表紙・寺尾真知子
口絵・“ひなまつり” モデル・寺尾真知子 ドン・ジャンソン
1968年(昭和43年)出来事
- ■メキシコオリンピック開幕 グルノーブルオリンピック開催(冬季)
- ■川端康成氏 ノーベル文学賞受賞
- ■3億円強奪事件
- ■日本初の超高層ビルである霞が関ビル完成(高さ147メートル)
- ■週刊少年ジャンプが創刊
- ■深夜ラジオ、オールナイト・ニッポン開始
- ■大気汚染防止法、騒音規制法施行
1968年(昭和43年)流行ファッション・髪型
- ■男の長髪大流行
- ■サイケデリック・モード
- ■ミニスカート・パンタロンスーツ 大流行
- ■ミディマキシ丈登場
- ■男性タートルルック
1968年(昭和43年)新食品・ヒット食品
- ■出前一丁(日清食品)
- ■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)
- ■ボンカレー(大塚食品工業)
- ■カール(明治製菓)
- ■サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)
1968年(昭和43年)流行語
- ■ゲバ (ドイツ語の「ゲバルト」の略で権力に対する実力闘争のこと)
- ■サイケ(サイケデリックの略)
- ■失神 (女性のエクスタシーを意味する)
- ■ズッコケル (ザ・ドリフターズのヒット曲「ズッコケちゃん」からの流行語)
- ■ハレンチ (かっこいい、いかす、ニクい、などの意味で使われた)
歌謡曲
天使の誘惑(黛ジュン)
三百六十五歩のマーチ(水前寺清子)
花の首飾り{ザ・タイガース)
伊勢佐木町ブルース(青江三奈)
エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
愛の奇跡(ヒデとロザンナ)
好きになった人(都はるみ)
グッド・ナイト・ベイビー(キング・トーンズ)
受験生ブルース(高石友也)
(「年代流行」より抜粋)
次号付録予告
まさ子先生の着せ替えがかわいい♪
カラーシリーズは松本零士の「赤毛のひとつ」 北海道を舞台にした熊と少女の交流。泣けます(-_-;)
もう1冊の読切別冊は「のろいのねむり」古賀新一。
「りぼん」増刊予告
マーガレット漫画賞第1回入選の山本優子さんが「りぼん」に移行後1作目。
牧美也子さん次号より新連載「銀のかげろう」予告折り込み。
「りぼんコミックス」創刊号予告
本誌より少し年齢を上に設定したA5判サイズの読切月刊誌。
「わすれな草」 わたなべまさこ
「伯爵令嬢スイート・ララ」 北島洋子
読切「ねえちゃん 船すきになってや」 貝塚ひろし
貝塚氏はカラーシリーズにも何作か描かれていますが、貝塚氏描く女の子はごつくて少女雑誌向けではないような気がします(^_^;)
“りぼんテレビ局”
永井秀和「恋人と呼んでみたい」が映画化。恋人役は鮎川いずみ。
あおい輝彦 歌手から俳優に転向する最初のテレビドラマ「おやじ太鼓」に出演。
歌奴と牧伸二の隠し芸は小梅太夫にしか見えない(^_^;)
“三田明さん スター解剖”
身長167センチ。ウっちゃんは意外と高くなかったのね。
りぼん第1回漫画賞入選作「雪のセレナーデ」 一条ゆかり
漫画賞発表の時は本名の“藤本典子”でしたが、作品発表にあわせて“一条ゆかり”のペンネームに。
デビュー間もないころはストリッパーの“一条さゆり”と間違えられたとか(^_^;)
既に貸し本に数本描かれているので描きなれた絵です。
雪の精のエリカと病弱な青年ウィルとの恋物語。
二人の出会いのシーンはなんとなく飛鳥幸子さんの「白いリーヌ」を思わせます。
同じく入選した弓月ひかるさんの「ジェムと10億ポンド」は次号4月号に掲載。
同時に第2回漫画賞の募集もあり、一条さんの作品に触発されて私は「りぼん」に応募する決心をしたのでしたぁ~っ!
「ミッチとマー坊」 水沢まりこ
「5年ひばり組」 巴里夫
愛読者2000人調査“好きな人ベスト15”
①美智子妃殿下 ②ザ・タイガース ③松原智恵子 ④西谷祥子 ⑤水前寺清子 ⑥渡辺まさ子 ⑦ツイッギー
⑧楳図かずお ⑨牧美也子 ⑩エリザベス女王 ⑪長嶋茂雄 ⑫モンキーズ ⑬赤塚不二夫 ⑭水野英子 ⑮G・馬場
アンケート対象がりぼん読者なので漫画家はみんな集英社寄りですね。
「へんな子ちゃん」 赤塚不二夫
大好きな漫画でした(^_^;)
まんが家パトロール “キャーッ! へえーっ 卒業アルバム”
右上・水野先生。その横・手塚先生。左 まさ子先生。右下・望月あきら氏。円内中央・武田京子さん。左下・巴里夫さん。
左ページ下・漫画賞授賞式の記念写真。一条ゆかりさん、弓月光さん、森田じゅんさん、石井和江さん。
「白い花のように」 竹本みつる
「春のほほえみ」 田中美智子
冒頭に葬送のシーンがありますが、これは田中さんの地元の風習なのでしょうか。
今の葬儀はほとんどセレモニーホールで行われるので、民家のお葬式を見かけることが少なくなりました。
宮型の霊柩車も見なくなりましたね。