがにもう普通にプレイヤーって言っていたと思うけど(^_^;)

ブロマイド・西郷輝彦 
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太田博之 美樹克彦 水前寺清子 山田太郎 舟木一夫 渡哲也 橋幸夫 
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竜雷太 園まり 内藤洋子 エミリーちゃん
 これだけのブロマイドをマルベル堂でそろえようと思ったらかなりの高額になりますよ(*^_^*)「少女フレンド」ってなんてお得なの♪私のマルベル堂デビューはG・Sブームの昭和43年です(*^_^*)

カリフォルニアレーズン広告漫画「レーズンちゃん」 赤塚不二夫

「フレンドまんが手帳」を全員にあげます!
ひさしぶりにピアノプレゼント
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ソニートランジスタテレビ
4等賞 手提げ ふでいれ 履物入れ
画像では見づらいと思いますが、イラストは青池保子 細野みち子 細川知栄子
ベニスの商品は「マーガレット」では度々広告が載りましたが(わたなべまさこ先生のなど)「少女フレンド」では一度も掲載されませんでした。だからフレンドの作家の商品があったとは知りませんでした。

「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
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可奈の叔母が倒れる。今わの際に真一の秘密が明かされる。真一の父は市会議員の岩田と建設会社社長の山崎に全財産をだまし取られ、そのために自殺したのだ。真一が次に狙うのは山崎社長なのか。
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次号予告 「おせっかい一家」 赤塚不二夫
読切「白狐の笛」 小島剛夕

「みそっかす」 ちばてつや

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おわらいスターの24時間“藤田まこと・白木みのるさんのまき”
長寿番組「てなもんや三度笠」放送中。
白木みのるのクセ “鼻ほじり”…って(^_^;)

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読切「赤目熊」 川崎のぼる                              ↑プーさんとはえらい違いの熊(^_^;)
 大雪山のふもとの村では、冬になると赤目熊と呼ばれる凶暴な熊による被害に悩まされるのだった。吹雪を逃れて姉妹の小屋に集まった訳ありの男達。その中には指名手配の賭博師や凶悪犯と刑事も。
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赤目熊が小屋を襲い、妹のルミが大けがをする。医者はいるのだが手術道具が無い。手術道具をとりに凶悪犯が名乗り出る。刑事はイチかバチかで凶悪犯の手錠を外す。凶悪犯は命を賭して手術道具を持って戻る。し子に再び赤目熊が。そこへ先に降りた賭博師が応援を連れてやってくる。賭博師のことだからさっさと逃げてしまったと思ったのに。応援の手によって赤目熊は退治され、ルミの怪我も快方に向かう。
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訳ありの妖しい男たちだと思ったが実はみんないい人だった。

「さいごの木曽いぬ」相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)

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まんがの先生かくし芸大会 赤塚不二夫先生のかなしいまんが
王子がハタ坊だった(^_^;)

「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也
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「一番星みつけた」 里中満智子
 自分が早川工場長の息子であることを明かすことが出来なかった英二。
英二は父に久美の母親の治療費を出すよう頼むが父は聞く耳を持たない。英二は自分の力で何とかしようと考える。一方久美の母が脳内出血を起こし、緊急に手術をしなければならない。

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「まんがちゃん」 杉本啓子
 夜遅くまで漫画制作に励むめぐみ。テストの結果も芳しくない。そんな中で一生懸命自信を持って描いたのに、一里塚にボロクソに言われめぐみはショックを受ける。

めぐみちゃんは自分の部屋があるからうらやましいな。我が家は家族4人で四畳半一間だったので夜中は部屋に灯りが漏れないよう蛍光灯を手元だけ照らして描いていました(^_^;)よく目が悪くならなかったもんだ(^_^;)

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「ミイラ先生」 楳図かずお
 生徒を襲い始めたミイラ先生。うっかり十字架を落としたため草むらを探す先生と絵美子が出食わす。

昭和36年「りぼん」3月号

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表紙・浅野寿々子
付録の⑤は“おひなさま”
少女誌の3月号の付録は“おひなさま”が定番でした。だいたいが立体的な紙製の3段飾り。ほとんどの家庭にはひな飾りはなかったので、チープな付録のお雛様でも嬉しかったですね。 玉子のカラで内裏雛を作った事があります(^_^;) 母の実家にあった古いお雛様を見て、いつか私もひな飾りが欲しいなぁ…と思っていて、大人になってからやっと7段飾りのお雛様を買いました。でも昔見たお雛様と違ってプラスチックや化繊を多用した少々安っぽい印象で…。それでも何年かは飾って楽しみましたけどね♪
 付録④の「走れチェス」(水野英子)はテレビのコミカライズ。

口絵・“春の小川の歌” モデル・高橋エリ 渡辺政江

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バレエ“白雪姫” 浅野寿々子

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“トモ子ちゃんのスタイル・ブック”

「こんにちはおじょうさん」 田村セツコ

次号付録予告
①バラのちり紙入れ
ルビが“ちりしいれ”ではなく“ちりがみいれ”と書いてあります。
昔はティッシュをちりがみと言っていましたね。ハンカチのこともハンケチと。
学校の標語も“ハンケチ、チリガミ忘れずに”でした(^_^;)

ところで今月発売の少女月刊誌「ちゃお」には、付録史上初めての家電製品が付録に付きました。
↓ルンバみたいなお掃除ロボット。
付録にお掃除ロボット?なら私も欲しい!と思いましたが、消しゴムカスしか吸えないようで(^_^;)それでも家電が付録に付くとは…時代が変わりましたね。
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「おてんば天使」 横山光輝
2月16日からテレビ放送が始まります。エミちゃん役は浅野寿々子。
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「マキの口笛」 牧美也子
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「ぼんこちゃん」 上田とし子

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「ルミちゃん教室」 つのだじろう

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「ひとりぼっちのすずらん」 野呂新平

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「スタアだより」
“テレビになった「おてんば天使」”
“トモ子ちゃんとねむり姫”
ミス・ねむり姫に選ばれた加藤美智枝さんと。
“くるみちゃんとクリスマス”
NHKの「クリスマス子供の集い」に小鳩クルミちゃんが出演。
“新番組 「琴姫七変化”

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「スーパーおじょうさん」 関谷ひさし
メカ好きな関谷氏は車の整備も自分で出来るほど。少年誌の車はしっかり描き込むが少女誌ではかなり手抜き(^_^;)
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「すず子とミラノ」最終回 牧かずま
当時の人気少女モデル(浅野寿々子)と人気挿絵画家(藤田ミラノ)にあやかった様なキャラの名前ですね。

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「おおきなアカちゃん」 藤木輝美

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「ハッピイちゃん」 赤塚不二夫

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「お山の奥の物語」最終回 わたなべまさこ
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次号から新連載「おかあさま」が始まります。

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「いやんポコ」 石森章太郎

昭和30年「少女クラブ」6月号 A5判最後の号

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表紙イラスト・花房英樹
同30年に創刊された「なかよし」にあわせて「少女クラブ」も7月号からA5判からB5判に変更になります。
付録の「明玉夕玉」は美空ひばり・中村錦之助主演の映画の絵物語。

裏表紙・明治ミルクチョコレート広告

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口絵・“トモ子の 花売り娘”

「貝あわせ」 三谷晴美(瀬戸内晴美) 絵・相沢光朗

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「たのしいピクニック」 近藤圭子
 次号7月号のB5判の表紙。

次号付録予告
大判サイズの予告です。

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「リボンの騎士」 手塚治虫
 30年(1955年)の4月4日から9月26日までラジオ東京で連続ドラマ「リボンの騎士」が放送されました。
 「リボンの騎士」のラジオドラマがあったとは知りませんでした。私よりいくらか年上の方なら“聴いていたよ”と言う方がいるでしょうね。で、サファイヤの声は誰がやっていたのだと思います?答は後ほどね♪
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折り込みグラビア “ハープの精” 上田みゆき

笠置シズ子と小鳩くるみ
下・空飛小助と小鳩くるみ
空飛小助はいわゆる小人症の俳優で身長は1メートル程だったそうです。

「ピノキオ姫」 金倉章介
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折り込み「ぬれつばめ」 蕗谷虹児
 毎号口絵を飾っていた蕗谷虹児の折り込みもこの号で終了となります。竹下夢二から中原淳一に受け継がれ、戦前・戦後の少女雑誌を飾った叙情画も姿を消すことになりました。

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「サザエさん」 長谷川町子

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ラジオ放送「リボンの騎士」の録音風景。

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「おセンチ交響曲」 高野よしてる
右ページ下の漫画は山根青鬼さん。
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連載少女小説「花いつの日に」 小糸のぶ 絵・勝山ひろし

「あこがれさん」 入江しげる
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連載冒険絵物語「悪魔の湖」 久米みのる 絵・深尾徹哉

スター訪問“高橋和枝さんこんにちは”
ラジオドラマ「リボンの騎士」のサファイヤ役は高橋和枝さん。高橋和枝さんと言うと「サザエさん」のカツオの声が真っ先に思い浮かびますね。サファイヤの声もやっていたとは驚きです。美しい方なのに女優ではなく主に声の出演というのはもったいない。
 昨年MXテレビで「快獣ブースカ」を観ていて気付いたのですが、ブースカの声も高橋さんだったのですね。さらにさらに「鉄人28号」の正太郎、「ルーシー・ショー」のルーシーの声でもお馴染みだったのでした。
ところで“カツオ”の声は「サザエさん」の当初3ヶ月間は“大山のぶ代”さんで、降板後高橋さんになったのだそうです。在任期間は何と28年間。

 高橋和枝 1929年3月20日ー1999年3月23日。
栃木県大田原市出身。栃木県立大田原女子高等学校、東京家政学院(現・東京家政学院大学)本科卒業。東京家政学院を卒業後、劇団前進座に短期間在籍。その後、1949年にNHK東京放送劇団養成所の3期生となる。同年4月のNHKラジオドラマ「都会の幸福」の少女役でデビューした。
1949年から放送のラジオ『とんち教室』や『さくらんぼ大将』でも活躍したが、1952年にNHK放送劇団を退職。ラジオ東京(現・TBS)の専属となり、さらに1956年にはフリーとなった。            

1998年5月14日、『サザエさん』収録中に、1990年以前から患っていた「治療が不可能な難病」といわれる骨髄異形成症候群による容態急変のために倒れ、そのまま東京都文京区の東大附属病院に搬送される。復帰の願いもむなしく1999年3月23日午後5時、逝去。70歳没。誕生日を迎えた3日後のことであった。永井一郎によると、危篤状態の際、周囲が「高橋さん」と呼びかけても反応が無かったが、「カツオくん」と呼びかけると「はーい」と小さく返答したという。同様に花沢さん役の山本圭子も見舞いに行った際、「磯野くん」と呼び掛けたところ返事をしたとのことである。                                            (ウィキペディアより)

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連載写真小説「虹よほのかに」 出演・松島トモ子 上田みゆき

「みどりの球」 出演・川田美智子 近藤圭子

「しか笛の天使」 うしおそうじ
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「花は清らに」 北条誠 絵・相沢光朗

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名作物語「愛の妖精」 若松千代 絵・谷俊彦

「ミス・てれ子」 たもつひさし
 ♪むうらの わあたしの せえんどさんわあ♪「村の渡しの船頭さん」の歌ですね。ラジオでよく流れていて歌った覚えがあります。“渡しの”を“私の”だと思っていました(^_^;)

村の渡しの船頭さんは
今年六十のお爺さん
年を取つてもお船を漕ぐときは
元気いつぱい艪(ろ)がしなる
それ ぎつちら ぎつちら ぎつちらこ
(1941年7月に発表された童謡。作詞は武内俊子、作曲は河村光陽。)
 “ろが しなる”だったのかぁ。60年も経って初めて知りました(^_^;)“こがしやる”と歌っていました(^_^;)“こがしやる”ってなんだよ、と突っ込まないでください(^_^;)

 太平洋戦争に突入する直前に発表された歌であるため、戦時色が強く、「六十のおじいさんですら、村のため、お国のために休む暇なく働いているのだから、君たちも早く立派な人間になって、お国のために尽くしなさい」というメッセージが込められている。                              (ウィキペディアより)
↑こんな背景があった歌だったとは…(-_-;)

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少女クラブ映画館
「満月狸合戦」(新東宝) 美空ひばり 雪村いずみ
「のんちゃん雲にのる」(芸研作品) 鰐淵晴子 藤田進 原節子 徳川夢声

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「みどりの舞扇」 山内竜臣

連載探偵小説「流れ星の歌」 西条八十 絵・伊勢田邦彦










追悼 津雲睦美さんのデビュー作「幸子の星」昭和43年「少女フレンド」2号

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今月4日、65歳で逝去された津雲睦美さんのデビュー作「幸子の星」です。
講談社漫画賞に応募され、入選は逃したものの担当がついて指導のもと発表された作品のようです。
昭和43年の号ですが発売は42年12月で、津雲さんが高校1年生の時ですね。
初めて見た時、なんて可愛い絵なんだろうと思い、表紙を切り取って保存していました。
 それにしても65歳で逝かれるとは早すぎますね。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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私自身、この頃「りぼん」の漫画賞に応募するべく漫画を描いており、作中の病室シーンを、津雲さんの作品を参考にして描きました(^_^;)
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津雲さんの「フレンド」での作品は他に同年7号「炎の館」があります。いずれご紹介する予定ですので、どうぞお楽しみに(*^_^*)

昭和36年「少女ブック」お正月増刊 あすなひろしデビュー作

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表紙・松島トモ子

口絵・“夢のスタイル” ネグリジェを20人にさしあげます
 キルティングなのでネグリジェと言うよりナイトガウンですね。まさ子先生や牧さん、赤松さんの漫画に出てくる少女の装いをみんな憧れていました。

かがやく1961年“初雪の朝”モデル・上田みゆき 大原永子
 保険の外交員が持ってきた1961年のカレンダーは国会議事堂の写真でした(^_^;)

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日本一の晴れ姿 大川橋蔵

折り込み口絵・初春のおどり“連獅子”
松島トモ子 浅野寿々子

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2月号付録予告
 別冊付録「みどりの大平原」は神埼あきら・川内康範原作の西部劇。

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「白い花の咲くころ」 わたなべまさこ
病の床に伏せる春代が憧れている人。それはいつか出会った優しいお姉さま、松小路さん。
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そのお姉さまは結婚してイギリスに行ってしまった。
お姉さまに会うことが叶わぬまま春代は死んでしまう。
それを聞いたお姉さまは、春代の墓に春代の好きだった白椿の花を供えて冥福を祈る。
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特集“お正月映画”
(鰐淵)晴子ちゃんの「あんみつ姫」
“お正月映画せいぞろい”
「サラリーマン忠臣蔵」(団令子 夏木陽介)
「都会の空の用心棒」(小林旭 浅丘ルリ子)
「銀座っ子物語」(本郷功次郎 川口浩 川崎敬三)
「続々番頭はんと丁稚どん」(大村崑)
「べらんめえ芸者」(美空ひばり 高倉健)

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「チコちゃん」 野呂新平
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「思い出の琴」 西奈貴美子
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「南にかがやく星」 あすなひろし

あすな ひろし(本名:矢野 高行(やの たかゆき)、1941年1月20日 - 2001年3月22日)。東京都生まれ、6歳から18歳まで広島県呉市育ち。広島県修道高等学校卒。2001年、肺癌のため死去。享年60。
 デビュー作は「まぼろしの騎手」(少女クラブ/1961年お正月増刊号)となっていますが、本作も全く同じ時期に発表されているのでデビュー作と呼んで差支えないと思います。あすなさんが20歳の時の作品です。もくじには本名の矢野 高行となっています。
 あすなさんはタイトルと名前をご自分で書かれていましたが、書体はデビュー時から全く変わっていませんね。
 川本コオさんの漫画を見た時、あすなさんに似ていると思いましたが、高校時代からの友人でアシもされていたそうです。
 「マーガレット」時代に水野英子先生と何作か合作があり、某作家さん曰く『水野先生とあすなさんは結婚するのだと思っていた』とのこと。
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スタア小説“おさげ髪のがんばりやさん” ●森山佳代子物語
 ♪じんじろげ~や、じんじろげ~…♪思えば変な歌でしたね(^_^;)
1970年に再び「白い蝶のサンバ」をヒットさせましたが、そのアンサーソング「花喰う蟲のサンバ」はタイトルがキモチ悪かった(^_^;)

推理ドラマ“わたしだけが知っている” 主演・上田みゆき
日活映画でも西部劇風が流行っていた頃で、なぜか西部劇推理ドラマ。

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「サヨナラ」 わちさんぺい
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「あかねちゃん」 くぼたまさみ
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「銀の匙」たけうちじゅん
 この作者は初めて見るのですが、モダンでスタイル画もうまいし、センスのある絵です。今のところこの1作しか確認できていません。
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「ほくろちゃん」 たなかタンク

「私をねらっている」 司馬竜一
 この作者も初めて見ます。部分的に牧美也子さんっぽい絵があり、もしかしたらアシさんでしょうか。

「あべかわきなこさん」 根岸こみち
 美味しそうな名前です(^_^;)

昭和42年「少女フレンド」8号 9号 10号

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8号
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表紙・エミリーちゃんと吉永小百合

口絵・フレンドカラー劇場 「太陽は泣かない」(スペイン映画「太陽は泣かない」から)

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森永ジャネットチョコレートの広告
 ハイティーン向けの高級感のあるチョコレート。ハイクラウンチョコレートもあったなぁと思ったら、ハイクラウンチョコの方が早くて昭和39年発売だったのですね。値段が高めだったけど妖精カード欲しさに買いました♪

少女名作「むらさき色のドレス」 絵・浜田伊津子

写真物語「悦ちゃん」 出演・桑原友美 勝呂誉 いしだあゆみ 

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田生親
 自首を勧める可奈を振り切り、再び逃走する真一。
遂に真一は父の仇の山崎社長の屋敷に侵入する。
山崎に刃を向けた真一を止めたのはパイロットの亮だった。

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読切 「白狐の笛」 小島剛夕
 フレンド誌上2作目の小島剛夕作品。
 新月の夜、国の領主が守護神にお参りする習わしがあった。守護神のいけにえに香也姫が選ばれる。家主は屋敷の前で傷つき倒れていた娘白縫を香也姫の身代わりに仕立てようとする。しかし白縫は狐の化身、不知火姫だった。
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 小島剛夕氏の作品は「フレンド」以前には読んだことがなかったのですが、単行本ではこのような怪奇ロマンを数多く発表されています。カラーの表紙が大変美しく、フレンドではカラーが見られないのが残念です。
 志賀公江さんが「スマッシュをきめろ」を描いていた時お手伝いに行ったのですが、仕事場に「漫画アクション」(小島氏は「子連れ狼」を執筆中)があり、志賀さんが小島剛夕氏のファンだと伺いました。単行本時代の小島氏の影響を受けた少女漫画家は少なくありません。その最たる作家が別・マのあべたかこさんでしょう。「エリノア」の谷口ひとみさんもファンだったそうです。
 青島広志氏の「少女漫画交響詩」に谷口ひとみ作品について“…別冊マーガレット初期に短編を残したあべたかこに近い画風である。”の一文がありますが、あべさんのデビューが41年別・マ1月号。谷口さんが漫画賞に向けての執筆も同時期なので似ているのならまったくの偶然でしょう。

グループ物語第1回 「心の優しい四人の仲間」 ダークダックスの巻

世界ふしぎの旅 スーダンの巻 「水かきをもった少女」 文・中岡俊哉 絵・石原豪人

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新連載「おせっかい一家」 赤塚不二夫

「一番星みつけた」 里中満智子

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脳内出血をおこした母は大学病院に転院しなければならない。久美にこれ以上の苦労をさせられないと、母は自殺を図る。
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「まんがちゃん」 杉本啓子
 まんがに夢中になったためテストの成績が下がってしまい、先生や親から漫画を描くことを止められてしまったまんがちゃん。もうまんがはやめよう!と決心するまんがちゃん。本当は描きたいのに。

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「みそっかす」 ちばてつや

「ミイラ先生」 楳図かずお
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フレンドまんが祭り まんがの先生かくし芸大会 “梅図かずお先生の おわらいまんが”

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「金髪のコレット」最終回 青池保子

9号
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表紙・「みそっかす」のあかねちゃんと秀磨

口絵・スターグラフ 西郷輝彦さん “ぼくの世界旅行カラー日記”

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「養命酒」の広告漫画

「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田生親
 真一は可奈の母が20年前に別れた子であった。
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真一の罪をかぶって死刑になるつもりの母。そこへ真一の自殺の知らせが。

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フレンドまんが祭り まんがの先生かくし芸大会 “青池保子先生の 忍者まんが”

「おせっかい一家」 赤塚不二夫

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新連載「すき!きらい!すき!」 北条なみえ

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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「一番星みつけた」 里中満智子
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母が亡くなり、妹を養護施設に預ける事になった。そこに英二が訪ねて来る。

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「まんがちゃん」最終回 杉本啓子
 担任の先生に諭され、やっぱりまんが家の夢は捨てられない、また頑張って描きはじめるまんがちゃん。
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次回連載予告「初ちゃんグループ」大岡まち子
 杉本さんと大岡さんは雑誌デビュー以前の単行本の若木書房時代からのお仲間同士。

グループ物語② ジャニーズの巻 「友情でむすばれた四つの心」
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「ミイラ先生」 楳図かずお
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10号
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表紙・エミリーちゃん

口絵・フレンドがえらんだ“春の少女服12着”

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「みそっかす」 ちばてつや

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次号新連載予告「愛のつばさ」 保谷よしぞう 原作・西谷康二

「すき!きらい!すき!」 北条なみえ

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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映画物語「アンネの日記」3月上旬封切り予定

アンネの日記』(アンネのにっき、The Diary of Anne Frank)は、ジョージ・スティーヴンス監督・製作による1959年のアメリカ合衆国の白黒映画である。アンネ・フランクの著書『アンネの日記』を原作としている。
第12回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門で上映された。第32回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされた。                                        (ウィキペディアより)

グループ物語③ ジャッキー吉川とブルーコメッツの巻 「ぼくたちの曲をつくろう!」

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新連載「初ちゃんグループ」 大岡まち子
大岡まち子さんの初めての連載作品。
 初ちゃんたちの仲よしグループは受験を控えた中学3年生。初ちゃんが誘った車が事故を起こし、初ちゃんは軽傷だったがイガちゃんは入院を要する大けがに。グループの友情にひびが入る?
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 大岡さんの作品では一番印象に残っています。自分と同じ中学生で、受験や友人関係の悩みなど等身大の主人公は現実味がありました。初ちゃんのめがね姿に憧れました。メガネって知的な感じがするんですよね(^_^;)私が実際にメガネを必要になるのは老眼で還暦を過ぎてからでしたが(^_^;)
 初ちゃんのめがねがリアルだなと思ったのですが、大岡さん自身がめがねを使用されているんですね。

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「一番星みつけた」 里中満智子
 英二が住み込みのお手伝いさんの仕事を探してくれ、その面接に向かう二人。しかしそこに客として訪れていたのは英二の父だった。
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「おせっかい一家」 赤塚不二夫

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「バラのゆくえは」最終回 細川知栄子 原作・生田生親
 自殺を図り病院に運ばれた真一の元に駆けつけた可奈達。母に無実の罪を着せたことを詫びる真一。真一は自分の罪を告白し、手紙にしたためたことで無罪となる。
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協力してくれた亮とも別れの時が。二人は再会を誓ってそれぞれの道を歩む。亮はパイロットとして。可奈は世界一のバラ作りを目指して。そう、いつの間にかすっかり忘れられていたのですが、可奈はバラを作っていたんですよね(^_^;)13号から「バラのゆくえは」第2部が始まります。

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「ミイラ先生」 楳図かずお
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昭和45年「週刊少女コミック」26号 マンガ研究生 小室しげこ入選

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表紙・チロルの羊飼いに扮した森田健作 イラスト・上原きみ子

口絵・キャネロン(モデルの少女)のシール人形プレゼント

カラーピンナップ “草原のにおい” 桜木健一

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吉沢京子ちゃんの 秋のきもの
桜木健一主演(梶原一騎・原作)の「柔道一直線」に出演中の吉沢京子。
吉沢京子と岡崎友紀は共に昭和28年生まれ。二人とも玉の輿婚と言われる結婚をしましたが、二人とも離婚してしまいましたね(^_^;)

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「ルネの青春」 上原きみこ
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「ジョー先生がんばって!」 百田てるよ
百田さんは単行本出身。雑誌デビューは別冊マーガレット。その後「ティーンルック」に連載を執筆。

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新連載「ビバ!プリンセス」 白石晶子
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「勝利にアタック!」 灘しげみ
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第3回まんが研究生入選者発表!
入選 「詩子に愛を」 小室しげこ(生年月日・昭和25年3月25日)
“東京都品川区”とありますが、出身は“宮城県白石市”だそうです。上京して漫画家を目指していたと思われます。
“まんが研究生”とは“漫画賞”とは別に将来有望な作家に研究費を援助し指導して行くというシステムで「マーガレット」が最初に始めました。「マーガレット」の“まんが研究生”出身の作家は中森清子、山本鈴美香、有吉京子、井上恵子等々。
小室しげこさんは翌昭和46年「別冊少女コミック」1月号「おとなってずるい」でデビュー。(画像はくだん書房さんのサイトから勝手にお借りしました(^_^;))
 準入選・城戸裕
 準入選・斎藤久枝
斎藤さんは後に「なかよし」でデビュー。記憶が確かであれば斎藤さんは山本鈴美香さんと同じ高校出身。
 準入選・川島茂
選外佳作・和泉美紀、小役丸祥子さんは各誌投稿の常連。 

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読切「老紳士にご用心」 戸塚ゆうこ
戸塚さんも単行本出身。
妹の戸塚すみえさんは私が入選した44年度のマーガレット漫画賞で佳作に入選。
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読切「特ダネはいただき!」 森永真理
大和和紀さん風の可愛い絵です。「少コミ」デビュー。
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「さすらいの太陽」 すずき真弓
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「水しぶきにダッシュ!」 ひだのぶこ
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次号連載予告「恋の殺し屋」 和泉洋子

「白い仮面」 花村えい子
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「魔女はホットなお年頃」 竹宮恵子
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「スマッシュ!スマッシュ!」 すなこ育子
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第2部新連載「ブラボー!フラワーメイト」 牧野和子
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読切「あの雲までとぼう!」 竹本みつる

小室しげこさんの訃報を知ったのは最近のことなのですが、亡くなられたのは6年も前の2011年と知っていささかショックです。追悼の意味も込めて1本ご紹介します。

昭和49年「週刊少女コミック」24号掲載「ママの肖像画」

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「ママの肖像画」 小室しげこ
「少コミ」より「なかよし」での作品が多いので読者には「なかよし」作品の方がお馴染みかもしれませんが、個人的に「少コミ」時代の絵の方が好きですね。
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マリアンヌの元に父の後添えのイレーネがやって来る。しかしマリアンヌは新しい母を受け入れない。父と離婚した実の母がいつか迎えに来てくれると信じている。
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その晩、たまたま母親と同じ香水をつけたイレーヌを、マリアンヌは母と間違える。マリアンヌは夜盲症で夜になると目が見えなくなるのだ。イレーヌは“母”になりすましてマリアンヌの夜盲症を治すため食生活を変えようとする。
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目が見えるようになったマリアンヌは、いままで嫌っていたイレーヌこそ“母”だったと知る。
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夜盲症(トリ目)と言うと松本あきらの「青い目のマリー」(「少女」連載 単行本時「星よきえないで」)のまゆ子を思い出します。この漫画で初めてトリ目と言う病気を知りました。

知人は子共の頃、母親がきちんとした食事を作ってくれなかったため栄養不良になり、姉はトリ目、本人は脚気になったそうです(^_^;)




昭和28年「おもしろブック」臨時増刊 「ドローン城物語」 手塚治虫マニア必見!

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「タコあげ」福井英一

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折り込み口絵「明け行く大東京」 絵・中島章作
 64年前に描かれた東京の未来予想図です。
“すばらしい夢を乗せて1本レールの上を新型超速列車が300キロの速さで走って行きます”
 この段階で後の新幹線構想はあったのでしょうか。開業当時の新幹線の速度は200 km/h 。現在の新幹線の最高速度が300 km/h程なので、この超速列車の300キロと言うのはSF的発想だったのでしょうね。

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裏・「いさましいライオン狩り」 絵・飯塚玲児

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世界名作物語「男装の少女」 チャールズ・リード原作 絵・矢野博正

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新年の大芝居「お猿太閤記」 倉金章介

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「ドローン城物語」 手塚治虫
敵に攻められ命を落とした王子と家来。王子に城の宝を守るよう命じられた家来は幽霊となってこの世にとどまることになる。
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月日がたち家来は王子に似た戦災孤児の少年に宝を渡す。
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 2色刷りを効果的に使い、幽霊を赤刷りで描かれています。でも赤スミで描かれたのではなく、たぶん別紙に黒スミで描いて赤色指定にしたのだと思います。。2色ならではの表現方法ですが、ではモノクロ印刷であろう全集ではどのようになっているのでしょうか?実はこの原稿は現存していないらしく、全集ではオリジナルからのリプリントです。いずれにしても2色のオリジナル版は本雑誌でしかお目にかかれないわけですね。

「初笑い百面相」 出演・柳家小まん

西部傑作大絵物語「インディアン平原」 小松崎茂
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冒険絵物語「バビロン誕生」 原研児

映画物語「超音速ジェット機」(東和映画)

探偵冒険傑作小説「恐怖の登山電車」 香山滋 絵・鈴木御水

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「とんちとん吉 五十三次」松浦泉三郎  絵・石田英助
 永谷園の東海道五十三次のカードが復活しましたね。昔、応募してカードのセットが当たりました(*^_^*)まだとってあります♪
↓復活した五拾三次カードのキャンペーン。平成28年11月1日~平成31年1月30日まで。
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「ロボットドッグ」 木下としお

「よわむしヒョウ助」 田中ひさゆき(田中久)

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「西部の少年トム」黒宮のぶを
 これは読者の投稿作品のようです。そこそこ上手ですがプロにはならなかったのでしょうか。

「羅生門」 馬場のぼる

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「猿飛三四郎」 朝島雨之助 絵・益子かつみ
 石田英助さん風の絵で、とても益子さんに見えない(^_^;)

科学冒険絵物語「ケーンおじさんの魔術」 中村信生
 いん石で作られた飛行マスコットで車が空を飛ぶ。

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海洋絵物語「南蛮夜叉丸」 宗方三郎 絵・岩田浩昌

「先生もおいもだ」 さいとうくにお
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「チョビ助捕り物帖」 藤沢圭三

「やまざる町へ行く」カゴ直利

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日本神話おもしろ版「海ひこ山ひこ」 木の実和

世界名作絵物語「ジュリアン物語」 フローベル原作 絵・玉井徳太郎

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「文ちゃんクラブ」
 読者の投稿漫画

昭和34年頃「花の命」山田えいじ 曙出版・文華書房

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「ペスよおをふれ」でお馴染みの山田えいじ氏の単行本漫画です。
山田氏は単行本出身だと思うのですがいつ頃デビューなのかは不明です。
「花の命」は馴染みの絵とは随分違うので雑誌デビュー前の作品かと思ったのですが、既に「なかよし」で「ペスよおをふれ」を連載中の昭和34年頃に描かれたようです。
33年・34年頃の山田氏の絵は大変丁寧で緻密なのですが、これはかなりザックリしています。他の人の手が入っているのかとも思いましたが、顔以外はやっぱり山田氏らしい絵なんですよね。
 単行本は雑誌に比べて原稿料がきわめて安価なのでその分手を抜いたのでしょうか。
それはそれで几帳面な山田氏らしくもないと思いますし。
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この時代の単行本には珍しく、主人公はハイティーン。
ファッションデザイナーのミエ・タカハラの長女テルミはモデルを務めるほどの美貌の持ち主。
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妹のマユミはそんな姉にコンプレックスを感じている。
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母に愛されていないと思っているマユミはいつも不良と遊び歩いている。
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   イメージ 17単行本は基本的に発行年が記されていないのですが↑一万円札が登場しているので、33年12月以降であることが推測できます。しかしこの一万円札はよく見ると、お札の右上、左下に“壱”と書かれています。本物にはありません。とするとまだ発行前に想像で描かれたのでしょうか?
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↑時代からするとこれはモンキーダンス?(^_^;)
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“パパは死んだ”とママから聞かされていたが実は先程の車の男が実のパパであった。
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                                     ↓なんかいやらしい顔のおまわりさん(^_^;)
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ママのお店が火事になり、財産のすべてを失ってしまう。
それを知ったマユミの父は再起の為のお金をマユミに渡そうとする。
マユミは“競馬で当てたお金”と説明するが、母はギャンブルで得たお金など要らぬと受け取りを拒否する。
貧しい生活の中で姉のテルミは母を捨て家を出て行く。
絶望した母は病の床に。
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母を思うマユミの気持ちをやっと受け入れた母。
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新刊予告
既に好美のぼる、つづき佳子、川辺フジオ、赤塚不二夫、鈴原研一郎 各氏が活躍中。
なめくじ少女…(^_^;)どんな漫画なんでしょう。興味をそそりますね(^_^;)

と言うわけで今後も山田氏の雑誌デビュー以前の単行本を気長に探していきます(*^_^*)

昭和37年「少女ブック」2月号

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表紙・寺尾真知子 田代みどり

口絵・すばらしい晴れ着があたる大懸賞“うれしい日”
菊池洋子(同時期「少女クラブ」の表紙モデルのレギュラー。後のテレビドラマ「好き好き魔女先生」に出演)
 河内桃子

現・皇太子 2月で2歳
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“もうすぐ春よ” 森下洋子 浅野寿々子 大原永子

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次号付録予告
ブローチ6点セット!チープだけど可愛いですね♪ぜひ欲しいですね♪

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勘九郎坊やの“やんちゃ豆まき”
六歳の中村勘九郎(十八代目中村勘三郎) 渡辺トモ子 小橋玲子

今月のプリンセス“やさしい白雪姫”
二木てるみ

うれしい冬休み“みんなで楽しく”
島かおり 渡辺香代 井上ひろし 浅野寿々子

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「白馬の少女」 わたなべまさこ 豪華8ページフルカラー
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「ファニ」 水野英子
折り込みワイドサイズの表紙。
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“スターフラッシュ”
映画「花の兄弟」に出演の橋幸夫 雷様との兄弟役だったのね(^_^;)
下・飯田久彦。

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「とびだしたマリ」 横山光輝

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小説「ママこっちむいて」 窪田篤人 絵・糸賀君子 
母恋物も30年代後半になると和装から洋装の母親に。

弘田三枝子物語「ジャズ娘 はりきりミコちゃん」
パンチのミコちゃんは14歳。
弘田三枝子の「バケーション」が好きだったな♪歌の冒頭、バケーションのスペルだとは知らなくて“ビー、エー、シー、エー、ティー、アオエー”なんて歌っていました(^_^;)

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「泣かないで」 牧かずま
とじ込みで栞がついてます。

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“琴姫さまと武者修行”
「琴姫七変化」放送中。松山容子 寺尾真知子 福島弘子

ほんとうにあったお話「おかあちゃん目がほしい」
事故で突然目が見えなくなってしまった光代さん。

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おたのしみ映画館「さようならの季節」(日活映画) 主演・吉永小百合 浜田光夫
 高度成長期の陰でブラジルに移民として働きに出る貧しい少女たち家族。
この映画は観たことがありませんが、悲しい話のようです。

少女ミステリー「ねらわれたクイーン」 出演・山田吾一 福島弘子

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「星の子」 野呂新平
キララは宇宙から来た少女。野呂さんのSF物は珍しいですね。インパクトのあるUFOです。

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「黒いオデット」 鈴原研一郎
 鈴原氏の住所が愛知県豊橋市となっています。単行本や「少女ブック」の作品は地元で描かれていたようですね。「少女ブック」休刊後「マーガレット」が創刊になっても仕事の依頼が無かったので急いで上京されたとのこと。

昭和42年「少女フレンド」5号 6号 7号

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表紙・エミリーちゃんと吉永小百合、和泉雅子

口絵・ファンのスタジオ訪問“今年も頑張ってね”
「スターヒットショー」に出演する舟木一夫にファンが訪問。

名作劇場「ふた子の兄弟」(ジョルジュ・サンド「愛の妖精」から)文・一条明  絵・糸賀君子
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“エルちゃん美容室で髪型うでくらべ”

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新連載「まんがちゃん」 杉本啓子
 中学一年生の山科めぐみのあだ名は“まんがちゃん”。それは将来漫画家を志望しているから。
めぐみのまんがはクラスの皆にも大好評。でも漫画に夢中になりすぎて勉強の方がおろそかになってきて…。

 丁度私も主人公と同じ漫画家志望の中学一年生だったので、この作品はとても興味を持って読みました。
冒頭、ラストページを仕上げて“ばんざーい”と歓声を上げるまんがちゃんですが、実はラストページまで根気よく描くのは至難の業(^_^;)たいてい表紙だけとか、見せ場のシーンだけで力尽きてさっさと投げてしまいます(^_^;)
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教頭先生はめぐみがまんがを描くことに反対だが、担任の清川先生は理解し、応援してくれている。
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隣の家の下宿人の青年。実は彼は人気漫画家の一里塚オサム。そうとはしらないめぐみは彼に漫画の批評をしてもらおうと…。

「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 母の無実を証明するために真犯人の真一に出頭するよう頼むが、真一は逃げてしまう。
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頼りの池端亮も仕事で東京に行かねばならない。可奈は一人で真一を探すことが出来るだろうか。

「いじわる一家」 赤塚不二夫
 絵描き歌って地域や時代によって微妙に変わっていくみたいですね。
左の絵、“つるさんはまるまるむし”って覚えました。
右の絵は“へのへのもへじ”だし…。

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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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「みそっかす」 ちばてつや

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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おわらいスターの24時間“ドリフターズのまき”

まんがの先生かくし芸大会 細川知栄子先生の西部劇まんが

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「一番星みつけた」 里中満智子
 弟の病気の治療代欲しさに昼の生徒の時計を盗んでしまった道子。担任の大熊先生が自分時計を質に入れてお金をみち子に渡す。
 一方、久美が手紙のやり取りをしていた昼の生徒、早川英二は実は久美の母が怪我をした会社の工場長の息子だったと知る。
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絵物語「さいごの木曽犬」 相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)
 
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「金髪のコレット」 青池保子
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「ミイラ先生」 楳図かずお
 いつもと違う様子の葉山先生の後を追う絵美子。地下にはアンヌのミイラが。そのミイラが絵美子の名を呼ぶ。
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表紙・エミリーちゃんと古屋真由美 青沼洋子 田中和美

口絵・“刺繍のセーターってすてきよ!”
左下のモデルは保倉幸恵ちゃん。
 50年後の現在もたまたま刺繍のセーターがブームです♪

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タミーちゃん広告

“茜ちゃんの催眠術教室”

「いじわる一家」最終回 赤塚不二夫
いじわる一家のイジ子は下宿人の青年に恋をして整形手術をする。すると優しい心の少女に。家族全員整形をしてみんないじわるとはさよならする。ついでに読者ともさようなら。
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「一番星みつけた」 里中満智子
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英二も自分の父親のせいで久美の母がけがをしたことを知り、自責の念にかられる。矢も盾もたまらず病院に向かう英二。そこで初めて顔を合わす二人。

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「まんがちゃん」 杉本啓子
 自信満々で漫画家の一里塚に作品を見せるめぐみ。でも彼の批評はなかなか手厳しい。“クロッキーを勉強しろ 会話が多すぎる”等々。当たっているだけに悔しいめぐみはさっそくクラスメートをモデルにクロッキーの練習を始める。クロッキーとは速写のこと。石森先生の「まんが家入門」にもしっかり書いてありましたね(*^_^*)でもそんな面倒くさいこと私はしませんでしたけど(^_^;)

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まんがの先生かくし芸大会 里中満智子先生の怪獣まんが

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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次号読切予告「赤目熊」 川崎のぼる

おわらいスターの24時間“財津一郎さんのまき”

“テレビとスターのパトロール”
水前寺清子 テレビドラマ「いつでも君は」に主演。山本学、昨年水野久美と結婚。(えっ そうだったのね初めて知った)内藤洋子、映画「伊豆の踊子」に出演。ゴールデンアロー賞。芦田伸介 三島由紀夫 加山雄三 樫山文枝 由美かおるなど。

 ゴールデンアロー賞は1964年3月17日に第1回(1963年度)授賞式が行なわれた。以来この賞は芸能雑誌と「芸能界との窓口役、パイプ役」となり「芸能取材の円滑化につながっていく」ものとされた。第45回(平成19年度)を最後に終了した。                                       (ウィキペディアより)

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 必死に真一の行方を追う可奈。真一はもう一人殺す相手がいるらしい。

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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「みそっかす」 ちばてつや

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絵物語「さいごの木曽犬」 相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)

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「ミイラ先生」 楳図かずお
絵美子の名を呼ぶアンヌのミイラ。じつは葉山先生とミイラが入れ替わっているのだ。葉山先生に化けたミイラはこれから生徒から生気を吸いとり、生き返ろうとする。

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「金髪のコレット」 青池保子
7号
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表紙・エミリーちゃんと浅野寿々子、山田太郎、水前寺清子、西郷輝彦(テレビ「歌う王冠」の出演者)

口絵・わらべ歌特集発売記念 クラウン大けんしょう
商品は三菱ステレオビート ポータブル電蓄ラジオ付き テープレコーダーメモパック(メモパックって何?)
まったく縁がありませんでしたが、この時代の最新モデルの機器だったのでしょうね。
ポータブル電蓄って…さすがにもう普通にプレイヤーって言っていたと思うけど(^_^;)

ブロマイド・西郷輝彦 
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太田博之 美樹克彦 水前寺清子 山田太郎 舟木一夫 渡哲也 橋幸夫 
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竜雷太 園まり 内藤洋子 エミリーちゃん
 これだけのブロマイドをマルベル堂でそろえようと思ったらかなりの高額になりますよ(*^_^*)「少女フレンド」ってなんてお得なの♪私のマルベル堂デビューはG・Sブームの昭和43年です(*^_^*)

カリフォルニアレーズン広告漫画「レーズンちゃん」 赤塚不二夫

「フレンドまんが手帳」を全員にあげます!
ひさしぶりにピアノプレゼント
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ソニートランジスタテレビ
4等賞 手提げ ふでいれ 履物入れ
画像では見づらいと思いますが、イラストは青池保子 細野みち子 細川知栄子
ベニスの商品は「マーガレット」では度々広告が載りましたが(わたなべまさこ先生のなど)「少女フレンド」では一度も掲載されませんでした。だからフレンドの作家の商品があったとは知りませんでした。

「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
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可奈の叔母が倒れる。今わの際に真一の秘密が明かされる。真一の父は市会議員の岩田と建設会社社長の山崎に全財産をだまし取られ、そのために自殺したのだ。真一が次に狙うのは山崎社長なのか。
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次号予告 「おせっかい一家」 赤塚不二夫
読切「白狐の笛」 小島剛夕

「みそっかす」 ちばてつや

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おわらいスターの24時間“藤田まこと・白木みのるさんのまき”
長寿番組「てなもんや三度笠」放送中。
白木みのるのクセ “鼻ほじり”…って(^_^;)

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読切「赤目熊」 川崎のぼる                              ↑プーさんとはえらい違いの熊(^_^;)
 大雪山のふもとの村では、冬になると赤目熊と呼ばれる凶暴な熊による被害に悩まされるのだった。吹雪を逃れて姉妹の小屋に集まった訳ありの男達。その中には指名手配の賭博師や凶悪犯と刑事も。
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赤目熊が小屋を襲い、妹のルミが大けがをする。医者はいるのだが手術道具が無い。手術道具をとりに凶悪犯が名乗り出る。刑事はイチかバチかで凶悪犯の手錠を外す。凶悪犯は命を賭して手術道具を持って戻る。し子に再び赤目熊が。そこへ先に降りた賭博師が応援を連れてやってくる。賭博師のことだからさっさと逃げてしまったと思ったのに。応援の手によって赤目熊は退治され、ルミの怪我も快方に向かう。
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訳ありの怪しい男たちだと思ったが実はみんないい人だった。

「さいごの木曽いぬ」相良俊輔 絵・盤五十六(さいとうたかを)

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まんがの先生かくし芸大会 赤塚不二夫先生のかなしいまんが
王子がハタ坊だった(^_^;)

「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也
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「一番星みつけた」 里中満智子
 自分が早川工場長の息子であることを明かすことが出来なかった英二。
英二は父に久美の母親の治療費を出すよう頼むが父は聞く耳を持たない。英二は自分の力で何とかしようと考える。一方久美の母が脳内出血を起こし、緊急に手術をしなければならない。

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「まんがちゃん」 杉本啓子
 夜遅くまで漫画制作に励むめぐみ。テストの結果も芳しくない。そんな中で一生懸命自信を持って描いたのに、一里塚にボロクソに言われめぐみはショックを受ける。

めぐみちゃんは自分の部屋があるからうらやましいな。我が家は家族4人で四畳半一間だったので夜中は部屋に灯りが漏れないよう蛍光灯を手元だけ照らして描いていました(^_^;)よく目が悪くならなかったもんだ(^_^;)

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「ミイラ先生」 楳図かずお
 生徒を襲い始めたミイラ先生。うっかり十字架を落としたため草むらを探す先生と絵美子が出食わす。

昭和36年「りぼん」3月号

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表紙・浅野寿々子
付録の⑤は“おひなさま”
少女誌の3月号の付録は“おひなさま”が定番でした。だいたいが立体的な紙製の3段飾り。ほとんどの家庭にはひな飾りはなかったので、チープな付録のお雛様でも嬉しかったですね。 玉子のカラで内裏雛を作った事があります(^_^;) 母の実家にあった古いお雛様を見て、いつか私もひな飾りが欲しいなぁ…と思っていて、大人になってからやっと7段飾りのお雛様を買いました。でも昔見たお雛様と違ってプラスチックや化繊を多用した少々安っぽい印象で…。それでも何年かは飾って楽しみましたけどね♪
 付録④の「走れチェス」(水野英子)はテレビのコミカライズ。

口絵・“春の小川の歌” モデル・高橋エリ 渡辺政江

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バレエ“白雪姫” 浅野寿々子

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“トモ子ちゃんのスタイル・ブック”

「こんにちはおじょうさん」 田村セツコ

次号付録予告
①バラのちり紙入れ
ルビが“ちりしいれ”ではなく“ちりがみいれ”と書いてあります。
昔はティッシュをちりがみと言っていましたね。ハンカチのこともハンケチと。
学校の標語も“ハンケチ、チリガミ忘れずに”でした(^_^;)

ところで今月発売の少女月刊誌「ちゃお」には、付録史上初めての家電製品が付録に付きました。
↓ルンバみたいなお掃除ロボット。
付録にお掃除ロボット?なら私も欲しい!と思いましたが、消しゴムカスしか吸えないようで(^_^;)それでも家電が付録に付くとは…時代が変わりましたね。
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「おてんば天使」 横山光輝
2月16日からテレビ放送が始まります。エミちゃん役は浅野寿々子。
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「マキの口笛」 牧美也子
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「ぼんこちゃん」 上田とし子

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「ルミちゃん教室」 つのだじろう

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「ひとりぼっちのすずらん」 野呂新平

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「スタアだより」
“テレビになった「おてんば天使」”
“トモ子ちゃんとねむり姫”
ミス・ねむり姫に選ばれた加藤美智枝さんと。
“くるみちゃんとクリスマス”
NHKの「クリスマス子供の集い」に小鳩クルミちゃんが出演。
“新番組 「琴姫七変化”

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「スーパーおじょうさん」 関谷ひさし
メカ好きな関谷氏は車の整備も自分で出来るほど。少年誌の車はしっかり描き込むが少女誌ではかなり手抜き(^_^;)
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「すず子とミラノ」最終回 牧かずま
当時の人気少女モデル(浅野寿々子)と人気挿絵画家(藤田ミラノ)にあやかった様なキャラの名前ですね。

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「おおきなアカちゃん」 藤木輝美

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「ハッピイちゃん」 赤塚不二夫

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「お山の奥の物語」最終回 わたなべまさこ
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次号から新連載「おかあさま」が始まります。

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「いやんポコ」 石森章太郎

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