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Channel: まつざきあけみのブログ
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昭和43年「りぼん」3月号 一条ゆかりデビュー作「雪のセレナーデ」

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表紙・寺尾真知子

口絵・“ひなまつり” モデル・寺尾真知子 ドン・ジャンソン

1968年(昭和43年)出来事

  • ■メキシコオリンピック開幕 グルノーブルオリンピック開催(冬季)
  • ■川端康成氏 ノーベル文学賞受賞
  • ■3億円強奪事件
  • ■日本初の超高層ビルである霞が関ビル完成(高さ147メートル)
  • ■週刊少年ジャンプが創刊
  • ■深夜ラジオ、オールナイト・ニッポン開始
  • ■大気汚染防止法、騒音規制法施行

1968年(昭和43年)流行ファッション・髪型

  • ■男の長髪大流行
  • ■サイケデリック・モード
  • ■ミニスカート・パンタロンスーツ 大流行
  • ■ミディマキシ丈登場
  • ■男性タートルルック    

1968年(昭和43年)新食品・ヒット食品

  • ■出前一丁(日清食品)
  • ■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)
  • ■ボンカレー(大塚食品工業)
  • ■カール(明治製菓)
  • ■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)

1968年(昭和43年)流行語

  • ■ゲバ (ドイツ語の「ゲバルト」の略で権力に対する実力闘争のこと)
  • ■サイケ(サイケデリックの略)
  • ■失神 (女性のエクスタシーを意味する)
  • ■ズッコケル (ザ・ドリフターズのヒット曲「ズッコケちゃん」からの流行語)
  • ■ハレンチ (かっこいい、いかす、ニクい、などの意味で使われた)
歌謡曲
天使の誘惑(黛ジュン)
三百六十五歩のマーチ(水前寺清子)
花の首飾り{ザ・タイガース)
伊勢佐木町ブルース(青江三奈)
エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
愛の奇跡(ヒデとロザンナ)
好きになった人(都はるみ)
グッド・ナイト・ベイビー(キング・トーンズ)
受験生ブルース(高石友也)
                                               (「年代流行」より抜粋)
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次号付録予告
まさ子先生の着せ替えがかわいい♪
カラーシリーズは松本零士の「赤毛のひとつ」 北海道を舞台にした熊と少女の交流。泣けます(-_-;)

もう1冊の読切別冊は「のろいのねむり」古賀新一。
「りぼん」増刊予告
マーガレット漫画賞第1回入選の山本優子さんが「りぼん」に移行後1作目。

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牧美也子さん次号より新連載「銀のかげろう」予告折り込み。

「りぼんコミックス」創刊号予告
本誌より少し年齢を上に設定したA5判サイズの読切月刊誌。

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「わすれな草」 わたなべまさこ

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「伯爵令嬢スイート・ララ」 北島洋子

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読切「ねえちゃん 船すきになってや」 貝塚ひろし
貝塚氏はカラーシリーズにも何作か描かれていますが、貝塚氏描く女の子はごつくて少女雑誌向けではないような気がします(^_^;)

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“りぼんテレビ局”
永井秀和「恋人と呼んでみたい」が映画化。恋人役は鮎川いずみ。
あおい輝彦 歌手から俳優に転向する最初のテレビドラマ「おやじ太鼓」に出演。
歌奴と牧伸二の隠し芸は小梅太夫にしか見えない(^_^;)
“三田明さん スター解剖”
身長167センチ。ウっちゃんは意外と高くなかったのね。

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りぼん第1回漫画賞入選作「雪のセレナーデ」 一条ゆかり
漫画賞発表の時は本名の“藤本典子”でしたが、作品発表にあわせて“一条ゆかり”のペンネームに。
デビュー間もないころはストリッパーの“一条さゆり”と間違えられたとか(^_^;)
既に貸し本に数本描かれているので描きなれた絵です。

雪の精のエリカと病弱な青年ウィルとの恋物語。
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二人の出会いのシーンはなんとなく飛鳥幸子さんの「白いリーヌ」を思わせます。
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同じく入選した弓月ひかるさんの「ジェムと10億ポンド」は次号4月号に掲載。
同時に第2回漫画賞の募集もあり、一条さんの作品に触発されて私は「りぼん」に応募する決心をしたのでしたぁ~っ!

「ミッチとマー坊」 水沢まりこ
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「5年ひばり組」 巴里夫

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愛読者2000人調査“好きな人ベスト15”
①美智子妃殿下 ②ザ・タイガース ③松原智恵子 ④西谷祥子 ⑤水前寺清子 ⑥渡辺まさ子 ⑦ツイッギー
⑧楳図かずお ⑨牧美也子 ⑩エリザベス女王 ⑪長嶋茂雄 ⑫モンキーズ ⑬赤塚不二夫 ⑭水野英子 ⑮G・馬場
 アンケート対象がりぼん読者なので漫画家はみんな集英社寄りですね。

「へんな子ちゃん」 赤塚不二夫
大好きな漫画でした(^_^;)

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まんが家パトロール “キャーッ! へえーっ 卒業アルバム”
右上・水野先生。その横・手塚先生。左 まさ子先生。右下・望月あきら氏。円内中央・武田京子さん。左下・巴里夫さん。
左ページ下・漫画賞授賞式の記念写真。一条ゆかりさん、弓月光さん、森田じゅんさん、石井和江さん。

「白い花のように」 竹本みつる
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「春のほほえみ」 田中美智子
 冒頭に葬送のシーンがありますが、これは田中さんの地元の風習なのでしょうか。
今の葬儀はほとんどセレモニーホールで行われるので、民家のお葬式を見かけることが少なくなりました。
宮型の霊柩車も見なくなりましたね。
 

昭和44年「なかよし」8月増刊号 「ルルとミミ」萩尾望都デビュー作

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表紙・ピンキー(今陽子)
ピントがやや不鮮明です。既存のフィルムを表紙用に引き伸ばしたみたいです。
イラストは田村セツコ 松井由美子 大和和紀 里中満智子
夏休みの増刊号として8月、9月続いて発行。

口絵・“ピンキーと千葉真一さんから夏休みプレゼント”
ミニスターブロマイド 千葉真一 タイガース ピンキー ビリー・バンバン

1969年(昭和44年)出来事

  • ■東名高速道路全通
  • ■日本初のホームセンター1号店
  • ■テレビアニメ『サザエさん』放送開始
  • ■人類初の月面着陸
  • ■日本銀行が五百円札を発行
  • ■日本で初めて現金自動支払機を設置
  • ■グリーン車、普通車制導入

1969年(昭和44年)流行ファッション

  • ■マイクロミニスカートとロングスカート パンタロンスタイルが流行
  • ■ベストスタイル流行
  • ■シースルールック
  • ■ブーツ流行 ミディ・マキシ登場
  • ■カラーシャツブーム

1969年(昭和44年)新商品・ヒット商品

  • ■カラー複写機(三田工業)
  • ■パンティストッキング(厚木ナイロン商事)
  • ■クウォーツ腕時計 アストロン(服部時計店)
  • ■トイレ用防汚剤 ブルーレット(小林製薬)

1969年(昭和44年)新食品・ヒット食品

  • ■UCC缶コーヒー(UCC上島珈琲)
  • ■ハイソフトキャラメル(森永製菓)
  • ■明治アポロチョコ(明治製菓)

1969年(昭和44年)流行語

  • ■あっと驚くタメゴロー (テレビ番組「巨泉・前武ゲバゲバ90分!」の中でハナ肇がいった)
  • ■オー、モーレツ! (テレビCMから流行した)
  • ■それをいっちゃー、おしまいよ (映画「男はつらいよ」の寅さん語録)
  • ■ナンセンス (学生が使った言葉)
  • ■やったぜ、ベイビー (大橋巨泉がテレビ番組の司会中に使った言葉)
流行歌

いいじゃないの幸せならば (相良直美)
夜明けのスキャット (由紀さおり)
どしゃぶりの雨の中で (和田アキ子)
長崎は今日も雨だった (内山田洋とクールファイブ)
黒ネコのタンゴ(皆川おさむ)
夜と朝のあいだに (ピーター)
ドリフのズンドコ節 (ザ・ドリフターズ)
今日でお別れ (菅原洋一)
禁じられた恋 (森山良子)
白いブランコ (ビリー・バンバン)
                                                   (「年代流行」より抜粋)
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「銀のロザリオ」 松井由美子
わがままに育ったあや子。そんな娘を憂いて自身の少女時代を語り始める母親。
母もかつては自分のわがままで母親を傷つけてしまった。
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「気になるあの子」 ちばあきお
 ちば あきお(本名:千葉 亜喜生、1943年1月29日 - 1984年9月13日)ちばてつや氏の実弟。
心労かrうつ病を患い自死されたとのこと。
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「しあわせのドレス」 里中満智子
44年「なかよし」2月号掲載作品の再録。
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「赤いペンダント」 渡辺よし子デビュー作
渡辺さんの作品は当号、次号の2作品しか確認できません。

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「ごめんお志乃ちゃん」 古谷光三敏 鳥居かずよし フジオ・プロ
茶店のお志乃の為にやくざから足を洗おうとする佐太郎だが…。
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ギャグの絵だけど悲しいストーリー。「ダメおやじ」よりかわいそう(-_-;)
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特集 “世界で一番こわいお話” 構成・中岡俊哉 絵・斎藤寿夫

“「なかよし」9月号予告”
巴里夫さんは「なかよし」でも連載。
「虹色のマリ」里中満智子
バレエ漫画ですが牧・松尾作品と比べるとバレエシーンのレベルの差が歴然としており、極めて子供っぽい。ストーリーの構成力は里中さんが勝るのですが、やはり絵が拙い(^_^;)
「青空に飛び出せ」大和和紀
ピンキーが主人公。
矢代まさこさんが40ページ執筆。
矢代さんが講談社系の雑誌に登場するのは珍しいです。

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「マミの白鳥」80ページ 中島利行
第2次世界大戦中、ドイツの青年と日本大使館の大使の娘マミとの報われぬ恋。
 画力のある中島さんですが段々少女向きではない絵になってきている印象です。
少女漫画も圧倒的に女性作家に席巻され、男性作家の需要は次第になくなりつつある頃です。
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「ルルとミミ」 萩尾望都 デビュー作
萩尾さんは“萩尾望東”のP・Nで「別マ漫画スクール」に度々投稿し、常に金賞など上位に入選していました。
「別マ漫画スクール」では最上位の金賞に入選しても必ずしも掲載されるわけではなく、萩尾さんはそのたび、もう少し様子を見てから、と、掲載は先延ばしされていた様です。業を煮やして「なかよし」からデビューされたのでしょうか。もっとも「なかよし」でも萩尾氏の才能は生かされたとは言えず、本領を発揮するのには「少女コミック」に移行するまで待たなければなりません。
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昭和32年「少年」2月号

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別冊付録は6本。「ダルマくん」田中正雄 「フウムーン」手塚治虫 「鉄人28号」横山光輝 「つばなり剣士」大木一美 「がんばれガン太」太田二郎 「少年地雷也」 杉浦茂

口絵・歴史大絵巻“名馬いけづき” 絵・伊藤幾久造

1957年(昭和32年)出来事

  • ■ロカビリーブームでジャズ喫茶がロカビリー喫茶に衣替え
  • ■五千円紙幣(聖徳太子の肖像)、百円硬貨発行発行
  • ■ホッピングが大流行
  • ■日本初の本格的地下街「名古屋地下街」開業
  • ■上野動物園に日本初のモノレールが開通
  • ■国産ロケット1号機「カッパー4C型」の打ち上げ成功
  • ■日本コカ・コーラ設立
  • ■日本最初の原子炉JRR-1が臨界に達する

1957年(昭和32年)流行したファッション・髪型

  • ■カリプソ・スタイル流行
  • ■スペンサー・スーツ
  • ■バルキー・セーター
  • ■イタリアンモード流行
  • ■ジーパンスタイル出現
  • ■チュニック全盛
  • ■アロハシャツ
  • ■ダスターコート

1957年(昭和32年)新商品・ヒット商品

  • ■軽三輪自動車 ミゼット(ダイハツ工業)
  • ■スポーツカー フェアレディ(ダットサン)
  • ■電気やぐらこたつ (東京芝浦電気)
  • ■化粧品 ウテナ男性クリーム (ウテナ)
  • ■安全ピン (丸善製作所)
  • ■ポリバケツ (積水化学工業)
  • ■自動鉛筆削り器 シャープナー (三菱鉛筆)

1957年(昭和32年)新食品・ヒット食品

  • ■清涼飲料水 コカ・コーラ(東京・コカ・コーラボトリング)
  • ■菓子 明治ミルクチョコレートデラックス(明治製菓) アーモンドグリコ (グリコ)
  • ■プラッシー (ハウスウェルネスフーズ)

1957年(昭和32年)流行語

  • ■カックン (軽い失望を表わす言葉)
  • ■神様、仏様、稲尾様 (リリーフで20連勝の日本新記録)
  • ■シスター・ボーイ (女の子のようになよなよした男)
  • ■よろめき (人妻の浮気、不貞の意味から「心理的動揺」というような軽い意味に一般化した)
 流行歌

喜びも悲しみも幾歳月 (若山彰)
バナナ・ボート (浜村美智子)
俺は待ってるぜ (石原裕次郎)
東京だよおっ母さん (島倉千代子)
港町十三番地 (美空ひばり)
船方さんよ (三波春夫)
あン時ゃどしゃ降り (春日八郎)
錆びたナイフ (石原裕次郎)
有楽町で逢いましょう (フランク永井)
13,800円 (フランク永井)
                                                  (「年代流行」より抜粋)

「13800円」…他の歌ははすべてわかるのですが、この曲は全然知りません。で、YOUTUBEで検索してみました。やはり聴いたことがありません。炭鉱従事者の歌で、31年当時の給料が13800円。夕張炭鉱など炭鉱業が活況を呈していた頃ですが、ヒット曲であっても時代にそぐわないと歌い継がれないんでしょうね。
                                                   
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初場所の“優勝はだれ?”
顔が切れちゃいましたが右上が千代の山 横 朝汐 左 鏡里

「宇宙少年隊 怪人スターマン」 小松崎茂

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“シルバーテレビ”の広告。
“今アメリカで「子供用テレビ」として一番人気のある「携帯テレビ」が日本で初めてできました。”とあります。
日本ではまだテレビが高嶺の花だった時代に、アメリカではすでに子供向けのパーソナルテレビがあったとは驚きです。アメリカのガキンチョは生意気(^_^;) 14インチで¥65000で高っ\(◎o◎)/!このテレビを買ってもらった子はいたのでしょうか。メーカーのシルバー商事株式会社は既に存在していないようです。

「どんぐり天狗」 うしおそうじ
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次号付録予告
 テレビが当たる懸賞もあります♪
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「鉄腕アトム」 手塚治虫
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オリンピックグラフ “あげたぞ!日の丸”
1956年11月22日から12月8日まで、オーストラリアのメルボルンで行われた夏季オリンピック。
日本は4つの金メダル。
  • 古川勝(日本、競泳男子200m平泳ぎ)
  • 小野喬(日本、体操男子鉄棒)
  • 池田三男(日本、レスリングフリースタイルウエルター級)
  • 笹原正三(日本、レスリングフリースタイルフェザー級)
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「黒帯三平」 武内つなよし

絵物語「緑矢の剣士」 絵・木村風太郎

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「はやぶさ名探偵」 金田光二

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絵物語「竜巻三四郎」 吉田竜夫

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熱戦!オリンピック“マットの王者”笠原選手
“ああ、感激の日章旗”古川選手
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銀メダル16個 銅メダル5個

探偵小説「怪星北へとぶ」 島田一男 絵・中村猛男

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「左竜之助」 棚下照生

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絵物語「大都会X」 岡友彦

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「かちぐり選手」 茨木啓一

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「柳生の虎」 高森朝雄(梶原一騎) 絵・柳瀬 茂

探偵小説「妖人ゴング」 江戸川乱歩 絵・白井哲

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「少年宮本武蔵」 小山勝清 絵・伊藤幾久造

読者のページ「小天地」  イラスト・カット 石森章太郎
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少年映画館「背番号16」
日活映画 川上哲治選手物語

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「秘密指令第一号」 久米みのる 絵・渡部周三
主人公の探偵は片岡千恵蔵の多羅尾判内風。

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「鉄のチャンピオン」 下山長平

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「とびだせ鉄平」 高野よしてる
鉄平率いるのは“少年探偵団”ではなく“探偵少年団”です(^_^;)

昭和41年「少女フレンド」38号 39号 40号

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表紙・エミリーちゃんと三田明 “ミス少女フレンド”の清原美雪さん

口絵・“あなたの2学期のスタイル”
モデル・エミリーちゃん 内藤洋子 吉永小百合 古谷真由美

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カリフォルニアレーズンの広告漫画「レーズンちゃん」 赤塚不二夫

 “秋の洋服デザイン画発表”

“星でうらなうあなたの運勢”
占星術の解説です。「少女フレンド」はこの号から生まれ月占いから星占いに替わります。他の雑誌もたぶん同じ頃ですね。
 昭和54年に星占いの専門誌「マイバースデイ」が創刊され、一大星占いブームがありました。
同誌で5年間、表紙やイラストを担当していたおかげで星占いに詳しくなりましたが、その実私は占いって信じていないんですよね(^_^;)

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「おもちゃのプリンセス」 細野みち子 原作・寺島アキ子
 産業スパイは五味専務だった。エルちゃんは証拠をつかもうと子ぶたの貯金箱に録音テープを仕掛ける。

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新連載 「あした咲く花」 里中満智子
 美鈴は自分のあやまちからあこがれの夏木先生に大けがを負わせてしまう。
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手術は無事成功したのだが…。

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「真珠のいのち」 細川知栄子 原作・津田幸夫
 舞台の「ファニー」に全力で臨む由美。しかし由美の身体は次第に弱っていく。次に発作を起こしたら命が危ないと知った一也は演出の山上にある頼みごとを。
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「なかよし」10月号広告
別冊付録「あらしが丘」長谷川一
私は長いこと「あらしが丘」の作者は松井由美子さんだと思い込んでいました。長谷川一さんだと言う情報を頂いてからも松井さんの「あらしが丘」もあるはずだと思っていました。でもどうやら私の勘違いだったようです。
しかしどうして私の記憶の中で“松井由美子”さんになってしまったのかさっぱりわかりません(-_-;)

「みそっかす」 ちばてつや

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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士

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「かっぱのパー子」 益子かつみ

「しびれのピーくん」 竹中きよこ

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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

“星占いによる今週のあなた” 星占い初登場

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「黒いねこ面」 楳図かずお
猫少女の手術と共にえみ子の顔にも変化が。
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表紙・エミリーちゃんと高橋真琴のイラスト

口絵・“すてきな世界の花よめさん” 吉永小百合
ノルウェーの花よめ インドの花よめ イギリスの花よめ

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「真珠のいのち」 細川知栄子 原作・津田幸夫
 由美を見守るために舞台「ファニー」の相手マリウス役にしてほしいと演出家に頼みこむ一也。
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いよいよ「ファニー」の公演が始まる。しかし舞台の上でまた苦しみ出す由美。

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「みそっかす」 ちばてつや
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「おもちゃのプリンセス」 細野みち子 原作・寺島アキ子
 突然エルちゃんの前に現れた探偵は、社長の命令でスパイに気づかれずにおもちゃの開発をするようエルちゃんを秘密の場所に連れていく。
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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士

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「あした咲く花」 里中満智子
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美鈴のせいで夏木先生は片足を失ってしまった。“先生の足になりたい”と詫びる美鈴を先生は冷たく突き放す。

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「黒いねこ面」 楳図かずお
猫少女の整形手術が終わった。
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しばらくしてえみ子のクラスにえみ子そっくりの転校生“大森たまみ”がやってくる。
たまみの家に案内されたえみ子。
40号
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表紙・エミリーちゃんとフランス人形
 本来“フランス人形”とはフランス製のビスクドールを指しますが、日本では一般的に洋人形を総称して“フランス人形”と呼んでいました。これらは顔も布製で比較的安価だったのでギフトにはよく選ばれていたようです。

口絵・オルガン・ステレオ・フランス人形の懸賞プレゼント

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「みそっかす」 ちばてつや
 あかねの父が自殺未遂。

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「おもちゃのプリンセス」 細野みち子 原作・寺島アキ子
 株主総会でスパイ騒動の責任をとって社長に退陣を要求する総会屋。
このまま会社は五味専務に乗っ取られてしまうのか?

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“テレビ特だねニュース”
「青春とはなんだ」から新番組「これが青春だ」 ♪そ~とも こ・れ・が 青春だ~♪
「奥さまは魔女」「わんぱくフリッパー」

ハワイからこんにちは!“ジャニーズの旅行アルバム”100日間のアメリカ旅行

「ヒナちゃん」 森田拳次

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「あした咲く花」 里中満智子
 先生は美鈴を恨んでいる そんなうわさを耳にし、美鈴は耐えきれず…。
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「黒いねこ面」 楳図かずお
 飾られていたのは猫少女のぬけがら!
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ぬけがらの手が追いかけてくる~~~~\(◎o◎)/!

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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士

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「かっぱのパー子」 益子かつみ
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クイズ番組「アップダウンクイズ」に出場することになったパー子ちゃん。
 ありましたねぇ視聴者参加型のクイズ番組。夕飯の時間帯とか、日曜日とか家族で楽しく観られる番組でした。
「ガッチリ買いまショウ」7万円・5万円・3万円!運命のわかれ道!
ところでこの金額は当初5万円 3万円 1万円だったそうです。後には10万円 7万円 5万円になったそうで。
「ズバリあてましょう」とか…「シャープさんフラットさん」なんてのもありましたっけ。
滑り台の上でクイズにミスすると一段ずつ上がっていって落ちたら失格なんてのも…。

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「しびれのピーくん」 竹中きよこ

「真珠のいのち」最終回  細川知栄子 原作・津田幸夫
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舞台の上で主人公の死と共に命を閉じる由美。“マリウス”の一也の胸に抱かれて。
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次週から新連載「青い髪の少年」(花村えい子 原作・西谷康二)が始まります。

昭和39年「なかよし」4月号

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表紙・上原ゆかり 梓みちよ(38年に「こんにちは赤ちゃん」が大ヒット)

口絵・“今月の特別プレゼント” バレーシューズ ヤマハオルガン ウクレレ
折り込み・“春のバレー” 出演 天野陽子バレー教室

1964年(昭和39年)出来事

  • ■東京オリンピック(日本の金メダル16個)
  • ■東海道新幹線開通(東京-大阪間 4時間 2,480円)
  • ■王貞治55号ホームラン日本記録
  • ■ケネディ大統領暗殺
  • ■新潟地震発生(死者26人)
  • ■日本武道館開館

1964年(昭和39年)流行ファッション・髪型

  • ■アイビー革命(VAN)
  • ■銀座アイビー(みゆき)族
  • ■アイビールック流行
  • ■ノースリーブ流行
  • ■タートルネックの流行
  • ■ニットウェアー
  • ■オリンピック五輪カラー

1964年(昭和39年)新商品・ヒット商品

  • ■電子式卓上計算機CS-10A(早川電機工業)
  • ■家庭用ビデオテープレコーダ (ソニー)
  • ■テープレコーダー ソニーオマチック(ソニー)
  • ■クリネックスティシュー(十条キンバリー)

1964年(昭和39年)新食品・ヒット食品

  • ■ハイクラウンチョコレート(森永製菓)
  • ■ガーナチョコレート(ロッテ)
  • ■バッカスチョコレート(ロッテ)
  • ■鉄人28号キャラメル(グリコ)
  • ■ジューC(カバヤ)
  • ■ライネスコーヒーキャンディー(篠崎製菓)
  • ■かっぱえびせん(カルビー)
  • ■ネクター(不二家)
  • ■ワンカップ大関(大関酒造)

1964年(昭和39年)流行語

  • ■おれについてこい (1962年の世界選手権大会優勝までの軌跡を綴った本のタイトル)
  • ■カギッ子 (団地にすむ共働きの子供たちをさす)
  • ■カラ出張(役所などで予算を使い切るため出張費の名目で手当などを支給すること)
  • ■シェー (まんがの登場人物イヤミがポーズをつけて言うせりふ)
  • ■みゆき族 (東京・銀座のみゆき通りを徘徊するハイティーンたちをいう)
ヒット歌謡曲ベストテン
明日があるさ 坂本九
君だけを  西郷輝彦
幸せなら手をたたこう  坂本九
愛と死をみつめて  青山和子(日本レコード大賞)
君たちがいて僕がいた  舟木一夫
恋の山手線  小林旭
皆の衆  村田英雄
アンコ椿は恋の花  都はるみ
柔  美空ひばり
お座敷小唄  和田弘とマヒナスターズ                            (「年代流行」より抜粋)

サラリーマンの平均月収
¥63396

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ディズニーの学用品大けんしょう
 キャラクターグッズと言えばほとんどがディズニーで占められていた頃ですね。
シンデレラの腕時計を買ってもらった時はとっても嬉しかった♪

次号付録予告
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丸美屋広告 “エイトマンふりかけ”
おまけのシール欲しさに買いました♪
30年ほど前には復刻版も発売されましたね。やはりシール目当てに買いました♪

グラビア “あこがれの花嫁さん” 吉永小百合

テレビの話題 スターの話題“スターニュース”
右上・養護施設を訪ねる手塚先生とこまどり姉妹。
舟木一夫、弘田三枝子、九重佑三子、坂本九、ザ・ピーナッツ。伊藤アイコ、渡辺順子。

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「ひとりぼっち」 牧美也子
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「しあわせの星」 赤松セツ子
 まさ子先生の漫画でもそうなのですが、主人公の少女に同じ年頃のお手伝いさんがついてるのに違和感を感じていました。よしえちゃんは貧しいから学校にも行けず働いているの?お金持ちのお嬢様のお世話だなんて嫌にならないの?妬ましくならないの?…なんてことが気になって(^_^;)

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少女バレー絵物語「心の王冠」 文・絵 西奈貴美子 
 カラーページを全部牧さんに持って行かれてしまいましたが、西奈さんのカラーも奇麗だと思うんですが(^_^;)

新連載 「海の星 山の星」 望月あきら 原作・八木基克
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生まれた双子を一緒に育てると会社がつぶれるとの占いで、曽根家の主人は双子の一人をよそにやってしまう。
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時が過ぎ、姉のなぎさは裕福で何不自由なく育ったが、妹のミドリは今どこに?
 昔は双子以上の子供を身ごもると“畜生腹”と忌み嫌われ、家が没落するとの迷信から実際に別々に育てられたそうです。子供を生めない女性を“石女(うまずめ)”とか“三年子無きは去れ”など、女をいったい何だと思っているんでしょうね(怒!)

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春のスタイル“どれがおにあい!”
モデル・坂倉春江 榊原ルミ
 せっかくのファッションページもモノクロだと魅力も半減してしまいます。

写真小説「おしっぽちゃん」 出演・小橋玲子

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読切 「しらさぎの城」 東浦美津夫
「フレンド」では「ふりそで剣士」の頃。私的には東浦氏の一番好きな頃の絵です。
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↑先日、知人より東浦氏の直筆色紙を譲り受けました。「夕月の山彦」の復刻本が発行された頃に描かれたようです。東浦氏描く少女の指は何とも言えない色気があるのですが、晩年の絵にはそれが見られなくてちょっと残念(-_-;)
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“ニュース”
左下・38年3月31日に起こった吉展ちゃん誘拐事件の一年後。40年7月5日に遺体で発見される。

世界名作 「アルプスの少女」 絵・高橋真琴
アニメの「アルプスの少女ハイジ」と比べると真琴先生のハイジやお爺さん、ヤギまで品があります(*^_^*)
 アニメを使ったトライのCMは下品で嫌ですね(^_^;)

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「りぼんの騎士」 手塚治虫
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「かのこちゃん」 山根赤鬼

小説 「星を見つめて」 文・日野多香子 絵・岩田浩昌

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読切 「白い霧の物語」 あすなひろし
 あすなひろしさんの描線の美しさには定評がありますが、これは特別奇麗です。
表紙のベタに見える部分はすべて細かい線で描かれています。
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霧が立ち込める中、青年は不思議な少女に出会う。
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国を守るため鬼となったまや姫は、真の愛をささげてくれる人が現れるまで野を彷徨い続けねばならないと言う。
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↑あすなひろし繋がりでひとつお尋ねしたいことがあります。
これはブログ読者Sさん所有のあすなさんの複製原画なのですが、どの作品の部分なのかおわかりの方はいらっしゃらないでしょうか?
40年代初期頃の絵ではないかと思うのですが。



両さんを撮ってきました♪

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昨日、「ジェイソン・ボーン」を観に亀有に行ったついでに、両さんを撮ってきました♪
ぬいぐるみの黒猫のマーちゃんがご案内しま~す♪
駅の北口。バスを降りて一番近くの公園の両さん像。
マーちゃんは肩に乗りたかったけど滑り落ちてしまうのでお膝でパチリ!
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↑両さんの頭の上でパチリ!
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同じ公園内に“ダブルピース両さん像”もあります。
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JR亀有駅北口前で出迎えてくれる両さん。
休日になるとこの前には一緒に記念撮影する人たちがいっぱい。
マーちゃんも撮りたかったけど柵があるので遠慮しました。
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南口前に連載終了に合わせて新しく3人のキャラクターのフィギュアが出来ました。
銅像ではないので設置は一時的なのかもしれません。
目の不自由な高齢の男性が、介添えの女性に支えられながら両さんの手を握っていました。
両さんは誰からも愛されているのね(*^_^*)
 右のモニュメントの丸いプレートに作者の秋本治さんの手形があります。
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お祭り両さん
ここも柵があるのでマーちゃんとのツーショットは出来ませんでした(^_^;)
 後ろの花壇は地元の高校生が世話をしています。
妹がこの高校の出身です(^_^;)
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駅前の小さなくつろぎスペース。
人が多いのでぬいぐるみを持ってうろうろする私は変な人と思われない内に急いで去る(^_^;)
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中川。
かなり小さいのでマーちゃんも抱きつけません(^_^;)
この通りを左に行くと、シネコンも入っている商業施設アリオがあります。
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アリオの中に“こち亀”のゲーセンコーナーがあり、“亀有公園前派出所”のセットもあります。
中に入って写真も撮れます。
マーちゃんを連れて入りたかったのですが、その勇気がありませんでした(^_^;)チャンチャン♪


昭和29年「おもしろブック」10月号(「少年ブック」の前身)「ゴジラ」特集

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表紙・運動会ですね。応援グッズはメガホンと日の丸の扇子(^_^;)
複耳に福々しい顔のこの少年は今頃は会社の会長になっていそうな雰囲気です(^_^;)

口絵・死の放射能“艦隊をおそう” 絵・佐藤照雄
“死の放射能灰から船を守るためにアメリカ海軍が考え出した新しい装置だ”
 日本に原爆が投下されてからまだ9年。“放射能”にまだピリピリしている時代に公開されたのが「ゴジラ」
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「荒れ狂うゴジラ!!」
 ゴジラのみ写真で他はイラスト。実にインパクトのある折り込みですね。
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「義経の八そうとび」 絵・安以行孝 
義経がチビで出っ歯だったと言う説は本当でしょうか(^_^;)

“無電室をおそう怪人ケレンコ” (「大海底魔城」より) 絵・中村猛男

次号付録予告
第一付録は「科学冒険絵物語 ゴジラ」 絵・阿部和助
ゴジラファンなら絶対欲しい付録ですね。
この別冊付録は「シン・ゴジラ」公開の時期に合わせてヤフオクに出品されていました。
30000万円越えになりました(^_^;)
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痛快絵物語「火竜夜叉」 岡友彦
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「ポストくん」最終回 馬場のぼる
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「猿飛佐助」 杉浦茂
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大長編絵物語「少年王者」 山川惣冶

“秋場所はがんばるぞ” 左・吉葉山 右・鏡里

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「選手権をかけて」 “プロレスリング国際大会試合”
力道山、シュナベル、ニューマン。

新諸国物語「紅孔雀」 北村寿夫 絵・佐藤広喜

映画物語 水戸黄門漫遊記「地獄極楽大騒ぎ」
月形龍之介の水戸黄門 助さん・明智三郎 格さん・加賀邦男 他・上田吉二郎 松島トモ子

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「謎の百万両」 市川歌右衛門の旗本退屈男

「平原の落雷」

傑作西部絵物語「荒野の少年」 山川惣冶

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探偵冒険小説「蝋面博士」 横溝正史 絵・柳川剛一

「わんぱく大王」 島田啓三

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痛快絵物語「鞍馬天狗」 大仏次郎・原作  絵・玉井徳太郎

「あっぱれ七の助」 木の実和

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「小天狗小太郎」夢野凡天

「外刈三平」 瀬越憲
「おもしろブック」の中では珍しく手塚風の絵ですね。
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ジャングル冒険絵物語「緑の無人島」 南洋一郎 絵・白井哲

「お猿太閤記」 倉金章介

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大長編映画物語「ゴジラ」 香山滋・原作 阿部和助・絵
A5サイズで綴じ込まれています。
次号の付録のさわりの部分を掲載。
まだ撮影中とのことなので限られた資料で描くのは阿部和助さんも苦労されただろうと思います。
Gojira 1954 Japanese poster.jpg←参考までにこれが当時のポスター

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映画には出て来ない新吉少年が、ゴジラの最初の目撃者・漁師の政次の弟として登場。
少年雑誌向けに脚色されているようです。
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                                  ↑首長竜っぽい。
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ゴジラはティラノザウルスがモデルですが、↑このゴジラは上野の科学博物館に昭和30年代まで展示されていたティラノザウルスの復元模型を参考に描かれたのではないかと思います。
こんな雰囲気だったのですよ。ゴツゴツの岩の塊のような顔からちっちゃな目がのぞいていて、一緒に見た妹が怖がって泣き出してしまいました(^_^;)
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ここまで引っ張られたら絶対次号を買わないわけにはいかないでしょうね(^_^;)

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「トン兵衛」 山ね一二三

「そらまめくん」 わちさんぺい

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「緑の怪紳士」 岩谷 修

名将絵物語「源九郎義経」 絵・伊藤彦造 今 官一・文
 格調高き彦造の絵は彩色画も素晴らしいのですがペン画もすごいです。でも個人的にはやはりカラーで見たいですね。
右下に小さく“皇道一刀流居合宗家 伊藤彦造画 ”とサインがあります。
彦造は戦国時代から江戸初期にかけての剣豪伊藤一刀斉の末裔で、自らも剣の師範でした。

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「大海底魔城」 海野十三 絵・中村猛男

「空手王のいかり」 梶原一騎 絵・池田 弘

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                                 奥付けにもゴジラが。
                                 爬虫類っぽいゴジラもかわいい(*^_^*)
↑「シン・ゴジラ」2回目を観に行った時に貰った名ゼリフステッカー。大ヒット御礼だそうです(^_^;)

昭和45年「別冊少女コミック」創刊5月号

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「少女コミック」は“創刊号”は4誌存在します。
名実ともに創刊号と言えるのは昭和43年の月刊「少女コミック」(ご紹介済みなので見てね♪)
翌44年に月刊誌から隔週刊「少女コミック」として2度目の創刊。(これもご紹介済みです♪)
その後に週刊として3度目の創刊。
そして週刊とは別に別冊「少女コミック」が月刊誌として4度目の創刊となります。
 表紙の外国の少女や動物を中心に周りを掲載漫画のカットを配するレイアウトはほぼ「別マ」の模倣ですね。
別マには絵物語やスター記事、読み物などジャンルが多彩ですが、「別コミ」は漫画のみなので高学年の読者には物足りないかもしれません。
  誌名「少女コミック」の上に“フラワー”とあります。
雑誌の誌名は“商標登録”されていると同じ名前は使えません。
「少コミ」は後に増刊の「フラワーコミック」の刊行を前提に“フラワー”も一緒に登録したのでは?と推測します。

口絵・“お買物大けんしょう”
万国博記念シール
カラーピンナップ フォーリーブス
 おりも君は同級なんですが、そのおりも君が先日急性虫垂炎で大手術を受けたのだそうな。
公ちゃんもター坊もいなくなってしまって、おりも君、江木君の二人はいつまでも元気でいて欲しいな。

高橋真琴先生の 春のカレンダー 

1970年(昭和45年)出来事
  • ■日本万国博覧会(大阪万博)開幕(入場者6,421万 8,770人)
  • ■日本航空機よど号ハイジャック事件発生
  • ■ボーリング・ブーム
  • ■ケンタッキー・フライド・チキンの1号店が名古屋にオープン
  • ■マクドナルド日本第1号店が銀座店にオープン
  • ■「ちり紙交換」開始
  • ■ウーマン・リブ大会
  • ■電電公社(現・NTT)がキャッチホンの発売を開始
  • ■アポロ13号打ち上げ
  • ■植村直己・松浦輝夫がエベレスト登頂に成功
  • ■日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施
1970年(昭和45年)流行ファッション・髪型
  • ■ミディ、マキシ流行
  • ■サファリルック流行
  • ■男性カラーシャツ
  • ■スケスケルック
  • ■ノーブラ旋風
  • ■トンボめがね流行
  • ■ヘアーピース流行
  • ■ロングヘアー流行
  • ■デザイナーブランドもの全盛
トンボめがね、ヒエ~!持ってたなぁ(^_^;)

1970年(昭和45年)新商品・ヒット商品
  • ■自動車 セリカ(トヨタ自動車工業)
  • ■ミニカー トミカ(トミー)
  • ■保温ジャー 象印電子ジャーRH型(象印マホービン)
  • ■男性化粧品 マンダム(丹頂)
1970年(昭和45年)流行語
  • ■ウーマン・リブ (Women's Liberation の略で女性自身の手による女性開放運動を意味する)
  • ■三無主義 (無気力、無関心、無責任のことで、当時の若者を表わす言葉)
  • ■しらける(学園紛争が沈静化すると、若者たちの間に、何をやっても熱中できない「しらけムード」が広がった)
  • ■鼻血ブー (興奮している時に使う 他に「全国的にアーサー」「オンドリャー」などもはやった)
ヒット曲
黒ネコのタンゴ  皆川おさむ
ドリフのズンドコ節  ザ・ドリフターズ
圭子の夢は夜ひらく  藤圭子
女のブルース  藤圭子
逢わずに愛して  内山田洋とクールファイブ
手紙  由紀さおり
愛は傷つきやすく  ヒデとロザンナ
今日でお別れ  菅原洋一
ヴィーナス  ザ・ショッキング・ブルー
京都の恋  渚 ゆう子
                                                    (「年代流行」より抜粋)
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「バラ色のスキャット」150ページ総集編 松尾美保子
 週刊 「少女コミック」連載の総集編。
惚れ惚れするほどのデッサン力ですが、レディース系風の絵なので低学年の読者には受けはどうだったんでしょうか。
 ところでこの表紙は43年創刊時の松尾さんの「ひとりだけのバレエ」と同じなのです。
総集編なのだからせめて表紙は描き下ろしにして欲しいですね。
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「ガンコちゃん」 よこたとくお

創刊記念 けっ作まんが劇場
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「お花ちゃん」 今村ゆたか
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学習雑誌「小学三年生」「小学四年生」広告
 誰でも1度や2度はお世話になった学習雑誌ももう残るは「小学1年生」だけになりました。
谷悠紀子さんは長期にわたってバレエ物を中心に描かれていました。

「ヤッホ!エルダ」 ひだのぶこ
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「トムは魔法使い」 すなこ育子
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「ふたつのエメラルド」 三谷美枝子
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「小学五年生」「小学六年生」の広告。

「青春にスマッシュ!」 灘しげみ
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次号予告

46年頃から萩尾望都さんが「なかよし」から「別コミ」に移り、初期には名作が何作か発表されています。
「秋の旅」には目まいを感じるほど魅了されました。ぜひ紹介したいのですが、「別コミ」は針綴じではなく糊綴じのため、劣化して奥まで開こうとすると糊が割れてバラバラになるのでスキャナーにかけられないのです(-_-;)無念です~っ(-_-;)

昭和36年「なかよし」6月号 酒井和歌子デビュー前

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表紙・白雪姫に扮する大関啓子 7人の小人の人形は内藤ルネ制作。
 この号は見ているはずなのですが、まったく記憶にありません(^_^;)

口絵・“おかあさんとあなたにおそろいのエプロンをさしあげます”
 テレビドラマ「パパおきてちょうだい」のママ役 寺島信子と小橋玲子
 籠の中に細長いニンジンが見えます。若い年代の読者様の為に説明しますと、これはゴボウのように細長いのが特徴の日本古来の和ニンジンなのです。現在の太くてころっとした洋ニンジンは30年代後半頃から店頭で見かけるようになりました。

絵物語「安寿と厨子王」 新川和江・文 岸田はるみ・絵
7月19日公開の東映動画「安寿と厨子王丸」より。
岸田さんの安寿と厨子王もかわいいですね(*^_^*)
 当時気がつかなかったのですが、動画の挿入歌を三田明が歌っています。
とても悲しい歌で涙が出てきます。興味があったら聴いてみてね♪
 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=hVlr0AiycXA

1961年(昭和36年)出来事
  • ■うたごえ喫茶登場
  • ■NHK朝の連続テレビ小説放送開始
  • ■割賦販売法公布
  • ■柏戸・大鵬が同時横綱昇進
  • ■大阪環状線全通
  • ■全国初の自動車専用道路誕生(京葉道路)
1961年(昭和36年)流行ファッション・髪型
  • ■タイトスカート・ムームー・カンカンドレス・ショートパンツ流行
  • ■六本木族登場
  • ■男性ホンコンシャツ流行
  • ■セミスリーブシャツ流行
  • ■プリーツスカート
  • ■セーターとスラックスが若者に人気
  • ■先の四角いフレンチ・タイプの靴
  • ■チロリアン・スタイル
1961年(昭和36年)新商品・ヒット商品
  • ■テープレコーダ カレッジエース(東京芝浦電気)
  • ■ホンコンシャツ(帝人)
  • ■ビタミンC錠剤 ハイシー(武田製薬工業)
  • ■玩具 電動プラ汽車セット(タカラトミー)
1961年(昭和36年)新食品・ヒット食品
  • ■マーブルチョコレート(明治製菓)
  • ■エンゼルパイ(森永製菓)
  • ■クリープ(森永乳業)
  • ■キッコーマン卓上ビン
1961年(昭和36年)流行語
  • ■お呼びでない (テレビのバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」の中で使われた)
  • ■巨人、大鵬、卵焼き(子供たちの好きなものを表わした言葉)
  • ■トサカにくる (頭にくること。映画「東京のお姐ちゃん」から)
  • ■ドドンパ (「東京ドドンパ娘」から、足をガクンと折曲げる踊りが人気になった)
  • ■どーもすいません (林家三平のギャグ)
  • ■地球は青かった (人類初の宇宙飛行士となったガガーリンの名言)
  • ■ラリる (睡眠薬により、意識が朦朧状態になり、ろれつが回らなくなる様子)
  • ■ちーとも知らなかったわァ (テレビ番組「スチャラカ社員」でのアドリブ)
ヒット歌謡曲
君恋し  フランク永井
東京ドドンパ娘  渡辺マリ
硝子のジョニー  アイ・ジョージ
銀座の恋の物語  石原裕次郎・牧村旬子
王将  村田英雄
上を向いて歩こう  坂本九
北帰行  小林旭
コーヒー・ルンバ  西田佐知子
襟藻岬  島倉千代子
ラストダンスは私に  越路吹雪
                                                     (「年代流行」より抜粋)
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次号付録予告
内藤ルネイラストのたなばたバッグ。とても豪華ですね。
市販のルネグッズは高価だったと思うので読者はきっと喜んだはず(*^_^*)
同じルネ氏のブローチもかわいい。

“ボクこんなにげんきです!”現・皇太子ご幼少のみぎり。NHKのあかちゃんコンクールで入選した赤ちゃんたちと。

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「めぐみちゃんはだれに?」
写真小説となる「めぐみちゃん」のモデルを一般公募。第一次合格者発表。読者アンケートで酒井和歌子(小学6年生)が抜擢される。さすがに群を抜いて美少女です。
酒井和歌子はすでに劇団若草に所属していてズブの素人ではなく、一般公募と言ってもなんとなく出来レースじゃないかと思うんですが(^_^;)

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なかよしみんなの“テレビめぐり”
「ポンポン大将」「魔法のじゅうたん」「ピロンの秘密」「わんぱくデニス」「おてんば天使」「天馬天平」「三太物語」等々。
「めぐみちゃん」 せとうちはるみ 絵・藤井千秋

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「エンゼルの丘」 手塚治虫
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「チコとイサム」 山田えいじ

「サクラ姫」 林栄子

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「石の花」 水野英子
 この表紙だけ手元に残っていました(^_^;)

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「ミーちゃんとふたり」 よこたとくお

「しあわせの星」 赤松セツ子

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「かのこちゃん」 山根赤鬼 鈴木みちを・原作

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「星の子ロリー」 村野守美

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「テレビのお部屋」
ジェリー藤尾・渡辺トモ子 「ラッキー・セブン・ショウ」司会の伊藤素道と中学生になった田代みどり。
松島トモ子と井上ひろし 小柳徹と坂部尚子
小柳徹は一人っ子だったそうです。後に若くして事故死するのですが、ご両親の落胆はいかばかりだったでしょうか。

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松竹映画「かあちゃん しぐの(死ぬの)いやだ」 絵・丹野ゆうじ
 平林良孝くんとういう小学生の書いた作文がベストセラーになり、木下恵介の脚本で映画化されました。
 二人の兄弟の父親は病に伏し、母が一家の生計を支えている。働き過ぎて母が身体を壊してしまわないか、かあちゃん、死んじゃいやだ、と言う意味のタイトルで、お母さんが死んでしまうお話ではありません。
 これは昭和35年にもテレビドラマ化されていて、観た記憶があります。クリスマスに弟が母に湯たんぽをプレゼントするが、何も用意していなかった兄はきまり悪くなって急いで湯たんぽの袋を買って来るくだり…を鮮明に覚えているんですよね。

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「OK!ユミちゃん」 古城武司
少女の絵がとっても可愛い(*^_^*)

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「あらマアちゃん」 あかつかふじお

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「やんちゃ日記」 黛ゆきお
 タイトル・キャラクター設定・絵柄も「チャコちゃんの日記」とよく似ています。
黛氏の本来の絵とは違うので、編集側の意向に沿って描いているのでしょうか。

「となりのマコちゃん」 前川かずお

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「わたしは草笛」 詩・新川和江 絵・岸田はるみ

「ピイコちゃん」 伊東あきお
伊東氏の絵もかわいい(*^_^*)特に動物が♪

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「小リスちゃん」 中島利行

養命酒の広告漫画
 絵は丹野ゆうじ氏のようです。

昭和41年「少女フレンド」41号 42号 43号

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表紙・エミリーちゃんと西郷輝彦、「少女スタイル日本一」に選ばれた吉田じゅん子さん。

口絵・アメリカ生まれの着せ替え人形 タミーちゃん

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森永チョコレートの広告。“カッコいいVANのカラードシャツをあげます”
 当時一世を風靡したVANジャケット。学生かばんにVANのステッカーを貼っていた男子がいたな…。

新連載絵物語「青い山脈」 絵・青池保子 原作・石坂洋二郎
“変しい変しい新子さん”でお馴染みの青春ドラマ。

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新連載「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
 病気で5年も寝たきりの少女早苗。早苗の部屋の窓からは公園の青銅の少年の像が見える。
その像は“しあわせの像”と言って願いをかなえてくれると言う。
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ある日早苗が窓から見たもの。事故で目が見えなくなった少女晴美とその妹。
気の毒に思った早苗は“しあわせの像”に二人の幸せを祈る。

O・ワイルドの「幸福の王子」に想を得た、西谷康二さんには珍しいファンタジーです。
これは大好きな漫画でした。

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「みそっかす」 ちばてつや

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「あした咲く花」 里中満智子
 自殺を図った美鈴は、井上先生にたしなめられる。
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「黒い猫面」 楳図かずお
 柴田家に入り込んだ猫の復讐が始まる。
仏壇の中の猫大明神の猫がとっても可愛い(=^・^=)4匹います(=^・^=)

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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士
 フレンドは偶然母犬と出会う。
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「かっぱのパー子」 益子かつみ
テレビのクイズで一位になったパーコちゃんたちはハワイ旅行に行く。
 まだまだ“ハワイ”は夢の時代です。

「しびれのピーくん」 竹中きよこ
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「おもちゃのプリンセス」 細野みち子 原作・寺島アキ子                  ↑電話ボックスあり(^_^;)
 エルちゃんの活躍で五味専務の悪事が暴かれる。
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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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表紙・牧美也子

口絵・“あなたに一万円あげます!”
聖徳太子の一万円です(^_^;)

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古谷製菓の広告。“ブック型のテープレコーダーが当たる!”
モデルは「少年ケニヤ」でケート役を演じた関みどり。

加山雄三さんのテレビだより“もうひとりのぼく…弾厚作”

絵物語「青い山脈」 絵・青池保子

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「みそっかす」 ちばてつや
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「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
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次号から細川先生の新連載が始まります。

“美樹克彦さんのすべて”

映画物語「あこがれ」 出演・内藤洋子 田村亮 10月1日封切り
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「あした咲く花」 里中満智子
 夏木先生は美鈴を許してくれた。喜ぶ美鈴の心は次第に恋に変わっていく。しかし先生を思うあまり勉強に手がつかなくなり成績が落ちてしまう。
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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士

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最終回「おもちゃのプリンセス」 細野みち子 原作・寺島アキ子
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エルちゃんは海外出張を命じられ、さらなるおもちゃの研究に励むことになる。
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読切「アイ・アム・デコ」 こだま歌夫
夏休みにハワイ旅行に行く友達に触発されたデコちゃんは、のど自慢コンテストに出場して賞金を稼ごうとする。
のど自慢は失敗したけれど、おデココンテストでみごと優勝してハワイ旅行をGET。
司会は林家三平。審査員には西郷輝彦や牧伸二、若水ヤエ子。

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「黒い猫面」 楳図かずお

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えみ子を猫少女と思いこんだ柴田医師はえみ子に槍を向ける。

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フレンド恐怖絵物語「外科病棟3号室」 原案・中岡俊哉 絵・盤五十六

「しびれのピーくん」 竹中きよこ
 左上はネズミにかじられたらしい(^_^;)

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表紙・エミリーちゃんと山田太郎

絵物語「青い山脈」 絵・青池保子
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新連載「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 亡き父の遺志を継いで新種のバラ作りに励む加奈。
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母が突然殺人の罪で逮捕されてしまう。

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「あした咲く花」 里中満智子
 心配する周囲の声に耳を貸さず、夏木先生への想いを募らせる美鈴。
そこへ先生に療養のために伊豆に行く話が持ち上がる。

人気スター24時間“西郷輝彦さんのすべて”

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ちびっこのど自慢に優勝するひけつ“こうすればチャンピオン”
日清のキャラクターは今とあまり変わっていませんね。

「ヒナちゃん」 森田拳次

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テレビ・スターとスタジオに起こった不思議
 大映のスタジオに現れる真っ黒な大猫。
大映と言えば入江たか子の化け猫映画。
 TBSテレビは昔麻布歩兵三連隊の射撃場のあった場所。そのせいか今でも夜中に誰もいないスタジオで不気味な銃声が聞こえるとか。
 東京宝塚劇場では、昔回転舞台に踊り子が挟まれ死んだことがあり、真夜中にギギギーッと気味悪い音がするとか。
 赤木圭一郎が撮影所の中でゴーカート事故で亡くなり、その後圭一郎の幽霊を見たと言う話はあまりにも有名。
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「みそっかす」 ちばてつや
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「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
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目が治った少女の代わりに、少年の像の目が欠けてしまう。まるで少女の身代わりのように。
そしてまた不幸を背負った一人の女性が公園にやってきた。

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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士
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「かっぱのパー子」 益子かつみ

「しびれのピーくん」 竹中きよこ

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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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「黒い猫面」 楳図かずお
柴田医師が突いた槍の先に、お美代の亡骸が。こえ~~~~!
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                  ↑こえ~~~~っ!(^_^;)トイレ行けない(^_^;)

昭和36年「少女ブック」9月号 谷口ひとみ投稿イラスト

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表紙・福島弘子
“ピアノや電気オルガンがあたる500万円の大懸賞”
集英社創業35周年記念で「少女ブック」「りぼん」の合同企画。
それにしても500万円分とは太っ腹ですね(^_^;)

口絵・“テニススタイル”この服装をそっくりさしあげます。
浅野寿々子・二木てるみ
サンバイザー(日よけ帽と書いてある)¥100
スポーツシャツ¥350
ショートパンツ¥800
カーディガン¥850
テニス靴¥640 ソックス¥160       ( すべて二木てるみの方)
 皇太子と美智子さんの“テニスが結ぶ恋”でテニスが大ブーム。
 
 応募者全員プレゼント まさ子先生の絵が入ったカップ。

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次号付録予告
第一付録は「お手玉」
お手玉は軽すぎると使いづらいので、この付録もきっと使いづらいと思います(^_^;)
 私は父親が作った小豆入りの大きなお手玉で遊びました。
妹との喧嘩の時はお手玉を投げ合いました(^_^;)
第二付録の「六角バッグ」(絵・内藤ルネ)もかわいい♪

テレビドラマ 「ママちょっときて!」“ジョンもうちの子”
千秋実 音羽信子 山岸映子 坂倉春江 中野しげる

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「白馬の少女」 わたなべまさこ
本誌10ページフルカラーです。豪華!
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↑まさ子先生が描くとドレスがシルクにしか見えない(^_^;)
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なかよし動物グラフ“あまえん坊の子象さん”
浅野寿々子・小橋玲子

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「エリの赤い靴」 西奈貴美子
表紙にはお金持ちが食べるフルーツポンチ。美味しそう(*^_^*)
最終ページには庶民的なお釜。はじめちょろちょろ中パッパッ。
中学の家庭科の時間、学校にはこのガス台しかなくて、私は“シューッ”と言う音が怖くて火をつける事が出来ませんでした(^_^;)我が家では石油コンロだったので(^_^;)

写真物語 世界一周旅行の巻 「メエとクウ」 出演・小橋玲子 松島トモ子

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新連載「マリアの瞳」 鈴原研一郎

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あなたとおかあさまを“ドリームランドへご招待!”
奈良ドリームランドのアトラクションを紹介する松島トモ子。
後ほど、まさ子先生によるレポートもあります。

ジェスチャーのコツときまり “こうすればジェスチャーはじょうずになります”
NHKテレビの「ジェスチャー」はもう400回を越えたそうです。長寿番組だったんですね。
司会は柳家金語楼とターキーこと水の江瀧子。
水の江瀧子が宝塚の男役出身だとは後で知りました。
若いころは凄い美人だったんですね。
 1984年に甥の三浦和義による、いわゆるロス疑惑に巻き込まれ芸能界を引退する。
三浦和義が
水の江瀧子の隠し子ではないか?と言う噂も流れましたが、確かによく似ているんですよね。

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「ドリームランド こんにちは」
昭和36年7月に奈良に開園した大型レジャー施設ドリームランド。まさこ先生とデージーが園内をご案内。
ちなみに横浜ドーリームランドは昭和39年に開園。
 アメリカのディズニーランドを手本にしたのだそうで、確かにお城やメインゲートはディズニーランドそっくりですね。
私は奈良、横浜、どちらのドリームランドも行ったことがありませんが、こんなレジャーランドだったらきっととても楽しいでしょうね。入園料も高額そう(^_^;)
思い出のある方はいらっしゃいますか?
 1983年に東京ディズニーランドが開園してから急激に客が減り、2006年に閉園となりました。
跡地の買い手もつかず、今では廃墟と化しているそうです(-_-;)

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ドリームランドの栄枯盛衰。↑こえ~~~っ

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読切」あにといもうと」 芳谷圭児

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「読者のページ」
後に講談社の漫画賞で入選し「エリノア」で鮮烈なデビューをした谷口ひとみさん。
少女時代は各誌にイラストや似顔絵を投稿して度々掲載されていました。
これもその一つ。中学一年ごろでしょうか。
 この時代はまだ新人漫画家の育成を目的とした漫画賞や漫画スクールはありませんでした。
「少女クラブ」では石森章太郎監修の4コマ漫画の添削などがありましが。
漫画家を夢見る少女たちは「読者のページ」でカットやイラストで腕試しをしていたのでしょう。

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「泣かないで!」牧かずま  
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こちらのページにも読者の投稿イラストがあります。
金井滋子(金井しげ子) 藤原栄子。
共に貸し本を経て後に「マーガレット」でデビュー。

浅野寿々子物語“生まれるまえからおてんばでした”
寿々子ちゃんは7人きょうだいの末っ子。
蝶よ花よと大切に育てられたのでしょうね。

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少女小説「ママこっちむいて」 絵・糸賀君子 文・窪田篤人

「おセンチおてんば日記」
松浦重光

昭和36年「少女ブック」10月号 里中満智子投稿イラスト

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翌10月号には里中満智子さんの投稿イラストが2点載っています。中学2年くらいの頃でしょうか?

昭和45年「週刊少年マガジン」43号

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表紙・藤圭子
 少年誌の表紙に女性歌手が登場したのはこれが最初ではないでしょうか。
このころの「マガジン」の表紙は企画・構成・デザインが斬新的で印象的でしたが、この号はひと際印象に残っています。 藤圭子が美しいですよね。演歌は藤圭子によって“怨歌”になりました。

口絵・明治チョコロンの広告。

巻頭企画「幻想の飛騨 高山 からくり人形」 企画・構成 大伴昌司

大伴 昌司(おおとも しょうじ、1936年2月3日 - 1973年1月27日)は、日本の編集者、SF研究家、映画評論家翻訳家
1964年の『ぼくら』10月号から少年誌の仕事を始め、『ボーイズライフ』『少年マガジン』『少年サンデー』『少年キング』『少年画報』のグラビアページの構成と編集を行う。
特に1966年から1972年までの『少年マガジン』の図解グラビアの企画構成者として一世を風靡。高度経済成長期における未来ブームの波に乗り、科学技術をはじめとして、森羅万象の物事を的確に視覚化する特異な才能で高く評価された。表紙に横尾忠則を起用するなど、斬新な発想力で同誌の売上を飛躍的に伸ばした。
                                                     (ウィキペディアより抜粋)

大伴昌司による人気の巻頭企画で、17ページフルカラーで読みごたえ見ごたえがありました。
「マガジン」が年少読者からやや高学年向けにシフトし、購読者が増えたことで中身も週刊誌とは思えないほど充実してきました。個人的には漫画よりも大伴昌司の企画物目当てに読んでいました。               イメージ 2
飛騨高山 高山祭の人形からくりを写真や図解で説明。
 エッシャーやマルグリットを日本で最初に紹介したのも大伴昌司なのだそうです。
どちらも印象的だったのではっきり覚えています。

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「別冊少年マガジン」の広告
週刊・別冊とも読んでいましたが、個人的に漫画は別冊の方が面白かったと思います。
池上遼一の「スパイダーマン」が好きでした。

短編オリジナルシリーズ5
「完全なる答案用紙」 上村一夫

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「あしたのジョー」 ちばてつや 原作・高森朝雄(梶原一騎)
 一時期のピークは過ぎているので面白くはありません(^_^;)

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「アシュラ」 ジョージ秋山
 戦乱の世、飢餓から人の肉を喰らったアシュラ。
人肉を食べると言うタブーを描いたことで当時、発売禁止の事態まで起こした問題作。
秋山氏の絵のせいであまり衝撃的な表現ではなかったのですが、PTAとしては放っておけなかったのでしょう。

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「巨人の星」 川崎のぼる 原作・梶原一騎
 「巨人の星」も甲子園時代から大リーグ・ボール1号・2号ぐらいの頃が一番面白かったな。

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ヤスジのメッタメタ ガキ道講座「ブキミなひっこし」 谷岡ヤスジ
 “鼻血ブー!”が大ヒット。
王道の少年誌では谷岡氏の起用はありえなかったでしょうね(^_^;)

「星一徹のモーレツ人生相談」
星一徹による読者からの人生指南。 文・梶原一騎

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プロ野球情報 「ゴール寸前 パのMVPレース」

現地特別取材 裸のアメリカ旅行「スラム街潜入」

超科学レポート「目撃された!宇宙人」

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「ワル」影丸譲也 原作・真樹日佐夫
 とんがってた氷室洋二も今や初老の64歳。少しは丸くなったのかな?(^_^;)

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決定版シリーズ「カー・デザイン」 企画・構成 大伴昌司

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「キッカイくん」 永井豪

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「光る風」 山上たつひこ
当時の山上作品にはものすごく上手いアシさんがいて、この表紙もそのアシさんによるもの。
 代表作はこの「光る風」ですが、個人的には山上作品は連載物より読切の方が面白いと思う。
「鬼面帝国」「やってきた悪夢たち」「おお 愛しのマスク」等々。

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ホモホモセブンシリーズ「夜霧に愛をこめて」 みなもと太郎

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「リュウの道」 石森章太郎
 ほとんどがアシさんによる絵で、石森先生はメインキャラしか描いていないんじゃないでしょうか?(^_^;)

昭和43年別冊「りぼん」 一条ゆかり 弓月光デビュー2作・3作目

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別冊りぼん 秋の号
表紙・絵・北島洋子 ドン・ジャンソン 
別冊付録「忘れじの面影」木山茂(画像はくだん書房さんのサイトより勝手に拝借しました(^_^;))
これは未読です。ストーリーは同名の映画とは関係ないようです。

口絵・GSスリープレゼント
ジュリー・ショーケン・チャッピーからあなたにすてきな贈り物!!

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「おてんばゲーム」 巴 里夫 64ページ
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「先生はお年ごろ」 一条ゆかり
「りぼん」3月号でデビューした一条ゆかりさんの、たぶん2作目だと思います。
一条漫画の代名詞になったロマコメの登場です。
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GS3大スターへ50の質問

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「へんな子ちゃん」 よこたとくお 原案・赤塚不二夫

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「ひとりぼっちの涙」 田中美智子

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「100万ポンドカー」 弓月光
「りぼん」4月号でデビューした弓月光さんは「別冊りぼん」春の号で2作目「ミラージュ」を発表。
本作は同じキャラクターが登場するデビュー3作目。車には気合いが入っていますね(^_^;)
ちなみに同「別冊りぼん春の号」では漫画賞佳作に入選したもりたじゅんさんがデビュー作「マイ・エンゼル」を発表。
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「月とベニスと白いバラ」 水野英子
 昭和37年「少女ブック」8月号発表作品の再録。

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「お里別れ唄」 竹本みつる
お里はまずしい山ぐらしの子。豊かな村の子たちはお里を相手にはしてくれない。
村の子たちと仲良くなりたいお里のために一芝居うつ幼馴染の五郎。
「泣いた赤おに」がモチーフになったお話しです。

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「虹色の朝」 石井和江
石井さんも漫画賞佳作に入選して、別冊りぼん春の号」でデビュー。
春の号の弓月、もりた作品ははっきり覚えているのですが、石井さんの作品は印象が薄かったのか記憶にありません。本作はデビュー2作目。活動期間は短くて3本くらいしか描かれなかったのでしょうか…。

昭和41年「少女フレンド」44号 45号 46号

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44号
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表紙・エミリーちゃんと舟木一夫 松原智恵子

口絵・“宮殿の中はこうなっています” モデル・恵とも子
お城の中を高橋真琴先生の絵でご案内。外観から王女様のお部屋まであったようですが、途中のページは切り取られてあります(-_-;)

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最終回 「青い山脈」 絵・青池保子 原作・石坂洋次郎

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「あした咲く花」 里中満智子
 美鈴が恋い慕う夏木先生が養生の為伊豆に行ってしまう。
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そんな折、文化祭の劇の主役に選ばれた美鈴。今の美鈴にそんな役が務まるだろうか。

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「青い髪の少年」 花村えいこ 原作・西谷康二
 不幸な親子を気にかける早苗。その早苗の前に青い髪の少年が現れる。

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人気スターの24時間 “山田太郎さんのすべて”

ニュース物語 “典子の手はどうしてないの”
 1981年公開のドキュメンタリー映画「典子は、今」のモデルとなった白井典子さんの幼少期の記事。

白井 のり子(しらい のりこ、1962年1月27日 - 旧姓名:辻典子)は、熊本県熊本市出身の、熊本市役所に勤務していたサリドマイド胎芽病児である。
1950年代後半にサリドマイド剤を服用した妊婦から、重症の四肢の欠損症(無肢症、海豹肢症、奇肢症、母指三指節症)や耳の障害(難聴、無耳症、小耳症)などを生じた子供が生まれ社会問題となった。白井も母親がサリドマイド剤を服用したことから、その副作用により両腕がない状態で生まれた。また、右目の視力もほとんどない。1980年に熊本市役所に入庁し、日本のサリドマイド被害者として初めて公務員となり話題となる。
1981年に松山善三によって製作された本人出演の『典子は、今』というドキュメンタリー的な劇映画は、その身体障害者の社会参加を力強く訴えた作品として注目された。
しかし、映画化されて以後、寄せられた投書で誹謗中傷などが相次いだり、職場へ野次馬が多数押し寄せて職務に支障をきたしたりしたことなどから、講演依頼や取材等一切断ってきた。だが、子育てが一段落し、また自分自身を客観的に見る余裕ができるようになったことから、2005年に講演会出演を初めて引き受けた。2006年3月末をもって熊本市役所を退職。半生記をまとめ上げ、同年5月24日に書籍香・出版した(「典子44歳 今、伝えたい」、光文社、ISBN 4-334-97501-1)。2007年11月22日には「典子は、今」がDVDとして発売が開始された。その後、講演活動に専念していたが、2014年より休止。                  (ウィキペディアより)

 両腕のない状態で生まれた典子さんは当初指がありました。しかし父親は“赤ん坊の時、事故で手をなくした事にした方がこの子の幸せ”と、母親に無断で医師に指を切り落として貰ったのだそうです。

イメージ 7「みそっかす」 ちばてつや

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
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母親が殺人の罪で逮捕され、家も追われてしまった加奈と姉。

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「はしれフレンド」 牧美也子・松本零士
フレンドはついにあゆみと再会する。
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「かっぱのパー子」 益子かつみ
 パー子ちゃん、「青春とはこれだ」のロケにエキストラで出演する。

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「しびれのピーくん」 竹中きよこ

「黒いねこ面」 楳図かずお
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出たよ~~~!骸骨がいっぱい~~~!                           ↑何この目つき(^_^;)
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↑黒猫の手招き(^_^;)                                     ↑ほんまキャ~!だわ!

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学校のふしぎ大特集 “学校にこんなふしぎが!” 読者からの投稿より。 絵・石原豪人
 古い学校だと必ずと言っていいほど七不思議がありますね。
私の中学校もご多分にもれず怪談話がいっぱいあって、また先生がまことしやかに話してくれるんですよね~(^_^;)戦時中は避難所にもなっていたので、トイレで首つり自殺した防空頭巾をかぶった少女の幽霊が出るとか~(^_^;)で、そのトイレは昭和40年代になってもまだ現役だったのです(^_^;)新校舎のトイレはしっかり水洗式なので女子はほとんど新校舎まで出張に行くのですが、面倒くさいと旧校舎のトイレを使うわけです。
 ある時、防空頭巾の幽霊が出るかな~でも真昼間だから大丈夫だろうな~なんて思いながら旧校舎のトイレに入りました。ふと、ドアを見ると…ボロボロの板のドアはあちこち裂け目があって…外側にいる子とバッチリ目があってしまいました(^_^;)ある意味すごく怖かった(^_^;)

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか
45号
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表紙・エミリーちゃんと三田明

口絵・びっくりびっくり 毛色をそめかえたペット
“今東京ではペットを好きな色に染めかえるという、趣味がはやっています。一度染めかえるのにかかるお金は五千円” なんて悪趣味なんでしょう。

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「青い髪の少年」 花村えいこ 原作・西谷康二
早苗は妙子とその母の幸せを少年の像に祈る。

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「みそっかす」 ちばてつや

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テレビスタジオ訪問 “吉永小百合ショー”

人気スター24時間 “三田明さんのすべて”

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 母の無実を信じる姉妹。しかしなぜか母は自白してしまう。
頼みの弁護士にも断られてしまう。

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あなたの為のチャームスクール
右・パンタロンスーツのキャロンちゃん
第35代大統領ジョン・F・ケネディの長女・現駐日大使のキャロライン・ケネディ氏。

次号予告「死人が呼んでる!」川崎のぼる 「真珠の墓」 小島剛夕
 小島剛夕氏は初登場。

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「あした咲く花」 里中満智子
 先生を思ってすっかり勉強に手がつかない美鈴は先生を訪ねて行く。
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「しびれのピーくん」 竹中きよこ

「かっぱのパー子」 益子かつみ

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「はしれフレンド」最終回  牧美也子・松本零士

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次号より松本零士氏の新連載「金色のルナ」

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

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「黒いねこ面」最終回 楳図かずお
↑うちの黒猫マーちゃんもこうやってガジガジ噛みます(^_^;)

柴田医師と共に黒猫は死ぬ。
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えみ子は実の親のもとに帰る。

46号
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表紙・エミリーちゃんとミス・フレンドのみなさん。

口絵・“秋のおしゃれはこうして…”
秋のスタイル絵ハガキ 絵・藤井千秋 藤井千秋氏はフレンド初登場。

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むかしといま “こんなにかわったぼくの顔”
三田明 舟木一夫 西郷輝彦 山田太郎

日活映画「白鳥」より 「白鳥」 吉永小百合 渡哲也
婚約者がいながら、貧しい青年・淳を愛してしまった麗子。父に出生の秘密を聞かされ、思い悩みながら湖に身を投げてしまう。

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「あした咲く花」 里中満智子
心を鬼にして美鈴を追い返す夏木先生。
反省した美鈴は無事劇の主役を務めようと決心する。

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
親戚や交際相手にも冷たくされ、姉は絶望の果てに…。

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「かっぱのパー子」 益子かつみ

テレビスタジオ訪問“トッポ・ジージョの秘密”
山崎唯の吹き替えが印象的でした。

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「みそっかす」 ちばてつや

「青い髪の少年」 花村えいこ 原作・西谷康二
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早苗の願いが叶い、親子は幸せに。その代わりブロンズの少年像は腕を失ってしまう。

スターの24時間“内藤洋子さんのすべて”

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読切「真珠の墓」 小島剛夕
  しらさぎの森の伝説。
その昔、愛する小姓に裏切られ堀に身を投げた姫がいたと言う。
ある日、漁師の次郎は沼で美しい姫に出会う。
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新連載「金色のルナ」 松本零士
 アマゾンの開拓地にやってきた日本人移民の少女由紀と母親を失ったヒョウの子ルナの物語。
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新連載「死人が呼んでる」 川崎のぼる
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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

「しびれのピーくん」最終回 竹中きよこ

昭和40年「別冊少年キング」創刊号 「サイボーグ戦士」石森章太郎

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昭和38年に創刊された「週刊少年キング」
その2年後の40年に「別冊少年キング」が創刊されました。
キングと言うと軍事関連の記事が豊富と言う印象なのですが、本号では全く触れていません。それに替わってSF関係が多くなっています。東京オリンピックも過ぎ、40年代を迎えて方向性に変化が見られます。
 表紙 「動物捕獲ロボット」 絵・中西立太
“頭の上のテレビカメラが動物の映像を、胴体にあるスクリーンに映す。それを、中にいる人間が捕まえる真似をするとロボットはその通りに動いて、動物を捕らえるのだ”
 このジェット噴射ではロボットを空中に浮揚させるには心もとないと思いますが、なかなかよく描けていますね。

裏表紙・森永パレードチョコレートの広告。
キャップが虫めがねになっていて中に豆本が入っています。
豆本は大当たりの場合らしいのですが、はずれの時は何があったのか覚えていません(^_^;)
豆本は1冊だけ持っていました。横文字で何が書いてあるのか不明でしたが、たぶんラテン語の聖書だったのかな。

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アメリカで研究中の“月世界探検車” 絵・梶田達二

「サイボーグ戦士 プロローグ」 石森章太郎
週刊では「サイボーグ009」が連載中。
別冊では番外編として「サイボーグ戦士」が毎号掲載。
 「サイボーグ009」は島村ジョウが久里浜少年鑑別所から脱走し、ブラックゴーストによって9番目のサイボーグ戦士にされますが、本編では009以前のメンバー達がサイボーグ化されるまでの過程が明かされています。
 「サイボーグ009」のカラー表紙はみんな切り取ってとっておいたのですが、この表紙は“009がいないからいらないな”と思って捨ててしまったのでした(^_^;)あ~!なんてことしたんでしょ!(^_^;)
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↑002になるジェット                       ↑001になるイワン
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↑004になるチャンチャンコ                  ↑005になるジェロニモ
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↑003になるアルヌール                   ↑004になるハインリヒ
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                                    ↑008になるピュンマ
あ、007を忘れてしまいました(^_^;)
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この続きは週刊少年キングを読んでね♪…となります。
 コミックスではたぶんこのプロローグ編から始まっていると思うのですが…今コミックスが手に届かないところにあるので確認できません(^_^;)

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「栄光へのパンチ」 古城武司

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「フータくん これが無銭旅行だ!」 藤子不二雄
「フータくん」も別冊では番外編が読切連載。

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「忍法 とびかげ」 小山春夫

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特集「科学の話題」

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スポーツ特集 「ハッスルするぞ65年」

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SF小説 「盗まれた地球」 斎藤守弘・文 南村喬之・絵
 世界中で起きている怪事件。このままでは地球が消滅する。地球を救う唯一の方法は中性子爆弾で東京を破壊すること…って、なんか悲しい…(-_-;)

“コメディアンのお正月”
ハナ肇 植木等 谷啓 犬塚弘 石橋エータロー 安田伸 藤田まこと 白木みのる 香山武彦 一龍斎貞凰
三遊亭小金馬 江戸家猫八
 ほとんどの方が鬼籍の人となりました(-_-;)

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「週刊少年キング2号」広告
「秘密探偵JA」が新連載。

「まんまるダン平」 わち・さんぺい

「戦艦ウルトラV」 保谷良二(保谷良三) 別名義なのかミスなのか不明。
この作品で保谷氏が少年漫画も描くことを知りました。
保谷氏は長きにわたって少女誌、少年誌、エロ雑誌までそこそこ器用に描かれていましたが、いまいち魅力に欠けるんですよね。丁寧だし、けして下手ではないのですけどね。
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「クレージーのスポーツ一家」 大友あきら
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「魔人テンペス」 泉ゆき雄
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「タンバくん」 板井れんたろう

昭和31年「少女クラブ」3月号 水野英子・石森章太郎初期作品

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表紙・近藤圭子

口絵・“びっくり五人ばやし”
右から 中川弘子 近藤圭子 小畑やすし 藤 木の美 松島トモ子

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「3月です」 岩田佐智子 渡辺典子

「花におう丘」 絵・相沢光朗
 はなやかなファッション・モデルになった良子、しかしその舞台の影には…。
 いつの時代でもモデルは女の子の憧れの職業なんですね。

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「つるの泉」 手塚治虫
トビラ下のコマの屏風の文字に注目。
『藝利九波』 ゲーリー・クーパー
『乱加須太』 バート・ランカスター?
『除音上陰』 ジョン・ウェイン
『七骨九』 ヒッチ・コックかな?
『駄二景』 ダニー・ケイ?

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“だまされたきつね” 川田美智子

「おてんき姫君」 大友朗

「青い鳥ニュース」
松竹映画「おかあさんの黒板」の一場面。設楽幸嗣 小畑やすし 古賀さと子

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力道山 津島恵子 松島トモ子 三笠博子

「キノコちゃん」 東浦美津夫
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護国寺前を通るキノコちゃん。護国寺は講談社のそばにあります。歌手の尾崎豊の葬儀が行われたのも護国寺。

「こんにちは中川弘子です」
タップ・ダンスの中川三郎の娘。女優としてデビューしたが、現在はタップ・ダンス教室を経営しているようです。

「リラの花かげに」 小糸のぶ 絵・勝山ひろし

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写真物語「母のひとみ」 主演・松島トモ子

「名探偵メイ子ちゃん」 小野寺秋風

探偵小説「すみれの怪人」 西条八十 絵・谷俊彦

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水野先生の5コマ漫画2点と1コマ漫画。
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「ひばりちゃん」 桂たろ
美空ひばりの似顔絵は難しそう(^_^;)

「くらやみ姫」 木山シゲル

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                                                 ↑石森先生の1コマ漫画。
ちょっとわかりづらいと思いますが、木の陰で女の子がウグイスの鳴き真似をしています。

「みどりの舞扇」 山内竜臣 

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「仲よしクラブ」表紙・カット 水野英子
ちなみに水野先生は昭和30年9月号から「仲よしクラブ」の表紙を担当しています。

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                       ↑次号付録予告
40年代の少女雑誌の付録と比べると購買意欲をそそらない付録ですね(^_^;)

水野先生の1コマ漫画。 

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「おせんち小町」 うしおそうじ

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「とんだドーナツ作り」 むれあきこ

「めだかちゃん」 山根赤鬼
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                                    ↑もくじ 中央のカットが水野先生
ヤマハ楽器の広告。
アコーディオン ¥6500より。 シロホン ¥340 オルガン(39健)¥9500 (61健)¥55000
 よくわからないけどきっと高価なんでしょうね(^_^;)

昭和41年「少女フレンド」47号 48号 49号

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47号
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表紙・高橋真琴

口絵・“冬のぼうしを216人にプレゼント” モデル・九重佑三子
ブロマイド・舟木一夫
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人気まんが家うでくらべ“わたしがデザインしました”
細川知栄子・里中満智子・花村えい子(2色ページに ちばてつや・青池保子)
吉永小百合やエミリーちゃんの顔はカラー写真にした方が良かったのではないでしょうか(^_^;)

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
母が殺人の罪で逮捕され、周りの冷たい仕打ちに耐えられず可奈の姉は死を選んでしまう。

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「みそっかす」 ちばてつや

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「かっぱのパー子」 益子かつみ

“レコード大賞は誰に?”
昭和41年度の受賞は下記の通り。

大賞  「霧氷」 橋幸夫
歌唱賞 「絶唱」 舟木一夫
新人賞 荒木一郎「空に星があるように」 加藤登紀子「赤い風船」
作曲賞 「星のフラメンコ」(歌・西郷輝彦) 「バラが咲いた」(歌・マイク真木) 作曲 浜口庫之助
編曲賞 
「君といつまでも」(歌:加山雄三)/「逢いたくて逢いたくて」(歌:園まり)  編曲:森岡賢一郎
作詩賞
 「逢いたくて逢いたくて」(歌:園まり)/「君といつまでも」(歌:加山雄三) 作詞:岩谷時子
特別賞 加山雄三
童謡賞 「オバケのQ太郎」(歌:石川進) 
                                                   (ウィキペディアより)
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人気スターの24時間 “橋幸夫さんのすべて”

「ヒナちゃん」 森田拳次
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読切 「クレリアのすばらしい大冒険」 飛鳥幸子
飛鳥さんのデビュー2作目。
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新連載 「わたしとわたし」 杉本啓子
若木書房の貸し本で活躍している杉本さんの雑誌デビュー作。
 節子の家にいとこの由美がやってきた。二人は性格や成績が違っても顔がそっくり。由美が節子と同じクラスに転入してからクラスは大騒ぎ。
 校舎や教室の描き方で作者の学生時代がわかりますね。杉本さんは昭和21年生まれだったと思います。
校舎は木造、机と椅子も木製で描かれています。
時代は木造から鉄筋校舎に変わりつつある頃。私の学校も木造の旧校舎と鉄筋の新校舎があり、3年生は新校舎、1・2年生は旧校舎。机やいすは軽量のパイプ製。
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「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
貧しさに困窮している兄妹の為に、早苗は自分の貯金通帳を二人に届けるよう少年像に頼むが…。

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次号連載予告「怪談」楳図かずお

「死人が呼んでる」 後編 川崎のぼる
 父が殺した山犬のたたりで美代子がさらわれた。それを助けてくれた白い着物の少女の正体は、父が山犬から助けた白ウサギだった。
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「あした咲く花」 里中満智子
文化祭の出し物「夕鶴」の劇を無事演じ終えた美鈴。夏木先生を探しに行くと、先生と井上先生が…。
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夏木先生が井上先生にプロポーズ。ショックを受けながらも二人を祝福する気持ちになる美鈴。
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ところが井上先生は快諾しなかったらしい。なぜ?

「金色のルナ」 松本零士

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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか
48号
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表紙・エミリーちゃんと吉永小百合

「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
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兄妹が早苗のお金を手にしたことからさらなる不幸を呼んでしまう。
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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
 姉は事件の夜に出会った人が真犯人を見ているかもしれないという。可奈は必死に探すが手掛かりは見つからない。
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「あした咲く花」 里中満智子
井上先生が夏木先生のプロポーズを受けられないのにはわけがあった。井上先生は結婚歴があり、死別した夫との間の子供を親戚に預けていたのだ。
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美鈴に諭されすべてを夏木先生に打ち明ける井上先生。夏木先生の答えは?

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「わたしとわたし」 杉本啓子
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新連載 「怪談“悪夢”」 楳図かずお
吹雪の中道に迷い、山小屋に閉じ込められた5人。凍え死なないように次々と語られる怪談。
第一話目。毎晩夢の中で変な女に血を吸われるひろ子。
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夢に見た場所を探すと、そこには蜘蛛と干からびた蝶が。
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「みそっかす」 ちばてつや

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テレビ「宇宙家族ロビンソン」の人気者“ペニーちゃんのひみつ”
ペニー役のアンジェラ・カートライト。

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

「かっぱのパー子」 益子かつみ
パー子ちゃんの七五三。千歳あめの中身はきゅうり。
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表紙・奥付けにはエミリーちゃんと書いてあります。急に変更になったのでしょうか。二人の名前は不明。

写真物語 “兄妹の星” 出演・エミリーちゃんと西郷輝彦
西郷輝彦の“星シリーズ”のひとつ。“星シリーズ”はいくつあったのか調べてみたら結構ありました。
 「星空のあいつ」(昭和39年)
 「幸せの一ツ星」(昭和39年)これはB面だそうです。
 「星と俺とできめたんだ」(昭和40年)
 「星娘」(昭和40年)
 「星のフラメンコ」(昭和41年)
 「あの星と歩こう」(昭和41年)
 「兄妹の星」(昭和41年)
 「願い星叶い星」(昭和42年)
 「星のフィアンセ」(昭和42年)
  「星と俺とできめたんだ」の映画を父親と浅草で観たなぁ。シミジミ…。

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「みそっかす」 ちばてつや
茜ちゃんがいよいよ白樺学園に通学。ひでばろ君の登場も近し。

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 原作・生田直親
夢枕に立った姉から、旅客機のパイロットを探すよう促された可奈。千歳にいたパイロットすべてに手紙を書く。

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これはびっくり“どちらが本物?”
日本テレビ「勝ち抜きそっくりショー」のチャンピオンたち。
勝新太郎、王選手など似てますね。

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“講談社児童漫画賞のおしらせ”
「サイボーグ009」の石森章太郎先生が受賞。

「わたしとわたし」 杉本啓子
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「怪談“鬼ばば”」 楳図かずお
村に伝わる鬼伝説。武彦のおばあさんが人食い鬼ばばになり兄妹に襲いかかる。妹とはぐれてしまった武彦。妹は鬼ばばに喰われてしまったのだろうか。
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「青い髪の少年」 花村えい子 原作・西谷康二
 新しく児童公園が作られる計画が立ち、傷んだ少年像もスクラップにされてしまうのか。

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「あした咲く花」最終回 里中満智子                          ↑表紙、点々で描かれています。
 すべてを承知で改めて井上先生にプロポーズする夏木先生。井上先生も喜んで受ける。
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今改めてこの作品を読みますと、かなりデリケートな問題を扱っていますね。
主人公ではないにしろ、結婚歴のある子持ちの女性と片足切断と言う障害を負ってしまった男性の恋愛など、それまでの少女漫画ではあり得ませんでした。
たぶんこの頃だと思うのですが、里中さんは女性誌(「女性セブン」かな?…通っていた歯科医院で見つけた(^_^;))でも連載を描いていました。成人の恋愛ものだったので中坊の私は大変ビックリしたものでした(^_^;)
里中さん自身はまだ19歳。若くても“大人”だったんですね(^_^;)

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わたしの映画を見てね! “いそがしいいそがしいエミリーちゃん”
ハイスクール5年生のエミリーちゃんは12月下旬に封切りの映画「黄金バット」に出演。
 この映画は後にテレビで放送された時に観ましたが、エミリーちゃんはハラハラするほど演技が下手でした(^_^;)

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか
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「金色のルナ」最終回 松本零士

昭和34年「少女ブック」新年増刊号 楳図かずお 赤塚不二夫

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A5判 
58年前の今頃発売です。

口絵・“かわいいアミー人形が30人にあたります”

「雪のくびかざり」 16ページ わたなべまさこ
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綴じ込み付録・内藤ルネの絵はがき3種
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スキーの後、道に迷ったえり子は大きな屋敷に辿り着く。そこにはひとりぼっちで暮らす少女が。
翌日えり子はあばら家で倒れているところを助けられる。
えり子が昨夜会った少女は10年も前に亡くなっていた。
夢ではない証拠にえり子の手には確かに少女にもらった首飾りが。
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「ふぶきをついて」 真田昭男
血のつながらぬ母や弟にけなげにつくすセツ子。
フラフープで遊ぶ弟。大ブームのフラフープはこんな雪深い山の中にも浸透していたのね。
首にフラフープをひっかけられるセツ子。フラフープ大きすぎ(^_^;)
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本誌2月号付録予告。
第③付録マスコット・ブローチ あまりかわいくないニャンコ(^_^;)

「ごめんなさいおねえさん」 木村光久
デパートに買い物に行ったみさ子は万引きを見てしまう。万引き犯はなんと兄の婚約者。このまま結婚しては兄は不幸になる。だが万引き犯は婚約者によく似た別人だった。
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小説「きらめく母星」 絵・糸賀君子 文・窪田篤人

まんが 「スキーとスケートとカンカンと」 益子かつみ
「かけっこ」 あかつかふじお

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「フープのフラちゃん」 赤塚不二夫
一大ブームのフラフープ、赤塚氏もを扱っています。
ハシラに“フラ・フープをまだ買ってない方は少女ブック「8つのとびら」でぜひあててね”とあるようにクイズの懸賞プレゼントにもなっています。
 パパが買ってくれたフラフープ。ヨシ子と弟のイツオがとりあう。夜中もフラフープをはなさないイツオは“フープのフラちゃん”と呼ばれることに。
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フラフープをつかって見事スリ逮捕に協力したフラちゃん。

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「ザボン売りの少女」 小林けんじ

「あたらしいスタア」1959年のホープさんたち
野口ふみえ(東宝) 美川純子(大映) 九条映子(松竹) 千之赫子(歌舞伎座プロ)
一人もわかりません(^_^;)

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「ロンよなかないで」63ページ 楳図かずお
 楳図さんには大変珍しい犬と少女の感動物語です。ホラーじゃないんです(^_^;)
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山の少女みち子は拾った子犬に“ロン”と名をつけて飼うことにした。しかし父や祖父はロンはもしかしたらオオカミでは?と疑う。オオカミなら殺さなければならない。
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村で次々と家畜が襲われる。ロンが疑われ、みち子はロンを山に逃がす。
 警察に追われていた男たちにさらわれるみち子。家畜はその男たちの仕業だったのだ。
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ロンはみち子を助けるとそのまま山の奥深く消えていく。
ロンはやはりオオカミだったのかもしれない…。
 
まずは犬が死んでしまうと言う悲劇でなかったのが幸いですね(^_^;)

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特集「こわいまんが」 絵・ 山口やすたみ

「ゆうれいは雨の夜にくる」 山口やすたみ
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「生き返ったおばさま」 岸本修
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この時代の金持ちの主人は決まってガウンをはおっているのですね(^_^;)

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昭和41年「少女フレンド」50号 51号 52号

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50号
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表紙・エミリーちゃんと三田明

口絵・“人気テレビ番組をカラーで見たら…”
「宇宙家族ロビンソン」「奥さまは魔女」「あなた出番です!」「加山雄三アワー」「ヤングジャンボリー」「チャコちゃん」
39年の東京オリンピックを契機にカラーテレビが一気に普及し、番組もほとんどカラー放送になりました。それでもまだどこの家庭にもカラーテレビがあったわけではなく、我が家も白黒だったのでこれらの番組はすべて白黒で観ていました(^_^;)
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カルフォルニアレーズンの広告「レーズンちゃん」赤塚不二夫

絵物語「不思議な教室」 文・加納一郎 絵・遠藤昭吾

新連載「金髪のコレット」 青池保子
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「青い髪の少年」 花村えい子 西谷康二・原作
 自分の命が残り少ないことを悟ってしまう早苗。
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読切「もらってきた赤ちゃん」 こだま歌夫
お馴染みデコちゃん。ひょんなことから捨て子の赤ちゃんを預かることになる。
 銭湯帰りのデコちゃん。
小さいころ父親と銭湯に行った時のこと、父親の私の洗い方がものすごくアバウトでした(^_^;)なんと洗濯石鹸(たらいで洗う時に使うとっても硬いせっけん)で、それもタオルで泡だててと言うのではなく、石鹸でそのまま髪から全身グリングリンと洗うのです(^_^;)痛いのなんのって(^_^;)
 そう言えば銭湯で売っているシャンプーって粉末だったんですよね。フェザーシャンプーって言ったかな。女性の場合、洗髪は湯量を使うので入浴料金とは別に“髪洗い”代も払うんですよね(^_^;)
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                                                                ↑道路脇には普通に側溝がありました。妹は小さいころ道の隅っこを歩く癖があって、この側溝に4回も落ちました(^_^;)
うち2回は同じ日の行き帰り。後の1回は大きなU字溝にはまりました(^_^;)
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「バラのゆくえは」 細川知栄子 生田親直・原作
殺人事件の真犯人を見ているかもしれないパイロットの池端青年。やっと会うことが出来た可奈。しかし池端は犯人らしき人物の顔は見ていないと言う。
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フレンドふしぎ絵物語「石人間」前編 盤五十六(さいとうたかを) 文・相良俊輔

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「かっぱのパー子」 益子かつみ

ウィーン少年合唱団ニュース“日本に来るメンバー発表”

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全日空機遭難速報 “恵子ちゃんはつめたい海に!”
11月13日に起きた全日空松山沖墜落事故で11歳の少女住岡恵子さんも犠牲となりました。
亡くなったのは乗員・乗客合わせて50名。

全日空松山沖墜落事故
ぜんにっくうまつやまおきついらくじこ)は、1966年(昭和41年)に発生した全日本空輸が運航する国産旅客機YS-11による墜落死亡事故(航空事故)である。なお1966年には国内において旅客機の墜落事故が多発しており、この年5回目の事故であった。また全日本空輸にとってもこの年2回目の墜落事故となった。さらにこの事故について、当時の事故調査委員会は原因を特定することができなかった。


1966年の5連続事故の最後の事故である(他の4つは全日空羽田沖墜落事故・カナダ太平洋航空機墜落事故・日本航空羽田空港墜落事故・BOAC機墜落事故である)。                ウィキペディアより

加山雄三さんの映画物語“レッツ・ゴー!若大将”

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「みそっかす」ちばてつや

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次号新連載予告「エルちゃん美容室」 細野みち子
エルちゃんの職業シリーズ第2弾は美容師さん。

「わたしとわたし」最終回  杉本啓子
杉本さんは左利き。左利きさんは右向きの方が描きやすいのです。
 谷口ひとみさんが作中に右向き場面が多いことから“谷口さんは左利きか?”と話題になりましたが、向きの得手不得手なく描けるよう、意識的に右向きを描いていたらしいとのこと。
ところで私はペンと箸を持つ以外は左利きです。針仕事は両利きです。左利きさんは右利きに矯正されることがあるので両利きが多いのですよね。だからサスペンスドラマの殺人事件でナイフを使ったのが左利きだから犯人は左利き、と断定するのは間違いです。

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「怪談」“とりつかれた男” 楳図かずお
一人ずつ自身の怪談話が続く。今度は行商のおばさんが語り始める。
 隣に住む若い男のもとに夜な夜な訪れる妖しい美女。日に日にやつれる男はその女に取り付かれていた。
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お札の効果もむなしく男は死んでしまう。
 「牡丹灯籠」がモチーフのようです。
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表紙・エミリーちゃん・松原智恵子・西郷輝彦・山田太郎・東京ぼん太・古屋真由美
絵・ちばてつや・細川知栄子・青池保子

口絵・タミーちゃん広告。
 いつも髪をアップにしているエミリーちゃんが珍しく髪を下げています。私的にはこの髪型のほうが好きですね。

クリスマスなのでクリスマスカードが3枚付いています。

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明治チョコレートボールの広告。
石坂浩二が若い!25歳!

「金髪のコレット」 青池保子

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次号予告
「わたしのドクター」 北条なみえ
「きちがい病院」 浜慎二

「バラのゆくえは」 細川知栄子 生田親直・原作
公判で母に死刑の求刑が。

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日活映画「傷だらけの天使」 西郷輝彦・松原智恵子
映画の原作・歌詞とも西郷輝彦の作品だそうです。

世界不思議旅「身代わりに死んだねこ」 文・中岡俊哉 絵・石原豪人

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新連載「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也
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「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

「みそっかす」ちばてつや
茜ちゃん、いよいよ白樺学園に転入。
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「怪談」 “人食い雪” 楳図かずお
 最後に二人の親子の番になる。男は今まで誰にも話してはいけないと言われた体験を話し始める。
 男は雪山で娘のあけみといるところを雪女に襲われた。
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読切「ウルトラしいちゃん」 こだま歌夫

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「青い髪の少年」最終回 花村えい子 西谷康二・原作
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命尽きる早苗、同時に公園の少年像も壊される。少年に導かれ天に昇る早苗。
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表紙・エミリーちゃんと加山雄三

口絵・お正月のはれ着あんない

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東映映画「黄金バット」から
エミリーちゃんのでる映画物語「黄金バット」
黄金バットに抱きかかえられるエミリーちゃん。ちょっと重たそう(^_^;)

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「エルちゃん美容室」 細野みち子 原作・福本和也

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「みそっかす」ちばてつや
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秀麿君初登場です。

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「バラのゆくえは」 細川知栄子 生田親直・原作
池端青年に脅迫状が届く。“事件から手を引け”と。それによって自分がぶつかった男が真犯人だと確信し、可奈に真犯人捜しの協力を申し出る。

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新連載「わたしのドクター」 北条なみえ
北条なみえさんは貸し本出身。「フレンド」が商業誌デビュー。貸し本での作品は読んでいないのですが、外国が舞台のラブロマンスは西谷祥子風の雰囲気があります。
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新連載「きちがい病院」 浜慎二
浜慎二さんの怪奇物はすでに別・マ、マーガレットでお馴染み。
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「金髪のコレット」 青池保子
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次号予告
「MYフレンド」石森章太郎
「いじわる一家」赤塚不二夫
「ふくろう学級」里中満智子
貧しさから夜間中学に通うことになった久美。タイトルは「一番星みつけた」に変更されます。

「かっぱのパー子」最終回 益子かつみ
パー子ちゃんはかっぱの国に帰ることになりました。

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「怪談」最終回 “人食い雪” 楳図かずお
 雪女の秘密を知った事から娘のあけみがさらわれる。娘を返して欲しいと必死に頼む父親に、明日、山小屋に来れば返してやると。ただしこのことは誰にも話してはならぬと。男のもとに無事あけみは戻った。
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しかし、そのあけみこそ雪女と入れ替わっていたのだ。
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山小屋に避難していた4人は凍死した状態で捜索隊に見つかった。しかしあけみの死体だけが消えていた。

「バッチリいっちゃん」 今村ゆたか

「少女フレンド」41年度分をすべてのご紹介が終わりました。ご愛読ありがとうございました(*^_^*)
来年から42年度分をご紹介します。どうぞ引き続きお楽しみに(*^_^*)

良いお年をお迎えください♪

昭和36年「小学一年生」1月号

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私と同じ学年(昭和28年4月~29年3月生まれ)の人が対象読者です。
私は学研の「科学」と「学習」を読んでいて、この頃の学年誌はほとんど読んでいません。

裏表紙広告・明治ナッツキャラメル
“ナッツ”なんてこの頃はまだ見たことも食べたこともありません(^_^;)
住友銀行
現在の三井住友銀行
コーリン鉛筆削器
値段は¥850 全体がほとんど金属で、ずっしり重たい超合金ロボットのようでした(^_^;)高額だったので誰でも持っていたわけではなく、教室では先生の机に置いてあって生徒はそれを利用していました。文房具屋さんの鉛筆売り場にもあったので、登校途中で鉛筆を買った時はそこで削りました。そこで左手で鉛筆を削っている子がいて、私も真似して左手で削っていたらそのまま左利きになってしまったのでした(^_^;)
 富士銀行
現在のみずほ銀行

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折り込み口絵・「ゆめのちょうとっきゅう」 絵・小松崎茂
 昭和39年に開業される新幹線の予想図です。資料の提供があったと思うのですが、カラーはまだ決まっていなかったのでしょうか。こんなデザインの新幹線もありですね。
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口絵裏・「すてきだな ろぼっとの ゆうえんち」 絵・牧玲二
 この時代の遊園地の代表的なアトラクションが描かれています。

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「はねつき」
 お正月の風物詩である羽根つきの光景も今ではすっかり見かけなくなりましたね。そもそも羽根つきってラリーが続かないのであまり面白くありませんでした(^_^;)羽根つきと言うよりほとんど羽根拾い(^_^;)
「なかよくあそぼう」
 凧上げも見なくなりましたね。
 荒川の土手での凧上げは楽しかったな♪平地より風があるので上げやすかったのです。不二家の無料提供の凧にはペコちゃんの絵がプリントされていました。

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「ろけっとけんちゃん」 藤子不二雄
作中に“土人”と言う表現があります。私たちの世代は「冒険ダン吉」や「ポパイ」などで“土人”は未開拓の土地の住民と言う認識で、無意識下の“差別”があったのかもしれません。しかし沖縄で県民に「クソ、どこつかんどるんじゃボケ、土人が」と発言した機動隊員は20代。彼は人生の中でいつそんな表現を覚えたのでしょうか。

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「らいおんたろう」 くめみのる・文 せお たろう・絵

一年生のかがく「へりこぷたー」 絵・小松崎茂

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「あした てんきに なあれ」

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次号付録予告
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「ゆかいな だんちゃん」 島田啓三

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「まめきゃっち」 わちさんぺい
 餅つきの様子がリアルに描かれています。わちさん自身の実体験でもあるのでしょうか。
核家族化した時代では家庭で餅つきをすることはほとんどなくなりました。私も経験がありません。
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「お正月 みんなのページ」 絵・松島啓介
 みかんのしぼり汁で作るあぶり出し。学校の授業でもやりましたね。

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「おやまの きんちゃん」 寺田ヒロヲ
福笑いもやらなくなりましたね(^_^;)

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「にこにこくいず」
フジペットカメラが当たります。読者より保護者が喜ぶプレゼントですね(^_^;)

「てんぐのかくれみの」
彦一とんち話ですね♪彦一とかきっちょむさんとか大好きでした♪

保護者のページにさりげなく地球ゴマや野球版の広告があります(*^_^*)

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